関東大学リーグ1部第4節 中央大学×早稲田大学 | CZOブログ

関東大学リーグ1部第4節 中央大学×早稲田大学

2010/4/29  11:30KO



中央大学 2-2 早稲田大学

【得点】

早稲田 小井土翔

中央  林容平

中央  安柄俊

早稲田 幸田一亮



《試合経過》

http://blog.livedoor.jp/augustoparty/archives/51439008.html


《試合感想》

全体的には中央大のゲームだったのかなぁとね。

六平選手と佐藤謙介選手で組むボランチはテクニックが高くアイデェアが豊富だなぁと。

また2トップの林選手、新田選手もボールのおさまりが良くて攻撃のリズムを作れるって言うね。

ここのオフェンスラインは強力だなぁと感じました。

そんなタレントを擁してやってるのは基本的には早いパスサッカー。

ただ得点を奪う時には全く目先の違う圧倒的なヘディングの強さを持った安選手を投入していましたね。

彼を投入する事で攻撃に変化がもたらされ守る方は苦労するなぁと感じました。

実際に中央大の2点目は正にそのパターンからでした。

柔らかく正確なボールが安選手にピタリとあってそれを強烈に叩き込んだもの。

あのプレイには中央大の強さを感じましたね。


一方の早稲田。

ワイドに入った鈴木隆二選手、奥井諒選手と個人技に長ける二人を起点にサイドから崩すイメージですかね。

ただもう少しガンガン行けると面白いのかなぁと感じました。

あと2歩前に出れればってシーンが多かった気がします。

それはFWにも言える事でもう少し個の強さがあればより攻撃にリズムが生まれるるのかなぁと思いました。

ただ守備はいいんじゃないですかね?

この日2失点したもののCB2枚を中心に守備のバランスはいいと思うし、今年はそう崩れることは少なそう。

それなりに上位に顔を出してくるんじゃないですかね?

ただ優勝争いとなると先にも述べたけどFWをはじめ前線の選手がより成長していく必要があるのかなと感じました。


全体的には早稲田が勝ち点1を拾ったゲームだったと思います。

ただ個の試合の前の時点で3位だった早稲田にとって全勝中の中央大を相手に引き分けに持ち込めたのはリーグ戦で上位進出する上で非常に価値のある試合だったと思います。

まだ第4節だとは言え負けてたら勝ち点差6になる訳ですからね。


対する中央大は悔しい引き分けですよね。

あの時間まであのサッカーでリードしてた訳ですから。

ただ勝ち点的には痛いって程ではなかったのかなぁと。

まだシーズン序盤だしガッカリするほどではないと思うし、次へと切り替えられる引き分けだったと思います。
にしても、センターラインに入ってた新井選手、村田選手、鈴木選手、柴橋選手と主力が卒業したにも関わらず強いですね。

今年もなかなか上位進出しそうな気がしました。

《気になった選手》

中央大学

MF 佐藤謙介

六平選手とボランチを組んで出場。

線は細いけど柔らかいボールタッチと綺麗なキックで攻撃の起点になってたなぁと。

「テクニシャン」と言うイメージまんまの選手だと感じました。

4年生と言うことなので、今後どうなっていくかも注目ですね。


FW 安柄俊

久しぶりにこんなにヘディングが強い選手を見た気がします。

184cmと身長もさることながら、驚いたのがその圧倒的なバネ。

空中でどれだけ止まってるんだで言うくらい滞空時間が長く、それでいて強くボールをミート出来るって言うね。

それが凝縮していたのが、2-1と逆転となるゴールだったと思います。

足元はあんまりなさそうだけど、ヘディングだけで食べていける選手だなぁと感じました。

まだ2年生とのことなので今後要チェックですね。


早稲田大学

DF 菅井順平

なんか早稲田の試合を見るたびに書いてる気がしますね。

もうベタ惚れです。

読みの良さと対人の強さが本当に信頼できるなぁと。

畑尾選手や中田選手を差し置いての出場も十分に納得。

岡根選手が復帰しても出れるのかも注目ですね。