J1第30節 京都サンガ×大分トリニータ | CZOブログ

J1第30節 京都サンガ×大分トリニータ

2009/10/24 19:00KO


京都サンガ 1ー1 大分トリニータ
【得点】
大分 高橋大輔
京都 林丈統


24日夜に仕事終わってから眠気まなこの中23:45頃から見始めた試合。
ってか、もはや試合から10日ですね。


引き分け以下でJ2降格が決まる大分トリニータ。
そんな訳で、この試合は勝ちたい気持ちが凄い伝わってきましたね。


ってか、春先に見て以来の大分トリニータだった訳だけど、この試合見る限りなんで早くから最下位を独走してしまったのか不思議なくらいのいいサッカーしてるなぁと感じました。


高松選手が前線でターゲットになり、右サイドでは家長選手が起点となる。
左サイドでは高橋選手が爽やかに裏に飛び出し、トップ下の金崎選手が攻撃にスパイスを加える。
で、ボランチに入ったエジミウソン選手が老獪なプレイで攻撃を指揮するみたいなさぁ。
途中から出てくる選手も、前田選手やフェルナンジーニョ選手など曲者揃いだしね。
見てて結構楽しめましたよ。



ってか、昨年の守備をベースに攻撃陣がこれだけやるなら今の順位にはいませんよね。
ただ年間を通してみるとやっぱりケガ人が多かったのが決定的に痛かったなぁと。
今上に挙げた選手で年間通してプレイ出来た選手ってどんだけいるでしょうか?
常に3~4枚は欠いて試合してた印象です。
現にこの試合でも昨年の堅守を支えた森重選手と上本選手が不在。
もともと層が厚いチームじゃないだけにそれだけケガで離脱されると素人目にも厳しいですよね。


J1に上がって7年。
岡中選手やサンドロ選手や浮気選手らベテラン勢を中心に上がった訳ですが、今はすっかりと世代交代したなぁと。
西川選手や森重選手や被害選手らユース出身者も含めて若手が中心になってきて昨年の成績。
個人的に「これは大分も固くなってきたなぁ」と思ってきた矢先の降格だけに、サッカーってわからないもんだなぁと思いました。
そう言えば京都が天皇杯優勝した翌年に降格した時も同じ事を感じた気がしますが。



一方の京都サンガ。
この日は林丈統選手が目立ってました。
持ち前のスピードを生かしてのゴールと運動量豊富で神出鬼没なプレイが印象的でした。
ってか、彼も今年で29歳のプロ10年目ですか?
ぶっちゃけ林選手は選手権ブレイク系のイメージが強くて、そんなに寿命の長い選手ではないと思ってたんですがJ1で10年間は本当に立派です。
レギュラーの期間はあまり長くないと思うけど、ああいうスピードを生かして裏を取れるプレイはサブとして貴重だなぁと。
プロ10年目も納得でした。



かくして大分トリニータは降格です。
実は7年前の大宮公園での昇格した試合を生で見てたんですよね。
金ないしせっかくだから大分のゴール裏で見てたんだけど、西山選手が投げた右足のスパイクが伸ばした手の20cm上を通過してったのが良い思い出です。


さてJ2入りが決まった大分ですが、せっかく育てた若手はどうなっていくんですかね?
大分は結構放出してくイメージがあるんだけど、森重選手・金崎選手あたり出しちゃったらキツそうですね。


そう言う意味では、もう来シーズンははじまってるのかなぁと。
生きのいい若手が多いだけに今オフを注目していきたいと思います。