「夏、あります。」2012/3/19列車のドアが開き 懐かしい空気が流れ込むホームへ降り立てば 涼やかに風鈴が笑う線路に沿って歩いていく タチアオイが先まで続く沸き上がる雲はどこまで どこまでも行けるああ もうすぐだトランクを持つ手に 力がこもる今も変わらずに 僕を待っていてくれたのかその角を曲がれば そこに夏、あります。《あとがき》去年の夏から、書きかけのまま放置していた詩。発掘してきましたw