2013年5月7日放送の再放送だったらしい。
地方発 ドキュメンタリー「桜の里からの手紙」見てました。

泣いた。


島根県の西部、益田市美都町の金谷という集落の話です。
過疎化が進む限界集落、女性3人。

唯一車を持っている一番若い77歳のかたの車に相乗りして、買い物・病院へ行く。
若い人は山手のこの集落から独立し、ふもとの町や市街地で住む。
体力に限界を感じた人も集落から出て、ふもとの町の老人ホームに住む。
これが田舎の現実。


ふもとの町の老人ホームに住むおじいちゃん、1年ほど前に集落を出たそうです。
桜まつりの案内状を受け取り
90年住んだ集落を忘れるはずがないと涙します。
生まれてから今まで、徴兵の時以外は集落に住んでいたそうです。

集落に残っている3人の女性、よそから嫁いできていても
もう60年ここに住んでいる、家の柱の人物が居なくなった今でも住んでるので
もう主だ と。
がんばっているんだ ご先祖様もわかってくれているはず と。




本放送の5/7は全国放送されていたようですが、
再放送は中国地方の一部のみです。
今日もやりましたが明日もあります。

5/31(金) 20時から 島根・岡山県内のNHKで放送

6/1(土) 10時30分から 島根・鳥取・岡山県内のNHKで放送

NHKオンライン―番組詳細


【番組内容】
いまこの集落にいるのはひとり暮らしの女性3人だけ。
4月、集落では400本の桜の木が一斉に花開く。
“限界を超えた集落”の春の日々とは―


【番組詳細】
島根県の西部、益田市美都町の山あいにある金谷集落。
かつては30世帯150人が、牛を飼い稲作や、わさび・みつまたの栽培を生業として生活していた。
徐々に人口は減少し、現在は70-80歳代の3人の女性しかいない。


集落の自慢は、400本もの桜。
過疎化が始まった25年前から“いつまでも人が集まってくるように”との願いを込めて植え始めた。
桜のおかげで春になると集落は花見客で賑わうようになった。
ふもとの町にの人たちの協力で、一日限りの桜まつりを開けるまでになった。

6年前この過疎の集落の1年を見つめた番組「桜とゆずに見守られ」が制作された。
当時住民はすでに11人まで減っていた。
撮影から6年、住民は3人になった。


「私らがいる間にもういっぺん会いたい」
年に1度開催される桜祭りの招待所を集落から離れた人々に送る。

それぞれが抱える集落への思いが交錯する春の日々を追う。


もっともっと詳細が知りたいかたはこちらに詳しく書いてありました。
・ろくもじ >> 「地方発 ドキュメンタリー 桜舞う わが限界集落」





【2016.5.7 追記】
この記事を書いてから3年経ちましたが、
今でもどこからか読みに来て下さるかたが多いので
ほんのちょっとだけ追記 です。


金谷集落についてあれからNHKで続編はまだ無いようなのですが
市役所のFacebookに2015年10月に近況の記載があり
お元気そうです。


それにくわえて、ここで作られている「ゆべし」が
観光庁の「世界にも通用するお土産コンテスト」で金賞(9点)に次ぐ銀賞に輝くという
すばらしい発展もあったようです。

Facebook 益田市役所 美都総合支所-2015.10.30


山陰中央新報 世界に通用する土産コンテスト「伝承本ゆべし」銀賞


観光庁「究極のお土産」ノミネート商品 115品


萩石見空港オンラインショップにて販売中です。
よそのサイトでは売りきれ、↓にはちょっとだけ在庫ありました。
【世界にも通用する究極のお土産ノミネート商品 観光庁】伝承本ゆべし