J2第11節 松本山雅FC×京都サンガF.C.
2012/4/30 15:00KO
松本山雅FC 0-0 京都サンガF.C.
【得点】
なし
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00136691.html
《試合感想》
スカパー!でテレビ観戦。
いやいや山雅の戦いぶりには驚きましたね。
戦前に「松本山雅プレビュー 京都サンガF.C.戦」でも書いたんだけど、正直言って8~9割はボールを支配されると思っていました。
それが蓋を開けてみれば五分以上に戦っていたんですから良い意味で予想を裏切られました。
で、具体的にどこで予想が裏切られたかって話を少々。
言い換えればどこが想像以上に出来ていたかって話になりますね。
大きく2点です。
まず1つ目が「京都にバイタルエリアまでボールを運ばせていなかった点」でした。
前節の京都の対戦相手でもある大分も山雅と同じ様に5バック気味にブロックを作って良い感じで守っていたのにも関わらず、バイタルではかなり面白い様にボールを動かされていました。
いくら山雅の最近の守備が良いとは言っても、そこまで大分と差があるとは思っていなかったので山雅も同じ様にかなりピンチを迎えて運を見方につけてやっと無失点と言うのが個人的な見方でした。
が、実際には中盤でのプレスが非常に機能していてバイタルまで進入させずにボールを奪い取れていましたね。
この日の京都の出来が良くなかったのか山雅の出来が素晴らしかったのかって言うのは難しいところだけど、事実として京都に攻撃の形を作らせなかったのには良い意味で予想を裏切られました。
そしてもう1点は「ボールを奪ってからプレスを受ける前に展開するシーンが多かった点」。
この点に関しては「プレビュー」でも書いたんだけど、京都の弱みとして認識はしていました。
ただ京都のハイプレスをかいくぐってボールを広げる難しさは他の試合を見てても感じていたので、1試合で数回あれば良いかな程度に思っていたものです。
が、実際にはこのパターンで面白いように攻めることが出来ていましたね。
もともとボールを奪ったら難しいことをしないチームだったのでそういう分かりやすい選択肢の方がチームにあってるのかなとは思ったりもしたけど、とにもかくにも見事でした。
それと共にほとんどの場面でボールを奪ってから下げる事なく攻撃を終えられていたのも良かったなと。
なぜならまず悪いボールの失い方をせずカウンタリングカウンターを喰らわなかったし、また京都の中盤はボールを失ってから球際へのアプローチは速いけどそこから自分のゴールを向いて長い距離を戻るのが遅いので相性が良かった気がしました。
特に京都ボランチの戻りの遅さを突いて、バイタルエリア付近でセカンドボールを拾い二次攻撃、三次攻撃と続けられるシーンが多かったのは見事でした。
と、そんな感想。
これで山雅は4試合無失点。
しかもその内容もカウンターの怖い千葉に驚異的なパスサッカーの京都と速攻・遅攻とそれぞれのスタイルに長けた両チームを含んだものなので見事としか言いようがありません。
本当に守備は良いですね。
今年の山雅は昨年までと違って試合毎に積み重ねが感じられるのが何より楽しくてなりません。
(昨年までは1試合良くても次は別物だと思っていました)
守備はひとまずリーグでも指折りなところまで来たのではないでしょうか?
これからは攻撃面でどんなアレンジをしてくれるか注目ですね。
《気になった選手》
松本山雅FC
MF 喜山康平
ボランチで出場。
球際の強さも読みが鋭くなってきた事で一層凄みが出てきた気がしています。
最後まで走りきるフィジカルも含め今の山雅にとって最重要選手となってきてるのではないでしょうか?
引き続き活躍を続けて欲しいと思います。
京都サンガF.C.
MF 中村充孝
ボランチで出場。
全体的に輝けなかった攻撃陣にあって中村選手が絡むとチャンスが生まれていましたね。
柔らかいボールタッチとしなやかな突破には魅せられました。
バイタルを空けるシーンがあったのは山雅にとってはありがたかったけど、京都のサッカーには欠かせない選手であるのを再確認しました。
これからも活躍を続けて欲しいですね。
松本山雅FC 0-0 京都サンガF.C.
【得点】
なし
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00136691.html
《試合感想》
スカパー!でテレビ観戦。
いやいや山雅の戦いぶりには驚きましたね。
戦前に「松本山雅プレビュー 京都サンガF.C.戦」でも書いたんだけど、正直言って8~9割はボールを支配されると思っていました。
それが蓋を開けてみれば五分以上に戦っていたんですから良い意味で予想を裏切られました。
で、具体的にどこで予想が裏切られたかって話を少々。
言い換えればどこが想像以上に出来ていたかって話になりますね。
大きく2点です。
まず1つ目が「京都にバイタルエリアまでボールを運ばせていなかった点」でした。
前節の京都の対戦相手でもある大分も山雅と同じ様に5バック気味にブロックを作って良い感じで守っていたのにも関わらず、バイタルではかなり面白い様にボールを動かされていました。
いくら山雅の最近の守備が良いとは言っても、そこまで大分と差があるとは思っていなかったので山雅も同じ様にかなりピンチを迎えて運を見方につけてやっと無失点と言うのが個人的な見方でした。
が、実際には中盤でのプレスが非常に機能していてバイタルまで進入させずにボールを奪い取れていましたね。
この日の京都の出来が良くなかったのか山雅の出来が素晴らしかったのかって言うのは難しいところだけど、事実として京都に攻撃の形を作らせなかったのには良い意味で予想を裏切られました。
そしてもう1点は「ボールを奪ってからプレスを受ける前に展開するシーンが多かった点」。
この点に関しては「プレビュー」でも書いたんだけど、京都の弱みとして認識はしていました。
ただ京都のハイプレスをかいくぐってボールを広げる難しさは他の試合を見てても感じていたので、1試合で数回あれば良いかな程度に思っていたものです。
が、実際にはこのパターンで面白いように攻めることが出来ていましたね。
もともとボールを奪ったら難しいことをしないチームだったのでそういう分かりやすい選択肢の方がチームにあってるのかなとは思ったりもしたけど、とにもかくにも見事でした。
それと共にほとんどの場面でボールを奪ってから下げる事なく攻撃を終えられていたのも良かったなと。
なぜならまず悪いボールの失い方をせずカウンタリングカウンターを喰らわなかったし、また京都の中盤はボールを失ってから球際へのアプローチは速いけどそこから自分のゴールを向いて長い距離を戻るのが遅いので相性が良かった気がしました。
特に京都ボランチの戻りの遅さを突いて、バイタルエリア付近でセカンドボールを拾い二次攻撃、三次攻撃と続けられるシーンが多かったのは見事でした。
と、そんな感想。
これで山雅は4試合無失点。
しかもその内容もカウンターの怖い千葉に驚異的なパスサッカーの京都と速攻・遅攻とそれぞれのスタイルに長けた両チームを含んだものなので見事としか言いようがありません。
本当に守備は良いですね。
今年の山雅は昨年までと違って試合毎に積み重ねが感じられるのが何より楽しくてなりません。
(昨年までは1試合良くても次は別物だと思っていました)
守備はひとまずリーグでも指折りなところまで来たのではないでしょうか?
これからは攻撃面でどんなアレンジをしてくれるか注目ですね。
《気になった選手》
松本山雅FC
MF 喜山康平
ボランチで出場。
球際の強さも読みが鋭くなってきた事で一層凄みが出てきた気がしています。
最後まで走りきるフィジカルも含め今の山雅にとって最重要選手となってきてるのではないでしょうか?
引き続き活躍を続けて欲しいと思います。
京都サンガF.C.
MF 中村充孝
ボランチで出場。
全体的に輝けなかった攻撃陣にあって中村選手が絡むとチャンスが生まれていましたね。
柔らかいボールタッチとしなやかな突破には魅せられました。
バイタルを空けるシーンがあったのは山雅にとってはありがたかったけど、京都のサッカーには欠かせない選手であるのを再確認しました。
これからも活躍を続けて欲しいですね。