準決勝 ウルグアイ×オランダ
2010/7/6
ウルグアイ 2-3 オランダ
【得点】
オランダ ジオバンニ・ファン・ブロンクホルスト
ウルグアイ ディエゴ・フォルラン
オランダ ウェスレイ・スナイデル
オランダ アリエン・ロッベン
ウルグアイ マキシミリアーノ・ペレイラ
《試合経過》
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/game/result?gid=2010070601
《試合感想》
大会当初はなんとも思わなかったウルグアイですが、繰り返し見てるとだんだんハマってきますね。
何がハマるってそのディフェンス力。
後ろで引いてきっちりとブロックを作ってのディフェンスなんだけど、そのブロックを作ってからは献身的なプレスを繰り返す。
その様といったらディフェンシブなんだけど、思わず「攻撃的なディフェンス」と口ずさんでしまいますね。
また攻撃に移る時は無駄がなくシンプルに勝負パスを出して攻め込んでいくなぁと。
だから攻撃はあっさりとしてるんだけど、その分キレがある様に感じました。
攻撃をあっさりしちゃうからボールを持たれてる時間は自ずと長くなって非常に消耗する戦い方だけど、逆に攻撃に凄みに欠ける日本、またディフェンスを全うできる日本には適した戦い方なのかなぁとね。
一方のオランダ。
この試合は見るからに苦しんでましたね。
ウルグアイの激しく統率されたプレスに突破口を見出せずにいた印象でした。
ただそんな中でも3得点。
滅多に見れないスーパーゴールとオフサイド的ゴールを含んでるとは言えそこはさすが。
後半ファン・デル・ファールト選手を投入して流れを掴んだりと選手層の厚さも見せてくれたと思います。
いやいや本当に強かった。
試合の方はウルグアイの術中にはまってたところはあったけど、結果的にはオランダが地力を見せた感じでしたね。
ただそんな中でもウルグアイのロスタイムゴールとその後の猛攻は見応えがありました。
かくしてオランダは決勝進出ですね。
今大会屈指のチームだと思うので、いいゲームを期待したいと思います。
《気になった選手》
オランダ
MF ウェスレイ・スナイデル
スキルが高く決定的な仕事をする選手だなぁとは今大会見てて感じてる事なんですが、改めて凄いと感じたのはその運動量です。
前線のスペースに献身的に走りこむ姿勢が印象的でした。
今風のトップ下ってこういう選手のことを言うのかなと感じたものです。