関東大学リーグ1部第1節 明治大学×法政大学
2010/4/11 13:50KO
【得点】
明治大 久保裕一
明治大 山本紘之
明治大 山田大記
《試合経過》
昨年度のインカレ覇者・明治大が貫禄を見せた試合でした。
個の強さのある久保選手・山本選手の両FWに主将の山田選手が効率よく得点を重ね終わってみれば3-0の完勝。
また明治大は梅内選手・小川選手、法政大は木村選手・深町選手と4名のルーキーが開幕戦でデビューを果たしました。
《試合感想》
いやぁ明治大強かったです。
松岡選手と丸山選手で組むCBコンビは屈強で固いし、攻めても久保選手・山本選手の両FWは個の強さがあるし、そんな彼らをボランチから小林選手、左サイドから山田選手が操るって言うね。
また両SBやボランチの三田選手が攻撃に顔出して攻撃に厚みを持たせるからなかなか手に負えない。
ユニバー代表と言う事で山田選手が注目されがちだけど、このチームって山田選手のチームじゃないなぁと。
むしろ攻撃の起点となってる小林選手の方が目立つシーンが多い気がします。
昨年度からレギュラークラスは都丸選手と田中選手が抜けただけなんで、やっぱりチームとしての完成度も高いし今年度はやりそうですね。
プロに行く選手も多そうだし注目していきたいと思います。
一方の法政大。
個人レヴェルでそこまで劣勢に立たされてた印象も少ないし悪いチームじゃなかったと思うんだけど、いかんせん相手が悪かったなぁと。
小柄で機動力溢れる選手を前線に配し嫌らしい攻撃も見せていたし可能性は感じられたと思います。
ただ明治大に気をとられすぎてまだ把握しきれていないんで、また見てみたいですね。
あと感じたのはチーム全体にチャラさがなくなったなぁと。
自分の中の法政大は本田拓也選手がいたときなので、当時に比べれば凄く真面目そうな印象を受けました。
と言うか、そもそも茶髪の選手がいなかったし。
これもチームの方針でしょうか?
とにもかくにもやっぱり大学サッカーはレヴェルが高いですね。
まだまだ4チームしか見れてないんで今年はより多くのチームを見ていきたいと思いました。
《気になった選手》
明治大学
DF 松岡祐介 (広島皆実/2年)
とにかく響く声と体ごと飛び込むような熱い守備をするファイタータイプのCBだなぁと。
177cmと身長は高くないけど空中戦でも戦えるみたいだし見てて気持ちいいですよね。
MF 三田啓貴 (FC東京U-18/2年)
この選手の後ろから飛び出していく感覚は本当に素晴らしいですよね。
この日もゴールこそなかったけど惜しい顔出しも見られたし改め怖い選手だなぁと思いました。
法政大学
DF 木村高彰 (前橋育英/1年)
この試合唯一のスタメン出場した1年生。
大学NO1MFとも言われる山田大記選手とのマッチアップだったけど、臆せずにやれていたんじゃないでしょうか?
攻撃時には果敢な攻め上がりと強気の突破で攻撃の起点となるシーンも見られてたしね。
今後に注目です。
MF 米田賢生 (前橋育英/2年)
しっかりした体幹で遠めでも目立つ彼でしたがプレイの面でも存在感溢れるプレイでした。
ボランチの位置に入り人に強くポイントを抑えたアプローチで相手の攻撃の芽を摘んだかと思えば、綺麗で柔らかなキックで攻撃の起点となっていた印象。
また機を見て自ら持ち上がるシーンも見られ劣勢だった法政大にあって目を見張るプレイを見せてくれたなぁと。