AFC U-16選手権準々決勝 U-16イラク代表×U-16日本代表 | CZOブログ

AFC U-16選手権準々決勝 U-16イラク代表×U-16日本代表

2010/11/1


U-16イラク代表 1-3 U-16日本代表

【得点】

日本 南野拓実

イラク アル・フアジ

日本 秋野央樹

日本 南野拓実



《試合経過》

後ほど?



《試合感想》

BS1でやってた録画放送を視聴しました。

しかもゲストが同代表の監督・吉武さんと言うことで、チームに対する詳しい話を聞けて非常に満足でした。


チーム作りの段階で数回見たけど、改めてアジアレベルで見るといいチームですね。


まずこのチームの特徴はコンバートの上手さだと思いました。

この世代だと能力の高い選手はチームで前線で使われがちらしいけど、そういう能力の高い選手を上手くコンバートしてチームとして機能させたなと感じたものです。


その甲斐もあってか2大会連続でU-20W杯出場を逃したロンドン世代において弱点と言われたディフェンス陣が、U-16年代にも関わらず非常に体格が良くむしろストロングポイントにすら感じられました。

(右SB⇒川口選手/175cm、CB⇒岩波選手/185cm、植田選手/185cm、左SB⇒鈴木選手/178cm)


そしてやってるサッカーはいい意味で特徴がないのかなと。

前線に宇佐美選手の様なスーパーなタレントはいないけど、平均値の高い選手がそれぞれが生かしあえる選手が揃っている印象。

だからパスのリズムみたいなものが良く的を絞らせないなとね。


前回大会の日本は非常に魅力的で素晴らしいチームだと思ったけど、実際に試合で勝っていくのは守備陣に能力の高い選手を置いた今回みたいなチームなのかなと感じました。


そんな感想。

アジアを突破した段階で言うのは早いのかもしれないけど、吉武監督はプロ入りを見据え選手を適材適所にコンバートできる方なのかなと感じました。

これまで後にプロ入りしてからコンバートされる選手をより早い段階でコンバートすることで多くの経験を得ることが出来るので非常に好ましいなとね。

と言うか、吉武監督がこの世代の専任監督となった場合、長期的に見たときに日本代表が強くなるんじゃないかと感じたものです。


とにもかくにも予選突破して何より。

個人的には本大会で結果は残せるのかなと思っています。

これからの戦いぶりに注目ですね。

《気になった選手》

U-16日本代表

DF 川口尚紀

この代表でFWからSBにコンバートされたらしいけど非常いいですね。

おそらくゴリゴリと突破するタイプのFWだったと思うんだけど、実際そういうプレイからアシストを決めてるし守備も悪くないとの事。

このままSBを続けていくかはクラブ次第になるのかもしれないけど、SBとしてのポテンシャルは非常に高いように感じました。

これからの成長に期待ですね。


FW 神田夢実

非常にテクニックが高く魅力的な選手だなと。

派手さはないけどフッと何気なく入れる縦パスやスルーパスにはセンスの高さを感じました。

まだまだ身体が出来てなくて線の細い印象はあるけど、そういう部分で戦えるようになってきたら面白い選手になるのかなと。

本大会が楽しみな選手ですね。