関東大学リーグ1部第7節 国士舘大学×慶応義塾大学 | CZOブログ

関東大学リーグ1部第7節 国士舘大学×慶応義塾大学

2011/6/11 13:50KO


国士舘大学 1-2 慶應義塾大学

【得点】

慶應 武藤嘉紀

慶應 武藤嘉紀

国士舘 服部康平




《試合経過》

http://keispo.org/wordpress/?p=6270



《試合感想》

少し時間が経ってしまったので感想も薄め。


国士舘はなにか噛み合っていませんね。

昨年の主力がわりと残ってるので今年のチームには期待してたんですが、ドリブラーの吉野選手・金子選手も昨年ほどの凄みが見られず目を見張る様な突破もあまりなかったしなかなか厳しい印象。

そんな中ボランチの佐藤優平選手が中盤で動き回ってボールを動かしリズムを作っていましたね。

ただリズムは作れつつあったけどまだまだチームとして足りないものが多かったなと。

少なくとも昨年ほどではなかったです。

個で崩せる選手が多いだけに昨年の様なサイドの勝負では負けないサッカーになっていって欲しいものです。

チーム力を考えるとこんな順位にいるはずのないチームなのでね。


一方の慶應大。

こちらは逆に個の強さが目立っていましたね。

上手い選手が前線に多かったんだけど、上手くパスとドリブルを組み合わせて崩していた印象。

フィジカル的に長けた選手は少ない分スキルに長けた選手が多いので非常にエレガントだった様に感じました。

そしてその個が上手くチームに還元されていましたね。

なんと言うかそれぞれの強みを上手く出しあえる様なシステムやサッカーが行われていた様に感じたものです。

負傷者や出場停止の選手がいたようでベストのメンバーではないんだろうけど、チームとしての層の厚さは感じられました。

これからより熟成されていくのに期待ですね。


そんな感想。

今年の関東大学リーグは物凄い混戦ですね。

慶応大学は2位とは言え勝ち点が近いだけに全く気が抜けない状況だし、国士舘は国士舘でどこかで連勝することが出来れば一気に上位進出できそう。

そういう意味では1節1節見逃せませんね。

あいにく週末は大学サッカーを見に行く予定です。

熱い試合に期待したいと思います。




《気になった選手》

国士舘大学

FW 服部康平

2トップの片方で出場。

もともと高さがあるんだけどこの日の服部選手からは空中戦に強さと安定感が出てきたように感じました。

今の大学サッカーってベタベタな電柱タイプが減ってきてる印象があるのである意味で貴重な選手だと思ったものです。

まだ2年生なのでこれからより成長していってほしいですね。


慶應義塾大学

DF 黄大城

左SBで出場。

フィジカル的に優れてるし何度か見てるけどいい選手ですね。

攻めてもスピードと突破力があるし、守っても対人が強くなかなかクロスを上げさせない。

本当に総合力の高い選手だと感じました。

4年生という事でプロ入りもあるはずなので進路に注目したいと思います。


FW 武藤嘉紀

FWで出場。

この日2ゴールと言う結果に加え鋭いドリブル突破が良かったと思います。

もともと期待してはいたけど今年の1年生では頭一つ抜けてるかな?

まだまだ結果を残せる選手だと思うので、活躍に期待ですね。