テレビでも時々見ていたのですが、家にあったアニメ絵本での印象の方が強いです。
《アニメ絵本の中で、特に気に入っているお話》
☆「きつね女房」
人外のものと人間とが結ばれるお話、とても心引かれます。悲しい結末が多いような気がするのは、なぜなんでしょうね。幸せになってほしいのになあ…。
☆「髪長姫」
三年経ってもくりくり坊主の娘に、どうにかして髪の毛を生やしてあげたい…。
両親の想いに、ほろり。
☆「鉢かつぎ姫」
観音様のお告げに従い、病気の母親は姫の頭に鉢をかぶせ…。
姫の苦労の数々が、泣ける。
☆「聴き耳頭巾」
足の悪い子ギツネに代わり、木の実を取ってあげたお爺さん。子ギツネの母親から、一枚の頭巾をもらい…。
なんと言っても、聴き耳頭巾に憧れます。
☆「ちょうふく山の山んば」
出産した山んばが、ふもとの村に餅を要求。二人の男と大ばんばが、それを届けることになり…。
山んばというと怖いイメージがありますが、このお話はほのぼの。
テレビで見たお話では、「きじも鳴かずば」がとても印象的でした。
胸に突き刺さるような、悲しいお話です。