急に、ドラマ熱が出た。
昔見た事のある覚えてるもの・見たような見てないようなもの・見てないけど興味あるもの
だいたいに1990年代後半のタイトルばかりあさってました。
その頃が私の中でのドラマ黄金期なのです。
「2000年ぐらいってどんなドラマやってた頃かしら?」という事で
わかりやすそうなフジテレビ月曜21時(月9)をあげてみると――
HERO 主演:木村拓哉(2001年)
やまとなでしこ 出演:松嶋菜々子(2000年)
ひとつ屋根の下2 出演:江口洋介(1997年)
ロングバケーション 出演:木村拓哉(1996年)
・・・・全話見終えましたので以下記事を書きなおしています・・・・
「リップスティック」。wikipediaはこちら
1999年 フジ月9 主演:広末涼子
…と思ってたら、主演:三上博史でした。
◆おおざっぱなあらすじ
事件を起こし鑑別所に収容された広末涼子と鑑別所職員の三上博史との交流。
その他鑑別所内の人間関係もろもろ。
◆もうちょっと詳しいあらすじ
少年鑑別所職員の三上博史は傷害事件を起こして収容された広末涼子の担当となる。
厳しい規則に縛られ、暴力的なリンチの横行する所内で広末は同室の少女たちと友情を育み、
過酷な現実に立ち向かっていく。
そして三上は広末の心の傷に触れ、次第に彼女に惹かれていく。
一方で男子棟に収容中のカリスマ性を持つ窪塚洋介に援助交際をさせられていた安奈の
心の呪縛を解こうとする教官・いしだ壱成の苦闘も繰り広げられていく。
…という 月9にしてはキラキラしたもの
が無い作品です。
イメージカラーはねずみ色。
広末の恋愛ドラマのようで、そうではないと思います。
ラストまで見た感想。
これは「ハッピーエンド」というのかしら。
ある意味ハッピーエンドなのだろうけど
二人とも死んではいないけど、ある意味では一度死んでいる。
私はハッピーエンドとは違うと思いました。
純粋さは、生きづらい事に繋がる。
大人になるにつれ、世の中こんなものだとそれに蓋をして
完全に忘れるか 忘れたふりをしていないと傷つく事も多いんです。
純粋な気持ちで永遠を求めているのは脚本家さんご本人ですね。
そう感じました。
とりあえず
いい大人の男性が純粋な恋愛(このドラマでは恋でも愛でもないという)をすると
破滅の道へと進む
そんな感じを受けました。
ただ、主人公の男性はある意味破滅ですが
ラストでは意識が正常ではないみたいだし真の芸術家になったようだし
それはそれでハッピーエンドなのでしょうけど。
現実ならまあ 職は失うわ諸々 大変な事でしょうね。
人が、心の中で蓋をしている事が沢山出てきました。
トラウマかかえた人だらけのドラマです。
ぐっと奥のほうで蓋をしてひきずっている事、それを話せるようになった時
まったく同じではないけど同じように蓋をしている人が身近にいた事を知ります。
実際でもそうだと思うんです。
「私の事なんて誰にもわかってくれない!」なんて思ってる時には
わかってくれる人なんてそう簡単には出てこない気がします。
だけど、そう思ってる時って自分の事をわかってほしい時なんですよね。
難しいですよね。
同じ経験をして同じ人間なんているはずもないのにね。
それでも人は寄り添って生きていくものなのにね。
このドラマでは皆が「私の気持ちなんてあなたにわからない!」なんて言葉は出てきません。
その言葉が出せてた頃には、まだ皆うかつにしゃべれない時だったのでしょう。
おもい
人の明暗でいうと暗の部分、これを見たくない知りたくないという人は多いです。
でも受け入れる人もいるんです。
闇も含め受け入れるという事もあります。
何事も、バランスって難しいですね。
このドラマを見るには・・・
フジテレビオンデマンド「リップスティック」
他、現在ドラマを見る手段はいろいろあります。
◆以下、キャストの余談
窪塚くん出てます。
池脇千鶴さん(NHK朝ドラ『ほんまもん』主役)も鑑別所に収監されていて、広末さんと相部屋です。
彼女がとても素敵です。
いや、彼女もですがそれぞれとても素晴らしい役者さんです。
いしだ壱成さんは鑑別所職員役ということで、
年の近い私は(たしか)、当時これ見て
「うわー、私ももう人に指導するような立場の年齢になってしまった
」
と 当時放浪の身の私は(なんだそれ)なんとなく焦った思いがありました。
広末と同部屋・ヤンキーの伊藤歩さん。
正月にNHK・BSプレミアムにて放送された「アテルイ伝」(主演・大沢たかお)にも出演されています。
主人公をじーっと見つめてる役「古天奈」、とても印象的です。
あと、島根ネタですが錦織良成監督の最新映画「渾身KON-SHIN」の主役でもあります。
(映画「渾身 」サイト)
隠岐の島の古典相撲のお話らしいです。
本当に少年鑑別所に入った事のある宇梶剛士さんも職員役で出てます。
昔見た事のある覚えてるもの・見たような見てないようなもの・見てないけど興味あるもの
だいたいに1990年代後半のタイトルばかりあさってました。
その頃が私の中でのドラマ黄金期なのです。
「2000年ぐらいってどんなドラマやってた頃かしら?」という事で
わかりやすそうなフジテレビ月曜21時(月9)をあげてみると――
HERO 主演:木村拓哉(2001年)
やまとなでしこ 出演:松嶋菜々子(2000年)
ひとつ屋根の下2 出演:江口洋介(1997年)
ロングバケーション 出演:木村拓哉(1996年)
・・・・全話見終えましたので以下記事を書きなおしています・・・・
「リップスティック」。wikipediaはこちら
1999年 フジ月9 主演:広末涼子
…と思ってたら、主演:三上博史でした。
◆おおざっぱなあらすじ
事件を起こし鑑別所に収容された広末涼子と鑑別所職員の三上博史との交流。
その他鑑別所内の人間関係もろもろ。
◆もうちょっと詳しいあらすじ
少年鑑別所職員の三上博史は傷害事件を起こして収容された広末涼子の担当となる。
厳しい規則に縛られ、暴力的なリンチの横行する所内で広末は同室の少女たちと友情を育み、
過酷な現実に立ち向かっていく。
そして三上は広末の心の傷に触れ、次第に彼女に惹かれていく。
一方で男子棟に収容中のカリスマ性を持つ窪塚洋介に援助交際をさせられていた安奈の
心の呪縛を解こうとする教官・いしだ壱成の苦闘も繰り広げられていく。
…という 月9にしてはキラキラしたもの

イメージカラーはねずみ色。
広末の恋愛ドラマのようで、そうではないと思います。
ラストまで見た感想。
これは「ハッピーエンド」というのかしら。
ある意味ハッピーエンドなのだろうけど
二人とも死んではいないけど、ある意味では一度死んでいる。
私はハッピーエンドとは違うと思いました。
純粋さは、生きづらい事に繋がる。
大人になるにつれ、世の中こんなものだとそれに蓋をして
完全に忘れるか 忘れたふりをしていないと傷つく事も多いんです。
純粋な気持ちで永遠を求めているのは脚本家さんご本人ですね。
そう感じました。
とりあえず
いい大人の男性が純粋な恋愛(このドラマでは恋でも愛でもないという)をすると
破滅の道へと進む
そんな感じを受けました。
ただ、主人公の男性はある意味破滅ですが
ラストでは意識が正常ではないみたいだし真の芸術家になったようだし
それはそれでハッピーエンドなのでしょうけど。
現実ならまあ 職は失うわ諸々 大変な事でしょうね。
人が、心の中で蓋をしている事が沢山出てきました。
トラウマかかえた人だらけのドラマです。
ぐっと奥のほうで蓋をしてひきずっている事、それを話せるようになった時
まったく同じではないけど同じように蓋をしている人が身近にいた事を知ります。
実際でもそうだと思うんです。
「私の事なんて誰にもわかってくれない!」なんて思ってる時には
わかってくれる人なんてそう簡単には出てこない気がします。
だけど、そう思ってる時って自分の事をわかってほしい時なんですよね。
難しいですよね。
同じ経験をして同じ人間なんているはずもないのにね。
それでも人は寄り添って生きていくものなのにね。
このドラマでは皆が「私の気持ちなんてあなたにわからない!」なんて言葉は出てきません。
その言葉が出せてた頃には、まだ皆うかつにしゃべれない時だったのでしょう。
おもい
人の明暗でいうと暗の部分、これを見たくない知りたくないという人は多いです。
でも受け入れる人もいるんです。
闇も含め受け入れるという事もあります。
何事も、バランスって難しいですね。
このドラマを見るには・・・

他、現在ドラマを見る手段はいろいろあります。
◆以下、キャストの余談
窪塚くん出てます。
池脇千鶴さん(NHK朝ドラ『ほんまもん』主役)も鑑別所に収監されていて、広末さんと相部屋です。
彼女がとても素敵です。
いや、彼女もですがそれぞれとても素晴らしい役者さんです。
いしだ壱成さんは鑑別所職員役ということで、
年の近い私は(たしか)、当時これ見て
「うわー、私ももう人に指導するような立場の年齢になってしまった

と 当時放浪の身の私は(なんだそれ)なんとなく焦った思いがありました。
広末と同部屋・ヤンキーの伊藤歩さん。
正月にNHK・BSプレミアムにて放送された「アテルイ伝」(主演・大沢たかお)にも出演されています。
主人公をじーっと見つめてる役「古天奈」、とても印象的です。
あと、島根ネタですが錦織良成監督の最新映画「渾身KON-SHIN」の主役でもあります。
(映画「渾身 」サイト)
隠岐の島の古典相撲のお話らしいです。
本当に少年鑑別所に入った事のある宇梶剛士さんも職員役で出てます。