「あのDr.みやびちゃんのこと、好きだよね!」と病棟内で噂になっていた年下Dr.
       おそらく恋愛経験もほとんどない       超絶奥手男子であることが判明!!
 私も恋愛に対して基本受け身。
そんな2人のなかなか進まぬ恋模様を振り返っています。


恋愛経験がほとんどないであろう

      超絶奥手男子である年下Dr.

  なんたって私達はまだ手もつないでいない笑



年下Dr.は母親との愛着形成ができていないような気がする

母親の話はあまりしたがらないが

昔から母親との関係性には苦労してきて

それは今も変わらない、ということは話してくれている




代々医者の家系であり

養育者は他にいたため

何不自由なく育ってきたし、医者になった




自身もアスペルガーの傾向があることは

すでに申告済みだし

私もそれを彼の随所に感じている



彼は普通に皆ができることができない

しかし

普通に皆ができないことができてしまうところもある


恋愛もそのひとつだろう



加えて

うちの病院に勤めるまで治療技術を確率したいがために

自分を過酷な場所に追い込んで追い込んで仕事をしてきたため

所謂同年代がしてきたであろうことを

ほとんどしてきていない

まるで修行僧のような生活をしていた



そういう特異的な臭いが

私のセンサーに反応したのだろうし

勘の鋭い彼のセンサーにも

私が反応したのだと思う



見た目は悪くないのにね

人とうまく関われなかったり

1人でいるのが好きだったり

コミュ障だったりで

おそらくは人に対してあまり感情が動かなかったり

心を開かなかったり

そんな理由があって

恋愛経験がまるでないのだと思っている



だから私は彼の1番の理解者で応援者で

安全基地で居心地のいい場所であることを目指した



それは達成できていると思う



だから彼との

恋愛的な関係性を急かさないように気をつけている


不器用ながらも

ちょっとずつ距離を縮める彼を愛おしいと思う



ゆっくりゆっくり時間をかけていく

彼のなかで私がなくてはならない存在になるために