
本展では、パリ・オペラ座の天井画を始め、フランス各地の教会を飾るステンドグラスやその下絵など、250点が紹介されています。
パリ・オペラ座(オペラ・ガルニエ)天井画の下絵、バレエの衣装とデザイン画、ステンドグラスとその下絵、タピスリー、絵画、陶芸など、さまざまな作品が展示され、非常に見応えがありました。
会場の中程には、映像を鑑賞できる部屋もあり、大きな画面でステンドグラスやモザイク画を楽しむことができました。
個人的には、明るい色彩で描かれた《オペラ座天井画のための最終下絵》、幻想的な雰囲気の《「魔笛」の思い出》、青の色が美しい《メッス大聖堂内陣北側薔薇窓:シンボルに囲まれたキリスト)》が良いなぁ…と。
特に、ステンドグラスは本当に綺麗で、ずっと見ていたい気持ちになりました。
会期は、10月27日まで。宮城県美術館では、『ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り』(2014年1月18日~3月23日)も予定されており、そちらも楽しみです。