入職して半年経とうとしています。





私は精神科の慢性期病棟に勤めていますが
受け入れ先がなかったり
病状が良くならなかったり、と
入院生活が長い患者さんが中心です。


精神科の患者さんは一般科の患者さんに比べると
独特かもしれませんが
私はそこがとても愛おしいと感じます。
(看護をすれば綺麗事だけではないというのはどこの科でもありますよね)


そういうわけで
患者さんと接することは楽しいです。




看護学校の教員に
「精神科に就職すると看護技術が身に付かなくなる」
と言われましたが
実際はやはりそうかもしれません。


慢性期病棟は特にだと思いますが
採血、点滴、経管栄養、吸引、、などなど
看護技術が必要になる場面はとても少ないです。



新人はなるべくそういう患者さんの部屋持ちになるよう配慮していただいていますが
一般科と違って看護技術が必要な患者さんは圧倒的に少なく回数をこなしていないので
特に針を扱うときは未だにとてもドキドキします。



最近は病状の悪化で点滴の指示が出ている患者さんが数名いるので
点滴のルート確保はなんとか1人でもできるようになりました。


お恥ずかしながら、
採血は数えるくらいしかしたことがなく
まだまともにできません。

失敗する度に落ち込みます。


先月の採血回数1回。
なんとか成功。
今月の採血回数3回。
全て失敗‥



所謂、「正中の見えにくい血管」の患者さんは全敗です。



「きっと一般科に就職した同級生は1日に何十人も採血して失敗なんてしないんだろうなぁ。」

と思いながら、
「でも新卒でうちの病棟に配属になった先輩看護師達で採血ができていない人はいないし、私もそのうち出来るようになるだろう!!」
と、都合よく出来ないくせにのんびり構えています
(ダメダメ)


看護技術が少ないというのは就職する前からわかっていたことですしね。


看護は看護技術だけではないと思うので
看護技術以外の看護のスキルを上げていきながら
技術も伴っていけばいいなと思います。







※精神科新人看護師が皆そうではないと思います。あくまでも「私の場合」であることをご了承ください。