JFL後期第8節 ブルウブリッツ秋田×松本山雅FC | CZOブログ

JFL後期第8節 ブルウブリッツ秋田×松本山雅FC

2010/9/19  13:00KO


ブラウブリッツ秋田 1-3 松本山雅FC

【得点】

山雅 小林陽介

山雅 石田祐樹

山雅 石田祐樹

秋田 久保田圭一



《試合経過》

http://www.shinmai.co.jp/soccer/2010/09/post-105.html



《試合感想》

録画で見ようと思ってたけどテレ松ではやらず。

やむなく丸山食堂まで出向いて視聴してきました。



山雅のサッカーも形になってきたのかなと。


この日の山雅はいつも通り4-4-2。

小林選手や竹内選手が久しぶりにスタメンに名を連ねました。


まずなんと言っても守備が良かったですね。

失点シーンではポッカリとフリーの選手を作ってしまったけど、それ以外は完璧な出来だったんじゃないでしょうか?

攻⇒守の切り替えが早くファーストディフェンスでディレイして素早くブロックを作り、その中でじっくり守って相手の縦パスを狙う。

そういう守備がすごく機能していて見てて爽快でしたね。

このディフェンス面に関しては、ここ数試合見てもかなりの出来なのでおそらくフロックではないし、今の山雅の強みなのかなと思っています。


一方の攻撃面。

いつもよりスムースな攻撃が出来ていたなと。

そしてその功労者が久しぶりの出場の小林選手だったのかなとね。

もちろん先制点となるダイビングヘッドは気持ちの入った素晴らしいものだったと思うけど、それ以上に試合の流れの中での貢献が秀逸でした。

タイミングよくスペースに走りこみボールを引き出しシンプルに味方選手を使う、非常に地味なプレイの連続だったけどそれを確実に続けていくことで、いつもより前線にボールが入りそしてボールが動いていたように感じていたものです。


今年の後半戦頃から山雅のサッカーが丁寧にビルドアップしていくサッカーに大きく舵をきった様に感じてたんだけど、なぜこういうプレイが出来る小林選手が冷や飯を食わされ続けていたのか本当に謎ですね。

序盤のような「FW行ってこい!」なサッカーじゃ持ち味は出し切れないけど、今のパス主体にチーム攻めるサッカーならもっと重宝されていて良かったはずじゃないでしょうか?

逆に言えば、小林選手が久しぶりの出場で自身の存在感を示してくれたのは嬉しい限り。

決して身体能力の高い訳ではなくて爆発的なプレイをする選手ではないけど、チームに必要な選手だと結果で示してくれたと思います。


果たしてこの活躍は監督の目にはどう映ったんでしょうか?

自分が吉澤監督の嫌いなところのひとつに、古くからいる選手を過小評価してる(様に感じる)点があるんですが、少しはそういう考えを見直すきっかけになって欲しいですね。

小林選手に限らず竹内選手や高沢選手や小沢選手も絶対に活躍できる選手だと思ってます。


そんな感想。

秋田についても書きたいけど、テレ松を見る限り4-1-3-2のシステムとパスを繋ぎたいチームってことくらいしかわかりませんでした。

実況・カメラワーク・画質含めてもう少しなんとかならないのかなと感じてしまいます。




《気になった選手》

松本山雅FC

MF 斎藤智閣

持ち前のディフェンス力いかんなく発揮。

それと共に3点目の起点となった潰してからすぐに木村選手へ出したスルーパスは見事。

もともと相手が攻撃に転じようとした瞬間にボールを奪える選手だと思うので、あのシーンみたいな一発で仕留める様なパスがもっと出てくればより凄い選手になっていくのかなと感じました。


FW 小林陽介

久しぶりの出場で存在感を見せてくれましたね。

ボールの引き出しとシンプルなプレイは攻撃の活性化に大きな役割を果たしていたと思います。

また先制点のダイビングへッドは見事。

シーズン残りの活躍に期待ですね。