「曼珠沙華」2011/10/16鏡に向かって かんざしを髪に当ててでもね これは、あなたのためじゃない夕焼けのあぜ道 ぽつりぽつりと曼珠沙華いつの間にか こんなにも頼もしくなったのね私の手を引く あなたは子ども心に願った いつまでも続けば、と赤い着物は あの時の花の色に似ている思い出は ずっと褪せないまま大切な場所で 静かに眠るの