こんばんは
いきなり普段とは全く違う内容で失礼します。
私、学生時代1年半ほどヨーロッパに留学しておりまして、その際難民キャンプや
別の国からの移住を求める人たち、受け入れに困惑する現地の方々の声などきいてまいりました。
日本ではかなり存在感が薄い難民、私も住んでいる中でお会いしたことが一度もありません。
なぜなら日本は難民の受け入れがダントツ厳しい国だから。
ちなみに2020年度の受け入れ人数は47名、申請者は3936名です。
え、すくな!と思うなかれ、2020年度はコロナで申請者がかなり少ないのです。
2019年 受け入れ人数:44名 申請者数:10375名 承認割合:0.4%
2017年度なんて19629名の申請に対して受け入れ20名、0.1%の承認です。
これが海外だとどうなのでしょう。
受け入れ数が一番多いトルコでは、2020年度は370万人、ドイツでは120万人です。
16年という長い任期を務めたドイツのメルケル首相は、難民の受け入れを行い
大きく批判されました。
その理由としては、難民にかかる費用負担が、まわりまわってドイツ国民にいくからです。
社会福祉が大きい国ほど、他国の受け入れを拒否する傾向が強くなります。
社会貢献はよいこと、でも受け入れをすることで国民がその被害を受けなくなるには
かなりの時間がかかります。
その国の言葉を話せるようになる、文化になれる、仕事ができるようになる、生産性が上がる
そこに至るまでの費用は国民が支払うことになるからです。
では、そもそも難民は全世界でどのくらいいて、なぜ難民になるのでしょう。
2020年時点で、全世界にいる把握できている難民は、実に8,240万人にのぼります。
シリア、ベネズエラ、アフガニスタン、南スーダン、ミャンマーが多いよう。
(初めてユニセフのHPが人生で役に立った)
シリアやアフガニスタンはテロ・紛争などのニュースでよく目にする国だと思います。
国が無くなる、日本では考えられない話です。
なぜなら日本は世界的に見ても国名が変わっていない時代がダントツ長い国だから・・・
たいていの国は、国土争い・王族内の争い・国内での革命(王様が倒される)などなど
あらゆる理由で国境が変わり、トップが変わり、国名が変わってきています。
国境付近の町なんてすごいです。
フランスとドイツの境目には、今も人が住めないVerdunという町があります。
これが国単位で起きる、それが現在も行われています。
そうして、国がなくなり、パスポートもなくなり、国籍もなくなってしまいます。
日本人はパスポートによりビザなしで入れる国が多く、ビザも比較的おりやすい。
なぜなら多くの国の人々が自分の国を捨てて違法滞在でもほかの国に移住したいからです。
でも日本人は違う、基本的には自分たちの国に帰る、その信頼度はとても大きいのです。
ヨーロッパ滞在中に、パキスタン人に会いました。
1人で留学に来ていた彼は、いずれここに住んで、家族を呼ぶのだと言っていました。
移住の希望を託され留学してきた彼、その意思の強さは並大抵ではありません。
日本での難民受け入れに関して、私は反対でも賛成でもありません。
日本語難しいしさ、日本は受け入れに慣れてもないし。
ただ、難民がこの世に多く存在することだけでも知っておいてもらえたらな、ということが
ブログを書いた理由です。
存在すら知られないこと、なかったことにされる人たちがこの世にたくさんいて
自分の住んでいる国は多少特殊なんだな、という認識が生まれる。
そうして目に入る世界が少しでも広がるとうれしいですね。
