今回は、若いうちに ー入社5年以内にはー 身につけておいて欲しいことを、紹介します。
私は、製造業の研究開発を行うエンジニアですが、以下の4つは業種を超えて、仕事の基本となるスキルだと思っています。
<20代で身に付けて欲しいこと>
1.QC手法を用いた課題解決の進め方
2.仮説を立てて、理論展開し、ストーリーに落とし込む能力
3.自己投資をする習慣
4.仕事上のメンター
今回は、1.QC手法について、お話したいと思います。
理系の方はご存知と思いますが、QCとはQuality Controlのことで、品質を向上させるための手法のことをQC手法と言います。多くの製造業では、若手にこの手法を身につけさせるために、QC手法を用いた課題解決を小集団活動として、実施している企業も多いです。
この課題解決の小集団活動が、仕事の進め方そのものなのです。本当に仕事の基礎が身に付きますよ。 はじめは、上司にやれと指示され、いやいや行っていることが多いと思いますが、この小集団活動を本気でするか否かで、その後の仕事の質は大きく変わってきます。
課題解決の基本フローは以下の通りです。サラリーマンであれば、何らかの課題・目標が業務指示として降りてきていると思います。それに対するアプローチは、まさに、下記のフローだと思います。
A.現状把握
B.要因分析
C.主要因の決定
D.対策の決定
E.効果の確認
これを新人にやらせるととんでもないことになります。新人でやりがちなのが、ストーリーが成立しないものになることです。 対策ありきで進めてしまい、最後に資料を作る際、 A~Dまでの話の流れが通らない、つまり、対策が主要因をつぶしこむ対策にになっていないという失敗です。 A~Dの流れは、第三者からみて、一筆書きでかかれたように、調和のとれたつながりが無いと行けません。
これを経験すれば、ストーリー構築(仕事の進め方)の重要さを身に染みて実感するものです。
実際に私も1年目の小集団活動ででこれをやってしまいました。ストーリを成立させるために、 同期と1日那須の喫茶店でこもり、ストーリーをつなげるためにいろいろな仮説を立てて、その仮説を客観的に証明するデータを集めるために、アンケートを作り直しました。
この流れを仕事の基本として身につけ、どんな課題でも一筆書きの進め方・課題解決までのストーリーが作れるようになれば、1人前のサラリーマンとして、周りから評価されるでしょう。
これまで、かなりの数の自己啓発の本を読んできました。その中で数冊、何度も読み返し、仕事をする際の参考にしている本があります。それをバイブル本と名付けています。
今回は、私のバイブル本の中でも、サラリーマンにとって大変役に立つ本を紹介します。
山崎元氏の”会社は2年で辞めていい”です。
後半が転職についての話なのですがその部分ではなく、サラリーマンが置かれている状況と自分の価値(キャリア)のマネージメントの方法が説明してある前半部分に大変有益な情報が詰まっています。(私自身、後半部分は、きちんと読んだことがありません。)
<目次>
1.今の時代を働く考え方
2.人材価値のセルフマネージメント
3.会社の捨て方・選び方
4.女性のためのキャリアアップ戦略
5.転職の実際
6私の転職を振り返る
これを参考にした具体的な仕事術を説明して行きますが、元ネタはこの本であることが多いです。
サラリーマンでキャリアアップを目指している人にとって、知っておくと非常に役に立つエッセンスが詰まっています。
大変値段もお安くなっていますので、キャリアアップしたいと思っている読者の方、だまされたと思ってこの本を手にしてみてください下さい。私としては、ドラッカーの”マネージメント”より、価値があると思っています。
最後にエッセンスの一部を少しだけ紹介したいと思います。
2.人材価値のセルフマネージメントの最後の”【自分会社】を経営する”です。
一番始めの投稿で、”管理職でなくても自分のキャリア・成果について責任を持たなければならない”と書きましたが、そう考えるきっかけになった一節です。また、この考え方は、松浦弥太郎さんの本にも出てきます。なので、これからのサラリーマンが当然持っておくべき意識の1つなのでしょう。
以下、引用:
自分自身のことを、「自分」という一人の社員だけを使い、「自分の労働」という商品・サービスを売っている会社だと思い、 これを経営すると考えてみよう。こうすることで、自分を対象化して客観的に眺めることが出来るし、物事が非常に考えやすくなる。
「自分の労働」という商品の価値を上げるためには、時間・努力といった「投資」が必要だし、その方向性を決めるためには、「調査・ 企画」的な思考が必要だ。また、作った商品を売るための、「営業」の努力が必要だ。同じ商品でも、売り方によっては、高く売れたり、 全く売れなかったりする。
「対外的なコミュニケーション」と「自分のブランド管理」といういみでは、企業の「広報」のようなセンスで、自分の言動をチェックしたり、 イメージ戦略を考えたりすることが有効である。
「財務」的な自分の金銭管理や、あるいは「総務」に類する身の回りの管理も必要だ。
加えて、忘れてはならないのは、自分自身が社長であり、最終的な決裁者ということだ。
なお、「自分会社」と現実の会社との大きな違いは、不出来でも、きまぐれでも、たった一人の社員を首にできないということだ。 上手に経営して、社員のやる気を喚起して大いに働かせると同時に、よい経営者として、かわいい社員の幸せも考えて欲しい。

会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書) ¥819 Amazon.co.jp
この本は、私が仕事以外の時間を使って、いろいろな知識を身につけるきっかけとなった本です。
入社4年目の2006年、28歳ぐらいの時に手にした本でした。本屋さんで偶然立ち読みしたのが、この本との出会いです。
入社4年目、何となく仕事を覚えて、ちょっと余裕もでてくる時期。人間は、余裕が出てくると余計なことを考えてしまいます。
・何となく仕事してるけど、このままでいいのかな?
・そもそも、なんでこの仕事してんだろう?
・きちんと成長出来るているだろうか?・・・・・・
そんな、漠然とした疑問を持っている時期に、私にとってぴったりでした。
また、読書嫌いの私でも読みやすいエッセイ形式で、おとぎ話のような例え話を使って、分かりやすく言いたいことが表現されている本です。本を開くと、下の写真のような感じで、とても読みやすいですよ。
6年たった今でも、年1回は読み直します。心が洗われるような、良い表現がたくさん乗っているので、今でもスランプの時に読み返します。
最後に一番気に入っている表現を紹介して、今回は終わりにしたいと思います。
自分の考えに気をつけよう。それは言葉になる。
自分の言葉に気をつけよう。それは行動になる。
自分の行動に気をつけよう。それは習慣になる。
自分の習慣に気をつけよう。それは人格になる。
自分の人格に気をつけよう。それは運命になる。

新自分を磨く方法 ¥1,365 Amazon.co.jp
はじめましての方と、改めましての方がいらっしゃいますが、
Hello Goodbye(35歳男性)と申します。
私は、妻子(女の子3歳・男の子1歳)を持つ、35歳の男性です。一般的な企業につとめる一サラリーマン。業種は製造業、職種は研究開発です。
私は、他の”Hello Goodbye - Life (40歳までにそろえるワードローブ+α)”にて、洋服関連の投稿を中心にプライベート、ワークライフバランスで言う、ライフの部分の投稿をしています。
このブログですが、年を重ねるにつれて、仕事・プライベートともに考えることが多くて、それを少しでも整理したいと思い、大好きでありプライベートで考えることの多くを占める洋服についての、整理・シンプル化を目指して、日々の投稿をしています。
そのためか、休日の考えることのバランスが、ライフよりにシフトしてきました。これを少しWorkよりに戻したいと今回もう一つのブログ、”Hello Goodbye-Work(35歳までの仕事術)”を始めることにしました。
これまで約10年の間、サラリーマンとして働いてきて、役に立った情報・自分の仕事術的なものを投稿して行きたいと思います。
それがみなさんと共有出来、みなさんの日々の仕事の中で、少しでも役立てていただけたら、どんなに素敵だろう、と思っています。特に私より若い方(~20代後半)に役立ててもらいたいと思っています。
しょうもないけど、実際に役に立つ小手先の技術、サラリーマンの内情(査定・出世)などのちょっと下世話な話、そして自分のスキルを向上させる自己啓発の方法(主に読書ですが)などを会社の機密情報外の部分について投稿して行きたいと思います。
最後に少し真面目な話をしたいと思います。
今は、高度経済成長・90年頭のバブルを経験し、日本経済は成熟期にあります。成熟ですので、経済が右肩あがりで成長することは、今後はありません。私の親の世代(団塊の世代)までは、真面目でがむしゃらに仕事をしていれば、それなりに給料を得ることができ、報われる社会だったと思います。
でも、私より下の世代はというと、そうではありません。成熟期では経済全体の成長が期待出来ません。つまり、大きさの決まったパイの奪い合いになります。また、グローバル化が進み、国際競争の中で戦って行かなければなりません。インド・中国・アフリカ等々の新興国は、たぶん、個人個人のモチベーションがとても高いと思います。地球の反対側では、そのようなモチベーションの高いライバル達が、日々努力をしていることをイメージしなければならないと思います。
こんな状況で、自分のキャリアに戦略を持たず、がむしゃらに頑張っていては、企業としても、さらには個人としても生き残っていけないと思います。戦略的に自分のキャリアをイメージし、スキルアップしながら成果を上げて行く、他の人には出来ない自分ならではのスキル(個人の付加価値)を高めて行く必要があると思います。
管理職ではない一般のサラリーマンであっても、自分のキャリア・成果に責任を持たなければならないと思います。そういった意味では、ドラッカー風に言うと、”すべてのサラリーマンは、エグゼクティブである”と思います。
私は、研究開発職ですので、すべての方に参考になる情報の投稿は出来ないと思いますが、一部分でも若い世代の方のキャリア構築のヒントになれば、幸いです。
よろしくお願いします。
2013年5月29日 Hello Goodbye-Work
Hello Goodbye(35歳男性)と申します。
私は、妻子(女の子3歳・男の子1歳)を持つ、35歳の男性です。一般的な企業につとめる一サラリーマン。業種は製造業、職種は研究開発です。
私は、他の”Hello Goodbye - Life (40歳までにそろえるワードローブ+α)”にて、洋服関連の投稿を中心にプライベート、ワークライフバランスで言う、ライフの部分の投稿をしています。
このブログですが、年を重ねるにつれて、仕事・プライベートともに考えることが多くて、それを少しでも整理したいと思い、大好きでありプライベートで考えることの多くを占める洋服についての、整理・シンプル化を目指して、日々の投稿をしています。
そのためか、休日の考えることのバランスが、ライフよりにシフトしてきました。これを少しWorkよりに戻したいと今回もう一つのブログ、”Hello Goodbye-Work(35歳までの仕事術)”を始めることにしました。
これまで約10年の間、サラリーマンとして働いてきて、役に立った情報・自分の仕事術的なものを投稿して行きたいと思います。
それがみなさんと共有出来、みなさんの日々の仕事の中で、少しでも役立てていただけたら、どんなに素敵だろう、と思っています。特に私より若い方(~20代後半)に役立ててもらいたいと思っています。
しょうもないけど、実際に役に立つ小手先の技術、サラリーマンの内情(査定・出世)などのちょっと下世話な話、そして自分のスキルを向上させる自己啓発の方法(主に読書ですが)などを会社の機密情報外の部分について投稿して行きたいと思います。
最後に少し真面目な話をしたいと思います。
今は、高度経済成長・90年頭のバブルを経験し、日本経済は成熟期にあります。成熟ですので、経済が右肩あがりで成長することは、今後はありません。私の親の世代(団塊の世代)までは、真面目でがむしゃらに仕事をしていれば、それなりに給料を得ることができ、報われる社会だったと思います。
でも、私より下の世代はというと、そうではありません。成熟期では経済全体の成長が期待出来ません。つまり、大きさの決まったパイの奪い合いになります。また、グローバル化が進み、国際競争の中で戦って行かなければなりません。インド・中国・アフリカ等々の新興国は、たぶん、個人個人のモチベーションがとても高いと思います。地球の反対側では、そのようなモチベーションの高いライバル達が、日々努力をしていることをイメージしなければならないと思います。
こんな状況で、自分のキャリアに戦略を持たず、がむしゃらに頑張っていては、企業としても、さらには個人としても生き残っていけないと思います。戦略的に自分のキャリアをイメージし、スキルアップしながら成果を上げて行く、他の人には出来ない自分ならではのスキル(個人の付加価値)を高めて行く必要があると思います。
管理職ではない一般のサラリーマンであっても、自分のキャリア・成果に責任を持たなければならないと思います。そういった意味では、ドラッカー風に言うと、”すべてのサラリーマンは、エグゼクティブである”と思います。
私は、研究開発職ですので、すべての方に参考になる情報の投稿は出来ないと思いますが、一部分でも若い世代の方のキャリア構築のヒントになれば、幸いです。
よろしくお願いします。
2013年5月29日 Hello Goodbye-Work


