「四季のうた」2011/12/31春が来たら、鳥になろう野に咲く花ばなと戯れよう青空を飛び 喜びの歌を交わそう夏が来たら、魚になろう銀の衣をまとって泳ごう清流に乗り 深緑の輪を通り抜けよう秋が来たら、獣になろう色づく山谷を駆け回ろう木の実をかじって 大きな夕日を眺めよう冬が来たら、木になろう静けさに埋もれて夢を見よう風の冷たい夜も ひとの世界の目印になろういのちは、めぐる。