11月25日日曜日の続き。
豊田市美術館を背にして、お茶室『一歩亭』へ。
この日は、旦那さんが学生時に所属していた研究室の同窓会。
今年は恩師の喜寿のお祝いも兼ねて、このお茶室にて、皆に一服いただいてもらいましょう、とのこと。
これに、はるきちと私も出席させていただくことに。
お庭は紅葉真っ盛り。
お天気がいいのもあって、お庭がキラキラ、眩しいです。
↓手水鉢。脇に水琴沓があるようで、時折、静かになると美しい音が聞こえてきます。
↓軒下から見上げると、もみじの葉っぱの赤と空の青さが、何ともまばゆくて。
こんな厳かな場に来ているのに、はるきちは、いつものはるきちです。
「かあか、パンたべたーい」
お昼ごはんを食べていないはるきち。
お腹がペコペコなんだろう。。。ここでこっそりムシャムシャムシャ。
満足したかな?↑
中では、広間にて諸先輩方が、自分の茶籠の中にある道具を使ってお点前を披露。
ざっくばらんにお茶を振舞っていらっしゃいます。
一方、豊祥庵・小間の方では、薄茶が振舞われています。
長くお茶をやっていらっしゃる先輩方がいらして、その方々がお点前をされているのです。
私は、最終席、裏方をされていた先輩方とお茶をいただきました。
顔見知りな方ばかりなので、幾分か緊張感もほぐれ。
にじり口から、大人8人が次々と入り、膝が触れ合うほどの距離で座りました。
小間は三畳、薄暗く。
・・・もうこの時点で、私にとっては、非日常の極みを味わっております。(ひぃ~~~)
この席では亭主がお茶を点ててくださり、その間に黒文字がはさまれた懐紙が手元に届き、お菓子を頂戴。
そのお菓子のおいしいこと!
主菓子は『むらさきや』の真っ白な銀杏餅(しっとりした粒餡が、ぽたぽたな道明寺に包まれていた、これが朱色のお菓子器に載せられて運ばれてきました。白と朱の色の対比の美しかったこと!)、『鍵屋 良房』のどんぐり、銀杏、もみじ葉を模ったお干菓子も。
亭主のお話を伺いながら薄茶をいただき、そしてお茶碗を拝見。
しかし残念なことに、押し迫った時間の関係で、慌しく退席。(ほんとに残念。。。シュン)
それでも今、目を閉じると・・・小間で味わった感覚やシーンを思い出します。
10数年振り、思い出のある場所を訪れたこと。
恩師、先輩方と再会したこと。
小間でお茶をいただいたこと。
手入れが行き届いていて、紅葉が美しかったお庭に佇んだこと。
非日常な一日。
大切なことを思い出させてくれたり、まだ遠いけれど、道標となる光のようなものを教えてくれた一日。







