「相手の身になって考えましょう。」
先生がいう台詞。
耳にタコが出来るくらい聞いてきた言葉。
今になって思う。
あの言葉は人生を上手く生きる術であったこと。
ま、他人が自分のようであるとは限らないけど、
少なくとも効果はあると思う。
今日は花火大会の日。
土曜日が、いわゆる『記録的豪雨』だったので今日になった。
8時半過ぎ、わたしは溜まった仕事を片付けていた。
バンバン。
同僚の女の子が気づく。
「花火だよね?」
嬉しそう。
「上がってるんだ、こっからは山に隠れて見えないよね。」
希望の無いことを言ってしまった。
帰り道、コンビニに入る。
すれ違ったのは、浴衣姿の子ども。露出した若い女のコ。
コンビニの前の道は、遊び盛りの若モノが走り去る。
-あ、そういえば今日はお祭りだった-
花火大会であることを忘れ、
会社のゴミ箱にひっかけて穴が開いたパンストを履き、
指サックをはめたまま明日のパンストを買うためにコンビニに寄ったあたし。
いやぁ・・・いかんでしょ?
どーにかせなあかんでしょ?
と、言いつつも、惨めな姿を何気に楽しんでいるあたし^^;