J1第33節 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟 | CZOブログ

J1第33節 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟

2009/11/28  14:00KO



川崎フロンターレ 1-0 アルビレックス新潟

【得点】

川崎  鄭大世



と言う訳で、こないだの土曜日は等々力に行ってきました。


今年2度目の等々力。


川崎はこの試合に勝たないと優勝が大きく遠のくんで負けられない試合です。


試合はジュニーニョ選手のクロスに鄭大世選手がニアに飛び込んで1-0。



やっぱり試合が試合だけに雰囲気が良かったですね。

試合前もほぼ満員のスタジアムでのコレオグラフィや気合いの入った応援などやっぱりスタジアムはいいなぁと再確認させてくれる雰囲気でした。



そんな試合で気にして見てたのは、横山選手・田坂選手のドイスボランチとベタに矢野選手と三門選手。


まずは横山選手・田坂選手のボランチについて。

横山選手は最近は常時出場しているものの、田坂選手のボランチでのスタメン出場は案外珍しいなぁと。

普段は谷口選手のはずがなぜこのタイミングで田坂選手なのかと。

まぁ試合を見てたら、なんとなく分かりました。

おそらく守備から入って、ボールを大事にしたいんでしょうね。

谷口選手は一応ボランチながら出場するとポジション不定な感じになってポジションを空けてしまう印象がありますが、この二人は基本的にはポジションを空けずボランチの位置にいましたからね。

とりあえず守備面でのリスクを回避したってことなんじゃないでしょうか?

また個人的に熱かったのが、横山選手の展開力。

大学時代は、ボランチに鈴木修人選手(湘南)や兵藤選手(横浜FM)や塗師選手(かりゆし)らポゼッションに長けた選手が出てて、横山選手のボランチ起用はそこまで重宝されてなかった印象がありました。

しかしこの日見た横山選手は、当時チーム内でポゼッションで劣ってた選手とは思えない出来でしたね。

ワンタッチを中心にシンプルに裁いてたかと思えば、当時の鈴木選手を思わせるような綺麗なサイドチェンジ。

持ち前の人への強さに加えて、学生時代に課題とされていた中盤からの大きな展開が加わった彼なら優勝争いをするチームにおいて常時出場しているのも納得です。

早稲田時代はボランチの層が厚く、一方でCBの層が薄かった事情もあってか、3年の途中頃からCBやってたけど、実際は技術が高くて足もそこまで早くはないからボランチの方が向いてるのかもしれませんね。

最終節の結果次第では優勝です。

スーパーサッカーに横山選手が出るかと思うと楽しみでなりません。



一方の新潟の矢野選手と三門選手について。


まずは矢野選手。

最近TVで見る度に前を向いたときの迫力に驚いてたけど生で見るといっそう凄い。

またロングボールにも果敢に競っていくんで、その時も迫力が半端ないですね。

最近代表から離れてるけど、見る度に惚れさせてくれる選手です。

なんとか代表に滑り込んで言って欲しいなぁと改めて感じました。


そして三門選手。

08年度の関東リーグMVPと言うことなんだけど、流通経済大をそこまで真面目に見てた訳じゃないんで名前こそ知っててもプレイの印象はほぼなし。

いやぁいい選手ですね。

運動量が豊富でフィジカルが強いから、ピッチに2~3人いるんじゃないかって感じ。

球際が強くて上手いって感じじゃないけど、ボールを失わないから結構ボールに触れるんですよ。

大学サッカーにおいてボランチでMVPって珍しいと思うんだけど、実力のある選手だと思いました。

でも、彼の良さってのは見れば見るほどより分かってくるんでしょうね。

今後見る機会があればより注目していきたいと思いました。



そんな試合。


試合後はケガの矢島選手が颯爽とスタジアムから出てきたけど、まさかその直後にインフルエンザが発症するとはね。


また横山選手を出待ちしてたんだけど、あまりの大人気っぷりにビビりました。

ちょっと前までノーマークで出てきて、電車で試合を行き来してたんですがね。

慌しくてあんまり話せなかったんで、今度は練習場にでも行きたいと思います。


いやいや楽しかったですね。