チャリティマッチ 松本山雅FC×FC東京 | CZOブログ

チャリティマッチ 松本山雅FC×FC東京

2011/4/3  14:00KO


松本山雅FC 0-4 FC東京

【得点】

東京 上里一将

東京 谷澤達也

東京 鈴木達也

東京 鈴木達也



《試合経過》

http://www.shinmai.co.jp/soccer/2011/04/post-205.html



《試合感想》

スコア的には4-0と差がついたけど、自分の感覚的にはそこまで大きな差は感じませんでした。

もちろん差はあったと思いますがね。


山雅は右SHの今井昌太選手と左SHの鐡戸裕史選手がかなり低い位置に入って5バック気味な布陣だったと思います。

ただ5バックの真ん中に入った松田選手が攻撃時にはスッと中盤に上がりフォーメーションを崩すのが特徴的でしたね。

久しぶりの観戦で前回見た時と大きくシステムに変化が出ていたので思わず「そう来たか」と思ったものです。

今井選手を低い位置で使ったりいい意味で発見があったのが個人的には良かったなと。


一方の東京は4-4-2。

札幌から新加入の上里選手をボランチに置いてバランスを取っていたのが印象的でした。

相手がJFLのクラブだったこともあってかかなり前掛りだったとは思うけど、その分DFラインで個の強さを見せたと思います。


山雅は山雅で木島兄弟を2トップに配し彼らの個の強さを一つの武器にしてたと思うんだけど、それを上手く東京にいなされたなと。

あと一歩で抜けそうな突破は何度か見せたけど実際にシュートまで持ち込むシーンが少なかったのを考えるとさすがと言わざるを得ませんね。

ただ東京には止められたもののJFLのクラブを相手にしたならそれなりに脅威となって行きそうだとは感じました。

果たしてどうなっていくでしょうか?


また個人的に面白いと思ったのが交代の札。

スコアから見ても松田選手⇒佐藤選手は上手く言ったとはいえないのかもしれないけど、攻撃陣の交代などはシーズンを通してイメージできるものだったと思いました。

決定機を演出できる弦巻選手、高さのある塩沢選手、ドリブル突破に長ける久富選手らは今後十分に期待できそうですね。



とまぁそんな感想。

先にも述べたけど思ったより印象は良かったです。

正直スコア的には残念だったけど期待値は増しました。

早くJFLに開幕して欲しいものですね。





《気になった選手》

松本山雅FC

DF 松田直樹

5バックのセンターで出場。

やっぱり凄い選手ですね。

なんと言うかボールの奪い方が綺麗だったなと。

それは読みの良さやディフェンスのスキルに裏づけされたものなんだろうけど、違いは十分に見れたと思いました。

早くも大きな役割を担っていると思うので頑張って欲しいですね。


DF 飯田真輝

CBで出場。

スピードのある選手への対応に不安は残したとは思うけど、空中戦はさすがでしたね。

平山選手へのロングボールなってかなり高い確率で勝っていたのではないでしょうか?

改めて高さにおいてはJリーグに入ってもトップレヴェルにあることを証明したと思います。

これからも頑張って欲しいですね。


MF 今井昌太

右SBで出場。

低い位置から颯爽と攻めあがる姿は新境地の開拓を感じました。

ただまだ深い位置まで上がったときのプレイの精度の低さがあるのかなとも。

まだまだ未完成だとは思うけど十分に可能性を感じられる起用だったと思います。

もう少しここでのプレイを見てみたいものです。


FC東京

DF 阿部巧

左SBで出場。

攻撃参加もさることながらディフェンス面での泥臭さが印象的でした。

スピードのある今井選手に対しほぼ完全についていけていたと思うし、かなり能力の高さを感じたものです。

層の薄いポジションだと思うので出番が多くなってきそうだし飛躍の年として欲しいですね。


FW 鈴木達也

今まで見た中では圧倒的に凄さを感じました。

あそこまで速くキレのあるドリブルを見られるとはね。

Jリーグでもどんどんこの日のようなプレイを出していって欲しいものです。