なんだかとっても久しぶりな更新になりますが、長々と書きますよ長々と( ^ω^)おっおっおー♪
4月6日からゴールデンウィーク明けくらいまで新宿FACEで公演されている
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
の日本版ミュージカルを見てきました(゚Д゚)ノ ァィ
去年も見てきたんですが、今年はイツハク役が中村中からソムン・タクに代わり、
ヘドウィ役は引き続き山本耕史といった配役。
ぶっちゃけた話、去年の山本ヘドはというと・・・
・型にはまって台本をなぞっている感じ
・悪そうな人を一生懸命演じてる感じ
・疑問が生まれる演奏のアレンジ
などなど正直な話、あんま良くなかったんですわ(-"-)ウムム
でもやっぱり生の舞台が近所で見られると聞くと、
ヘド好きなら年に一回くらいは見に行っても良いかなと思うもの。、
2007年版山本ヘドの不安を抱えながらも、とりあえずは2008年版の山本ヘドを見てみました。
会場の新宿FACEですが、ここは過去にオセロケッツという今やどこに行ったのかとんと見かけないバンドのLiveを見た以来の基本的にLiveハウスなんですよ(´ρ`)
そこで俺はとりま様子を見る為にも安値の立見席6000円のチケットを買ったんですが、
まさかこんな場所(図の赤字参照)で立ち見とはちょっとビックリしましたね(;・∀・)
でもここはここでメリットもあったんだぜ!!
なんていったって・・・
目の前から山本ヘドが登場して1.5メートルくらい前を通り過ぎて行ったんですからね(´ρ`)
もし山本耕史ファンなら即倒モノでしょうなw
俺はちょっとビックリしただけだったけど( ´,_ゝ`)プッ
で、やっぱり1曲目は楽曲「Tear Me Down」から始まる訳ですよ♪
バックの電光掲示板もFACE仕様なのかは知りませんが、結構良い感じでしたよ(´ρ`)
で、あのマントをバサっと大きく開いて
「Don’t You Know Me?」と始まる訳ですよ♪
歌は前回と同じ英詞でバンドは本場アメリカ版ヘドウィグを基本としたアレンジになってたかな?
ツインギターの割にややギターの音量が小さかったようにも思えたけど、Voを前面に持っていく仕様にするならうるさくないくらいの感じになってましたね(´ρ`)
個人的にはもう少しギターの音量を上げてパンキッシュな音作りにして欲しかったけど、そこまで苦ではない歌の聴きやすい感じでしたね(´ρ`)
で、1曲目が終わり、ヘドウィグのミュージカルと言われるストーリー的な物語が語られる訳ですよ。
セットは前回とあんま変わってませんでしたね。
ってかアメリカ版もこんな感じでやってたみたいで至ってシンプルな舞台セットでした(´ρ`)
で、どんどん曲が進んで行き、楽曲「Origin Of Love」へと流れが進んでいくんですが、
映画とはちょっと違った感じで話が進んで行きましたね。
ハンセル(ヘドウィグ少年期の名前)が物心付いた頃には父親が他の女と出て行ったという設定になってまして、母親とは手も触れずに毎日一緒に眠っていたと語られてました。
映画での父親ははハンセルにセクハラまがいな事をして母親に叩き出されてたんですがね。
で、オリジン・オブ・ラブと言えば3種類の合体した人類が、神々によって全部引き裂かれてしまったという描写をバックの電光掲示板でアニメーションされていく曲なんですが、また今年のアニメーションも若干ですが新しくなってましたね(´ρ`)
ヘドウィグを知らない人があれを見てどう思うかは分からないですが、個人的には凄く分かりやすくて良い印象を受けましたね。
この辺もまた改善された部分ではなかろうかと(´ρ`)
さてさて話は進み、ぬっぽりした感じの声色で映画のルーサーのイメージを忠実に守りながら語っていた中村中のルーサーも、
ソムン・タクになると・・・
ヨボヨボになった蝶野みたいな口調で語られてましたね( ´,_ゝ`)プッ
その辺はその辺で結構面白かったですねw
でもそんな声色を使ってもエロいホモの権力者という印象は物凄く受けれたので全然おkだったように思います。
まぁあの声だとまたイメージされるルーサー像が変わってしまうんですがね( ´,_ゝ`)プッ
で、楽曲「Suger Daddy」に入り、本場の舞台では客にやってたカーウォッシュはどうするのかと思っていたらステージのモニターにカーウォッシュをしてました( ´,_ゝ`)プッ
まぁ無理に客に絡むのもどうかと思うし、指定席がパイプ椅子なんで結構、無理があるかなと(´ρ`)
ちなみにカーウォッシュって何?って方はこちらを参照
From Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=cXn70q9RMs0&feature=related
ちなみに上のYoutubeでやってるヘドウィグは客をいじりすぎですwwwwwwwwwwwwwwwwww
何を言ってるのかあんま分からないんですが、なぜか空気で笑えてしまうところが万国で愛されるヘドウィグのすばらしさでもあるんでしょうね(・∀・)ニヤニヤ
さてさて、そんな愉快なシュガーダディーも終わり、話が進んで行く訳ですが、
やっぱ性転換手術の話になるんですよね原作通りに。
でもパスポートの偽造が母親の知り合いの裏組織によってされたというのはここのオリジナルなのかなと(´ρ`)
で「母親の表情はしばらく固まったまんまだった」という表現に目新しさを覚えましたね。
確かに映画でもしばらく静止してから割り切ったように偽造の話を出してくるんですが、ちょっと個人的にはそういった細かいところに新鮮さを感じれましたね(´ρ`)
で、楽曲「Angry Inch」へと進んで行きます。
ってか今気付いたんだが、このペースで書いていくと相当長くなるなぁ・・・(;´Д`)ウウッ…
もうちょっと割愛気味に書いていこう(;・∀・)
で、やっぱ性転換してアメリカのフロリダに旦那のルーサーと一緒に行ったんですが、
1年で捨てられる訳ですよ。
その辺の展開の進み方も映画とは時間軸から違ってるんでまた目新しさがありましたね。
で、楽曲「Wig In A Box」へと行くわけですが、
ウィグ~が終わると、前回には無かったメンバー紹介が始まります。
ここはリアルとストーリーの間なんでちょっと小難しいところではあると思いますが、
案外普通にやってましたねw
で、イツハの紹介の時に、ヘドウィグの新しい旦那になる前の経緯やら何やらを語られる訳ですが、
映画でカットされてた部分がここでは語られており、イツハクがドラッグクイーンで女になっていた時代のサントラ未収録曲「Random Number Generation」が披露されてましたヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
この曲の時にヘドウィグが「ちょっと休憩するわ」と言って舞台下手側の長机の客席(序盤の図参照)で客に話しかけながらブーブー文句言ってそうな感じででビールを飲んでいたのがとっても印象深かったですねヾ(*´∀`*)ノ キャッキャ
山本耕史も自然な演技が出来るようになったなぁとつくづく思ったものですよ(・∀・)ニヤニヤ
で、一人センターで広々と歌うイツハク役のソムン・タクなんですが、これがまた圧巻のステージで、
一曲だけで客席から拍手喝采の雨あられヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
その辺も一応にヘドウィグの設定通りなんですが、
これはリアルに凄かったなと_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
で、ルーサーに捨てられてからのヘドウィグの話に戻るんですが、
オカマの娼婦をやってた話やベビーシッターの話も出てきてようやくトミーの登場ですよ。
で、楽曲「Wicked Little Town ヘドVer」が流れ、二人の恋の話が進み、幸せ絶頂期の話が出て
トミーがヘドウィグの股間に気づく話で前回や映画には無い衝撃の展開!!
泣き崩れながらヘドウィグがカツラを投げ捨てちゃったド━━━(゚Д゚) ━━━ン !!!
で、イツハクに慰められながらステージの上手側に引っ込み、ベースの人の歌によるトミーの楽曲
「Long Grift」が演奏された訳ですよ(´ρ`)
もうそこからはこの後どうするのかハラハラだったんですが、山本耕史のヅラでカタがついてグシャグシャになった地毛のままヘドウィグの語りである「Hedwig's Lament」が始まり、
客席がヘドウィグの怒りと悲しみに打ちひしがれながら大暴れする姿を見て良い意味で静まり返りながらも
パンキッシュな楽曲「Exquisite Corpse」へ。
おっぱいに見立てて仕込まれている胸のトマトは無いんですが、それでも怒りのままに暴れ、もがき、苦しみ、悲しみ、どんどん服を脱ぎ捨てていきます。
そしてヘドウィグが倒れ、起き上がる頃には額に銀の十字架が!!
楽曲「Wicked Little Town トミーVer」が始まり、会場は静まったまま俺の大好きな曲が演奏されました。・゚・(ノ∀`)・゚・。
もうここで結構なクライマックスなんですが、最後の最後に楽曲「Midnight Radio」が始まる訳ですよ。
で、イツハクがはけていたのは気づいてたんですが、ここで再び俺の目の前の扉が開き、
ドラッグクイーン化したイツハクが俺の目の前1・5メートルの所をゆっくり通り過ぎる訳ですよアワワ ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
指定席で見てる人らはそんなイツハクの登場に気づいていなかった人も多かったと思うんですが、6000円の立ち見席とはいえどもこの席はなかなか当たりだったなとこの辺でも思うのでした(・∀・)ニヤニヤ
で、華々しいイツハクとボロボロになりながらもすべてを悟り許したかのようなヘドウィグが舞台のセンターで歌う姿はなんとも言いがたい感動の嵐で不覚にも泣きそうになってましたよ( ;∀;) カンドーシタ
ここで約100分ほどの舞台が幕を閉じ、感動のカーテンコールですよ。
もうね、もう一回見に行きたいと思いましたよ全力で!!
今度見るときは指定席で見ようと。
で、出演者全員(っていっても山本耕史とソムン・タクとアングリーインチのメンバーだけだけど)で、
お礼され、カーテンコールの中、再び山本耕史とソムン・タクが挨拶に来ました。
でも別になにか面白い事を言いに来たのではなく、普通にお礼を言いに来てくれました。
そんな感じにステージの方は幕を閉じました。
で、グッズが売ってたんですが・・・
という訳でデスマスクのハンカチを購入しましたヽ('∀`*)ノ
あと、追加公演の厚生年金会館のチケットも一般販売より先に購入出来るみたいなんで早速購入(・∀・)ニヤニヤ
だれと行くとか全然決まってないんですがチケット二枚買っちゃんたんんだぜ(ノ∀`)アチャー
さてさて何人かヘド好きの友達がいるんだが誰を誘おうかな(・∀・)ニヤニヤ
・・・という訳で2008年の山本ヘドは物凄く素晴らしい出来でしたよ!!
お暇のある方で興味のあるかたは是非是非足を運んでみてください。
去年はいまいちだったけど今年のはかなり良くなってますんでヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
ちなみにセットリストです。
1、Tear Me Down
2、Origin Of Love
3、Suger Daddy
4、Angury Inch
5、Wig In A Box
6、Random Number Generation
7、Wicked Little Town Hedwig Ver
8、Long Grift
9、Hedwig’s Lament
10、Exqusite Corpse
11、Wicked Little Town
12、Midnight Redio



