J1第1節 鹿島アントラーズ×浦和レッズ
2010/3/6 16:00KO
【得点】
鹿島 興梠慎三
鹿島 マルキーニョス
《試合経過》
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00097692.html
《試合感想》
まず第一の印象としては鹿島強いなぁって事。
そしてその強さの根拠は、守備の良さと相手の弱さに付け入るしたたかさだったんじゃないかなぁと。
守備面に関しては、ボールを失った際の守備への切り替えの圧倒的な速さで浦和の攻撃がスピードに乗る前にそのスピードを殺せる点。
相手の攻撃を遅らせて守備組織を整えてきっちり守りきるって言うね。
そんな守備の基本を当たり前の様にやりきる強さが鹿島の強さなんだと感じました。
その証拠にこの試合で浦和が鹿島のディフェンスの裏をとったシーンって皆無だったんじゃないでしょうか?
一方の浦和。
鹿島の守備が良かったと言うことは、当然浦和の攻撃が悪く見えた訳です。
パスサッカーを売りにしてるのに、多くの選手がパスコースを探してるって言うね。
またドリブラーが多いせいかボールも停滞しがち。
鹿島が良すぎたのかこれが浦和の実力かは測りがたいところがあるけど、この試合の出来を見れば正直この先不安だと思います。
《気になった選手》
鹿島アントラーズ
FW 興梠慎三
何より一点目のゴールが綺麗でした。
一瞬で相手のマークを外してニアで難しいボールをワンタッチゴール。
こういうセンスは日本人屈指でしょうね。
また前線でのチェイシングも立派。
浦和ディフェンス陣がパスコースがなくて困ってる様は彼とマルキーニョス選手の頑張りの賜物だと思いました。
浦和レッズ
DF 宇賀神友弥
あんまり見たことないんだけど、右の前目の選手だと思ってたんで左SBでどれだけやるか注目してました。
攻撃はいいですね。
ワンフェイク入れて縦へ突破し左足での綺麗なクロスは今後に可能性を感じました。
と言うか、この日の浦和のチャンスってこのパターンくらいしかなかったのでは?
が、一方で守備の対応はまだまだかなぁと。
まぁこれからの選手だと思いました。
MF 柏木陽介
この日は特徴をあんまり出せなかった印象。
周りがあんまり動いてボールを受けようとしてないのか広島の時の様な輝きが見られず、なんか窮屈そうにプレイしてるように見えました。
MF 細貝萌
主将の鈴木啓太選手を押しのけてのボランチでの先発出場。
その期待に応えるかのように激しいDFと効果的な攻め上がりで効いてるように感じました。
また高さもそれなりにあるので中盤で跳ね返せるのも大きいですよね。
そんな印象だったものの最初の交代でベンチへ。
その後中盤でのDFが薄くなり、攻め込まれるようになったと感じたのは気のせいでしょうか?