「カズ君、帰ろっ!」
「もうそんな時間か~今日は疲れたぜ。」
携帯を見ると6時を回っていた。
「今日はカズ君が夕飯作る日だよ!」
「げっ!そうだった…よし、今日は外食だ!体育祭の後だし!!」
「もう!カズ君ってば~」
今日は珍しく外食を認めてくれた。彩希も疲れてんだな。


「和哉、私、忘れ物しちゃったみたいだから先に帰っててくれる?」
「忘れ物?」
というより、今俺のことを和哉って呼んだか?
「学校まだすぐそこだし、俺も行く。」
「1人で行ける。だから早く帰って。」
間違いないな。この辺りに魔法使いか何かがいる。
「やりあうつもりか?」
「…そうなる。」
「じゃあ俺もいる。」
「はぁ…聞かないのは分かってたけど。」
今日はどんなやつが来るのか…
「〝硬〟」
「?」
彩希菜の左腕に金属が当たった。というよりは硬くした左腕で攻撃を止めたようだった。
「流石は噂のネクストだな。」
声の主は街路樹の上か、その辺りから彩希菜に攻撃したみたいだった。武器は…出刃包丁っていうのか?あの四角い包丁を大きくしたような物。剣よりは鉈に近いかもしれない。
「俺の攻撃を見破るってことは強者ってことだな。久しぶりに気合い入れてかかるぜ!俺は暗殺部隊所属の、コードネーム、ゲン。これがお前を地獄に導く者の名前だ。」
暗殺部隊?敵の組織にはそんな物騒な連中がいるっていうのか?
「攻撃魔法使いLv.12…排除まで推定79秒…」
Lv.12ってことはそこまで強い敵じゃないのか?
「早速行くぜ!〝斬〟!」
「〝楯〟」
彩希菜は実態のある楯で攻撃を防いだ。…ん?一撃しかくらってないはずなのに3本分傷ついてるぞ?
「どんどん行くぜ!!」
…やっぱりだ。一回で3撃分傷ついてる。
「〝剣〟」
それに気づいたか気づいてないか分からないけど、守るだけじゃなくて反撃に出るみたいだ。
というか、そもそも何で3回分ダメージがいくんだ?魔法で何かやってるから常識が通じないのは分かってる。でも例えば2本の刀身だけ召喚してるとかならまだ納得がいく。でも見たところそんなものは出てない…
「そんな細い剣で勝てると思ってんのか!?」
ゲンの剣が縦に降り下ろされた。彩希菜はそれに対応して剣を横に向けて防いだ。やっぱり金属音は同時に3つ鳴った。
「へし折ってやるぜ!」
実際、彩希菜の剣にはヒビが入り始めている。
「〝激〟」
彩希菜は剣を勢いよく上げ、ゲンの剣を振り払った。続いて一撃。確かさっきの魔法の後は攻撃が強くなるやつだ。ということは…
「や…やられた…」
ゲンは消滅した。なんだ、あっけなかったな。
それにしても、やっぱり彩希菜は圧倒的だ。俺も怖くなるくらいにな。
彩希菜は好き放題やって、いつも通り倒れた。今日は熱を出さないパターンみたいだ。どっちにしろ、帰るのは一苦労だけどな。


ガチャン
…あれ?鍵を開けたつもりが鍵がしまったぞ?閉め忘れたか?
改めて鍵を開ける。
「ただいま~」
誰がいるわけでもないけど、時々ついいっちゃうんだよな。
「おかえりー」
!?
誰!?
って落ち着け。この声は…というか今ここにいて「おかえりー」って言う人間はたった1人しかいない!
「か、母さん…なんでここに?」
「なんでって、ここが私の家だからだよ。」
ごもっともな回答だ。はぁ…聞いてねぇぞ。
「ん?彩希ちゃん体調でも悪いの!?」
しまった!!
「な、なんでもない。疲れただけだから!」
「本当に?」
「ほ、本当だって!!」
「あんた、嘘つくと左手の人差し指を中指に絡ませるわよね?」
「!?」
「引っ掛かったわね。そんな癖ないわよ。多分。まぁ深くは聞かないけど…最近、何か変わったことあった?」
変わったことといえば、彩希が魔法使いだということを知ってしまったことだ。
「それも彩希ちゃん関連の事で。」
まさか…母さん、なにか知ってる…?
「な…何にもないよ。とりあえず彩希を寝かせてこないと…
「そうね。いつまでも背負ってるのもあれだしね。」


…そういえば母さんは彩希のお母さんと昔からの親友だって話だ。彩希を引き取ったのもそれが理由のはず。この際彩希を引き取った理由がどんなものだろうと関係ない。
問題は昔からの親友ってことだ。もしかしたら、魔法の事について何か知っているかもしれない。
もちろん、ホントならメモリーウォッシュって魔法で記憶を消されるはずなんだけど、中井先生が俺の事を特殊体質だって言ってた以上、母さんがそうじゃないとは言い切れない。
ちょっと待てよ、仮に母さんが特殊体質でなくても、魔法使いなら説明がつく。俺が魔法使いじゃなかったからといって母さんが違うとは限らない…

ならなんで母さんは彩希を引き取った?

魔法使いには組織の手先と裏切り者の2パターンがいる。仮に手先だとしたら、目的はもちろん監視ってとこだろう。逆に裏切り者なら組織の標的にならないほうがおかしい…
つまり、最悪の場合、彩希は常に監視されていて、いつ殺されてもおかしくない状態に立たされているってことになる。


こうなったら試しに当たって砕けてみるか…


「彩希ちゃんはまだ寝てる?」
「ぐっすりと。…母さん、彩希を引き取った本当の理由って何?」
「本当の理由?」
「例えば…彩希の家系に関係することとか…」
ここまで言ったらもう引き返せない。でも、俺は元々逃げ出せない状況にいるんだから大して問題はない。
「そこまで知ってるってことは…もしかして、彩希ちゃん、使ったの?」
「何を?」
「魔法。」
やっぱり…やっぱりだ…母さんは何か知ってる…
「説明必要?」
「大体の事は分かってるつもりだけど…母さんも魔法使い?」
「私は違うわよ。」
なんだ、ちょっと安心したぜ…
「でも、彩希ちゃんの両親は魔法使いだった。ネクストって知ってる?」
「知ってる。彩希もそうらしいし。」
「なんだ、じゃあ大して説明する必要もないわね。魔法使いの風習については?」
「それも知ってる。」
「そう…前にも言ったけど、私と彩希ちゃんのお母さんは幼馴染みでね、幼稚園は違ったけど近所に住んでて、よく遊んでたの。それ以来小学校、中学校、高校、大学まで一緒でね。…ある時、いきなり大学に来なくなったの。」
「なんで?」
「20歳の誕生日を過ぎたから。私もあの子もその時に初めて魔法使いっていう存在を知ったわ。…いや、本当はちょっと違うんだけど…」
ん?もっと早く魔法使いがいるって知ってたってことか?
「彩希ちゃんのお母さんも彩希ちゃんそっくりでね、というよりは彩希ちゃんがお母さんそっくりに育ったんだよね。優しくていい子なんだけど、どこかヒステリックになっちゃうというか…とにかくネガティブに考えちゃう癖みたいなのがあってね。自分が魔法使いで、戦ったりしないといけないって聞いて、落ち込んだのか悲しくなったのか、家に引きこもっちゃったんだよ。」
…まるで去年、自分のせいで両親と祖父母が死んだ、って思い込んでた彩希だな。
「1ヶ月も音沙汰無しに引きこもるから、家に行ったのよ。本当はそんなことしない子だって分かってたから。そこで、根掘り葉掘り聞いちゃったってわけよ。もちろんそんなこと信じられなかった。でもね、その時偶然、家の前で猫が車に轢かれちゃってね、私達が外に出たときはまだ生きてた。それでどうしたと思う?」
「魔法で怪我を治した?」
「正解。流石に夢かと思ったわ。」
俺もそうだったしな。
「でもまあ当然夢じゃなかったし、そのあと何回も魔法ってものを見た。あの子も学校に来るようになって2人で卒業。それからあんまり経たない内に私達はそれぞれ結婚してあんたたちが生まれたってわけ。」
親子二代で似たような境遇ってわけか…
「彩希ちゃん、魔法について何か言ってた?」
「何も言ってない。本人もまだ知らないんだ。」
「へ?知らないのに使ったの?」
「使っている間のこととその前後、襲われたりした時のことを覚えてないみたいで、だから俺も何も伝えてない。」
「そう。じゃあ二十歳になるまでは何も伝えないでおくわ。」
「母さんは組織の事とかも知ってるの?」
「組織ってファウスツのこと?」
「ファウスツ?」
「ネクスト以外の魔法使いはファウストって呼ばれることもあって、組織もファウスツって呼ばれたりするの。」
単に複数系にしただけだよな…まぁ正式名称じゃないみたいだけど。
「詳しくはよく知らないけど、組織の中にもいくつかの部類があって、中には政界とかあらゆる方面で監視や偵察をしている連中もいるらしいわ。もちろん、普通に働いている人もいるみたいだけど。」
やっぱり国家転覆級の何かを企んでいる、ってことだな。あと、さっきのやつが言ってた暗殺部隊ってやつの他にも色々あるみたいだ。
「とにかく、あんまり首は突っ込まないことね。それで、彩希ちゃんにもできるだけ首を突っ込ませない。深入りしすぎると、最後に泣くのは彩希ちゃんなんだからさ。…もう何人か殺しちゃったんでしょ?」
彩希と戦ったやつらのほとんどは最後にその場から消滅した。もしあれの意味が死ぬのと同じだとするなら…
「…多分。」
「なら絶対に思い出させないようにしなさいよ。それと、できるだけ魔法使い同士の争いの場にいない方がいいわよ。」
「なんで?」
「今までの話を聞いている限り、何回か戦いも見てきたみたいだけど…多分それはまだまだ序の口。魔法使いの本当の戦いはもっとずっと酷いわよ。」
「母さんはそれを見たことがあるってこと?」
「一回だけね…」
母さんの急に表情が曇った。
「ファウスツにはね、組織っていうくらいだから上の人間がいるのよ。ボスが1人と、その下に幹部が4人。その5人は圧倒的な力を持ってる、と言われているわ。」
そういえばシーナもボスがどうちゃら言ってたっけ。
「私も理由とかは詳しくは知らないけど、その5人の内の1人と戦っている場に鉢合わせしちゃってね。」
「彩希のお母さんは裏切り者だったの?」
「さぁね…逆に裏切り者を殺そうとしていたのかもしれない。そうは見えなかったけどね。…どっちにしても、あの子が天才って呼ばれてたのだけは間違いない。」
天才…か。彩希菜のあの強さも天才だからなのかな。
「その戦いっていうのの話、聞いてみたい?」
「そこまで言われたら聞くしかないし。」
母さんは深いため息をついた。本当は言いたくないのか、それともあまりに酷い記憶で思い出したくもないのか…
「あれはまだ大学を卒業するちょっと前だったよ。2人で就職先も決まって、あとは卒業するだけ、あんたが高校に受かったたあとに浮かれてたのと似たような感じでね。…あの時はたまたまあの子の…葉瑠菜の家の近くを通ったんだよね。なんだったかは忘れちゃったけど、とにかく別の用事があった。」

葉瑠菜…前に彩希から聞いたことあるな。彩希のお母さんの名前だ。彩希菜の「菜」の字はお母さんからもらった、って何度か言ってたっけ。

「そうしたら近く、それもすぐ隣の道路で爆発があったんだ。大通りじゃないけど、人がそこそこ通るくらいの道。野次馬精神とでもいうのかな…私はすぐにそっちにいった。そうしたら街路樹の一本が根本からぺっきり折れててさ。多分それが爆発の正体。
…もう想像はついてると思うけど、そこには葉瑠菜と敵がいた。そろそろオッサンって呼ばれるくらいの歳に見えたよ。で、その相手を葉瑠菜がにらんでてさ。
あの子、彩希ちゃんみたいに優しい子だったからあんな目を見たのは最初で最後だった。
体育祭は無事に終了しました。

ほんとはもっといろんな種目書きたかったんですけどね。騎馬戦とかアホ3人がやばいでしょwwただ亮一はそんなにごつくないし、可奈とのコンビプレーができないからきついかも・・・?

ってことでこの後は文化祭編に続きます。期限は1週間。何もないといいんですが何もあっちゃうのが創作作品の残念なところ。ついでに隣のクラスの亮一とはしばらくお別れです。


ちなみに、こっちの親データ的に、携帯のメール容量の限界まで書いて、そのOOとかにしてるんですが、今書いてるのが12、今回で3が終わりました~www

ぶっちゃけ大晦日SPで稼げてなかったら終わるのはいつになった事やら・・・
まあそれで焦ったから今の超ハイペースがあるわけでwww
昨日も言ったけど、うちの体育祭の全員リレーは本当に長い。大体80人いるなか
でそろそろ70人ってところか?ついでにいうと緑は今4チーム中4位。…あれ?79と80の両方のゼッケンをつけてるやつがいるぞ?しかも女子だ。…ということはあいつか!アンカーだけは200m、トラック一週分走るルールだから、あいつは300m走ることになるのか。ルール上は問題ないけど…どうなんだ?
問題の奴にバトンが渡った。
め、めっちゃはええ!!もしかしたら亮一よりも速いかもしれねぇ…
なんていうか、めっちゃ速いとしか言い表せない速度であっという間に2人抜いた。
一般的にバトンはパスした方が距離稼ぎとかで有利…って言われてるらしいけど、あいつにはきっとその常識は通じない。トップスピードのまま残りの200mに突入した。1位の奴との差もハンパない勢いで埋まっていくから、その差は無いようなものだ。
結局、ゴール手前で1位を抜いて緑は1位。あいつは化け物か魔法使いか、なんかの能力者だな。きっと間違いない。
「あの子すっごい速かったね!」
彩希もビックリしているようだった。まぁ、ビックリしてないのは本人と仲のいい友達ぐらいのもんだろうけど。
「でも…どっかで会ったことある気がするんだよね…」
「同じ学校なんだからすれ違ったことくらいあるだろ。」
「うーん…そうなのかな?」
府に落ちてないみたいだけど、学年は違ったって顔を見たことぐらいあるだろ。それかデジャヴってやつだと思う。


結局体育祭は例の中2や北川兄妹、うちのクラスのアホ軍団の大活躍で緑団の優勝で終わった。
ついでにうめえ棒1万本ゲット。すんごい喉乾くな。
素で忘れてました!スイマセン!!

ってこてで明日も更新します。多分


ここからしばらくは戦闘パートはありません。やっぱり学校と言ったら文化祭は外せませんよね!

多分今まであんまり出番がなかったクラスメイトとかそのあたりの人たちも出番が増えると思うので、何となく印象に残ったらいいなぁ~と思う今日この頃です。

早い話が、通常モードの彩希菜さん派の人が得する期間です(笑)
まぁこの日はこの差を生かしてぶっちぎりで1位。1週差近くついてた。北川兄妹がいなくても結構速いのは揃ってるんだよな。このチーム。もうチートだ。
「明日は俺らの優勝で決まりだぜぇぇえ!!」
「なぜ…野球が無いんだ…?」
『しつこい。』
俺と松崎でハモった。そんなこと言ってる割りには木下もノリノリで走ってたぞ。
そういえば藤森のやつ結局部活に行ったのはいいんだけど、今日は1年のリレーの練習だったせいで先輩たちの中で1人ぽつーんって感じだったな。ざまぁ見やがれ。


んで、何だかんだで体育祭の日になった。あんまり興味なかったのに本番になるとテンション上がるから不思議だよな。
長い長い校長の話も終わって、1競技目は綱引きだな。あのむさ苦しい中には入りたくないわ~
「カズ君」
「ん?」
「今日くらい悩まないでいいんじゃない?」
彩希は何となく勘づいているのかもしれない。もちろん、悩みの内容はバレてないと思うけど。
「そうだな。…なんか悪かったな。心配かけて。」
「いっつも言ってるけど、何かあったら相談してね。じゃあ頑張ろっ!」
「おぅ!」
「熱いねぇ~お2人さん。」
「尾上!?どこから出てきたんだよ!?」
「さぁね~」


今までのこと全てが夢だったような気がしていた。
少なくとも、今だけは。


さぁて、俺の出番だ。種目はパン食い障害物競争。なんでパン食い競争と障害物競争をごっちゃにしたのかはよくわかんねぇ。うちの学校の七不思議の1つだ。
1チーム1人ずつで闘うから、他の3人は部活とかが同じじゃない限り基本的に見知らぬやつらってことになる。速いやつのかとかわかんねぇからキツイな…


「よーい…」
パン!
いっくぜぇぇえ!リレーとかじゃあただの雑魚だからな。個人戦では…
ってなんだこいつら!?めっちゃおせぇ!!
これなら楽勝!
まずはぶら下がってるパン!続いて跳び箱6段!さらにハードルくぐり!平均台!ネットくぐり!今度はハードル跳び3連チャン!
残るは50m走だ!!
これは来た…間違いねぇ!1位だぁ!!
ゴールテープを切った。俺が!寸前で抜かれるとかいうオチじゃなくて!!


なんか…今日の俺テンション高いな…大丈夫か?俺…


「やったねカズくん!」
「おうよ!」
「よくやった村井ぃぃぃい!!」
うん、松崎に比べたら大丈夫だ!何も問題ない!
「次は中2の全員リレーだな。何でも北川クラスに早いやつがいるそうだ。それも女子だ。」
そういえばうちの学校、中高一貫だったな。この制度が始まったのは3年前だから、高校が一般向けで受けられるのって俺達の代が最後らしい。
「藤森、お前中等部に知り合いでもいたか?」
「いや、顔しか知らない女の子が教えてくれた。」
そういえばこいつ、若干モテてるんだった…爆死しやがれ!
「北川ってどっちのこと?私?お兄ちゃん?」
「北川先輩とだけ言ってたからどっちかまでは分かんないな。」
「ま、見てりゃあ分かるだろ。」
そんなことを言っている間に中2のリレーは始まった。本当にそんな早いやついるのか?
今回は誰にしようかな~
クラスメイト達でもいいけど、今回は敵サイドにしよう。


・シーナ
防御魔法使い。Lv.30。26歳。
本編では触れてませんが、ぶっちゃけ敵幹部の1人。彩希菜と戦って生還した数少ない内の1人でもある。
防御魔法を攻撃に転用する奇抜な戦い方をする。なので、防御魔法使いでは珍しく前線に立って戦う。
本編では今のところ彩希菜に負けっぱなしだが、まだ力を隠しているような発言も。

年の割には若く(幼く)見られるタイプ。赤い長髪が特徴で、身長はまぁまぁ高い(底が厚いブーツやハイヒールを履いてることが多いのでよりその印象が顕著にでる。)


・ティア
回復魔法使い。20歳
シーナと同じく幹部の1人。

回復魔法使いのセオリー通り、前線にはあまり出ない。そのため「ボス」なる人物の補佐の仕事が多い。
今のところ彩希菜や和哉の前には姿を現しておらず、戦闘力、レベル共に不明。しかし、致命傷のシーナを一瞬で治していることから相当な実力であることは間違いない。

20歳にして幹部にスピード出世している理由は、その才能にあり、神童等と呼ばれることもしばしば。


シーナの妹分的な存在で、結構仲がいい。だがシーナとは対照的にあまり喋らず、あまり気持ちを顔に出さない。身長も彼女とは違い低く、また、外見的に幼く見えるので初見の相手に年下に間違われるのはほぼ確実。酷いときは中学生に見られる。



この2人は作者の結構なお気に入りで、本当はもっと設定が考えてあります。もしかしたらいつか使うかもしれないのでまだ言えません(泣)
壮大な過去とか家柄とかまで事細かに。(クロガネの設定はここまで詳しくない。)
しかもこの2人は短編が既にあります。主にティア主役。和哉そっちのけ(笑)別のも書きたい!!本編でももっと出番WO!!

とりあえず、彩希菜に殺されないことを祈ります。(主にシーナ)
冒頭は前回のあと、クロガネが基地に帰ったところの話です。

この組織はショッ〇ーみたいに、
「失敗した?じゃあ死ね!」
とはならない悪の組織らしからぬ良心的な組織です。
もっとも、この組織が悪の秘密結社的なものと決めつけることは作者の僕にもできませんけどね。


さてさて、ここからしばらくは体育祭編です。魔法バトルはしばらくお休み。しばしの間、バトルモードじゃない穏やかな彩希菜さんをお楽しみください(笑)
別人ですよね(爆)


そうそう、体育祭のシステムは家の高校のシステムをまんま使わせてもらってます。(もちろん勝手に)

北川兄妹がチートなのも今回で引き立つかと。

某格安駄菓子10万円分っていうのは、うちの高校の卒業生団体的な会が「体育祭、頑張ったね」的な理由で体育委員にモデルとなった、大量のう〇い棒をプレゼントしてたのに我が放送委員には何もくれなかったことを僕が根に持っているのが反映されています。

放送委員、頑張ってるのに(泣)…
試しに今年は体育委員管轄の体育祭とスポ大をボイコットしてみようかwww

そもそも一番仕事多い委員会の1つなのに一番不遇なのは何故?この前も図書委員主催の百人一首大会の前日準備で機材いじくってて下校時間10分遅れただけでごちゃごちゃ言いやがってあの生活指導部のジジイめ。「忙しいのはどこの委員会も同じ。もっと計画的にやれ」だと?こっちはその一週間前まで合唱祭で忙しかったんだよ!!(激怒)悔しかったら放送機材の準備と片付け全部1人でやってみやがれ!!俺はやったぞ!!


はぁ…はぁ…あれ?これって何の記事だっけか?途中から愚痴になってるじゃん(笑)
早い話が、先日生活指導部の人に内心ぶちギレたというお話。
「クロガネさん、お待ちしていました。」
「シーナを頼む。」
「我、ティアの名の元において命ずる。癒しの精霊よ、その力を我に貸し与え、傷つきし物に慈愛を与えたまえ。〝光癒〟」
「親方様、申し訳ありません。」
「気にするな。失敗したからといって何をするわけではない。敵の首を取るより仲間の命を優先した判断は決して間違ってはおらん。」
「…ありがとうございます。」
「ティア、次はクロガネを頼む。」
「分かっています。」
「では次の作戦に備えるように。」
「はっ!」


それから何日か経った。
いつの間にか体育祭が明日に迫っていた。
あの日以来、急に魔法使いは現れなくなった。
久しぶりに彩希菜を普通の女の子として見れている。もうしばらく、いや。もう一生このままならいいのに。
「村井~!今日の放課後練、出ないなんてこたぁねぇよな!?」
松崎のテンションはいつも通りおかしい。これだけはこのままじゃなくてもいいって気がする。
てかよく考えたら松崎的にはこのテンションは正常なんだよな…
「出るよ。部活もサボれるし。」
「村井、お前何か言ったか…?」
藤森!?あらかじめいるかどうか確認したのに!?どこから湧いて出てきた…
「何も言ってねぇよ。」
「いや、聞いてたから。」
こいつめ…
「松崎~、こいつ、部活優先して参加しないらしいぜぇ~!」
若干松崎のテンションが入っちまったな。どうでもいいけどな。
「ふ☆じ☆も☆り~てめぇいい度胸してるじゃねぇか!!万死に値する!!」
よくそんな難しい言葉知ってるな~松崎のくせに。藤森はまぁ…成仏しろよな。あ、飛びかかられた。


「というわけで今日はリレーの練習だぁ!!」
この学校の体育祭は2クラスずつでチーム分けされていて、それぞれ1、2組、3、4組といった具合に全部で4チームに分けられてそれぞれ赤、白、青、緑団って呼ばれてて、俺たちは緑団。あ、隣のクラスの亮一も緑団な。
自分で言うのもなんだけど、歴代最強の運動神経を持っている北川兄妹と馬鹿だけど運動神経はジャブジャブ溢れてる松崎その他がいれば負けることはあり得ない。
ちなみに優勝商品はうめえ棒1万本。10万円もどこから持ってくるのやら。
「よぉぅし!あらかた集まったな!!おっ始めるぜぇ!!」
あらかじめ決まっていた、というか決められていた走順にメンバーが並んだ。今日は他のチームのやつらもいるから予行練習みたいなもんだな。
俺らのチームの一走は北川妹。周り全員男子。大丈夫か?
「よーい…」
パン!
あの銃、一回撃ってみたいよな…って言ってる間に北川はえぇ!?速すぎるだろ!男子ついてけてねぇぞ!?もうゴールすんぞ!!
続いて二走は…亮一か…あいつの速さは学年でも有名だ。
妹から息ぴったりにバトンをもらって…
ハハハ、こいつ本当に高1ですかぁ?同級生って信じらんねえよ。
結局、2人で半周近く差をつけやがった。化けもんだな。薄々気づいてたけど。
一昨日が合唱祭の打ち上げでしたヾ(@°▽°@)ノ

みんなお疲れ~

ほんとは昨日うPしようかと思ったけどなんとなくスルー。そして冷静になって気づく先週の俺の愚かしさ(小説長いだろwww)

てなわけで某お好み焼き食べ放題店へ
結論:あんま食べれなかった
   もんじゃで火傷
   でも楽しかった♪
   そして40人中36人参加(90%とかよく集まったなあ)


それにしても幹事疲れたなwww
今度はサ●ゼとかしよう。その方がきっと楽。

今日の分の小説?知らんww忘れたww←疲れたんです(笑)
明日暇だからやる。


てか明後日都立入試やんwww

1つアドバイス(誰も見てないだろうけど)
当日のコンディションが悪くても普段できてりゃ問題ない。自分ができてないときはきっと周りもできてない!
失敗したと思いつつ俺も受かったからきっと何とかなる。後は気合。

そして当日はリポDは飲むな。鼻血出るから。せいぜいオロナミンCにしなさい
その30が自分で思っていたよりも長かった!

そしてこの31も長い!一体どうしたんだ最近の俺!合唱祭で浮かれてんじゃねえ!小説は全然進んでねえぞ!!!!


ま、いっか。結構たまってるには溜まってるから。気が付いたら話の中は2011年10月ごろなのに現実は2012年のバレンタインを過ぎているじゃないか!!時よ止まれ!(現実の方)ザ・ワールド!!


まあいいか。愚痴はこの辺でやめよう。
以下は解説をしてゆくべきだ。俺。

中井先生は前回出てきてからず~~~~~~~~~~っとダミーです。偽物です。変わり身です。
「私の生徒に(ry」はなんだったんでしょーねwww
ただ、この人組織に狙われちゃってるんである意味仕方ないんですけど。

それはそうと、和哉には破壊斧(我が脳内ではブレイクアックス)持ててません。超重いんです。
正確には持てています。かろうじて。ただし、振り回すのは絶対無理です。無理してやろうものなら腰が砕けます。
(今のところ)作品最強の剣士相手に戦うのは無理。いくら有効武器といってもシーナにも勝てやしません。

なにが言いたいかといいますと、「和哉ドンマイ!でも、主人公はお前だぜ!!誇りを持て!せめて普通の剣を振り回そう!!」