静岡県高校選抜×日本高校選抜【ヤングサッカーフェスティバル】
前回の「清水ユース×磐田ユース 」の後の試合。
第24回ヤングサッカーフェスティバルのラストの試合です。
青が静岡で白が日本です。
風間主将×米田首相
静岡県高校選抜の主将は風間八宏氏の長男・風間宏希
将来この写真が熱くなるのでしょうか?
2009年3月1日 12:00K.O
静岡県高校選抜 1-3 日本高校選抜
【得点】
10分 日本 10佐藤穣(14米田)
16分 日本 13西澤(8登里)
68分 静岡 2加藤(8風間)
72分 日本 17忍穂井
静岡県高校選抜
スタメン
1GK 芹沢賢人 2年 常葉橘
6DF 鈴木隆太郎 2年 静岡学園
3DF 増田浩史 2年 藤枝明誠
4DF 藤原賢土 2年 藤枝明誠 U17日本代表候補
5DF 大井淳平 2年 藤枝東
2MF 加藤大貴 2年 藤枝東
8MF 風間宏希 2年 清水東 U18日本代表候補
16MF 辻俊行 2年 藤枝明誠
15MF 蓮池柊兵 2年 藤枝東
9FW 玉置達彦 2年 清水東
11FW 廣瀬勇人 2年 東海大翔洋
日本高校選抜
スタメン
1GK 浅野伸吾 3年 滝川第二→明治大
16DF 阿渡真也 3年 鹿島学園→明治大
2DF 高橋拓也 3年 國學院久我山→早稲田
5DF 黒氏啓介 2年 八千代高校 ※人数不足のため砂金監督の所属高校より助っ人参加
6DF 笛田祥平 3年 前橋育英→明治大
10MF 佐藤 穣 3年 前橋育英高校→ザスパ草津 U18日本代表候補
14MF 米田賢生 3年 前橋育英高校→法政大
18MF 六平光成 3年 前橋育英高校→中央大 U18日本代表候補
8MF 登里享平 3年 香川西→川崎フロンターレ
19FW 田邉草民 3年 國學院久我山→FC東京
13FW 西澤厚志 2年 前橋育英 U18日本代表候補
メモで不足で交代選手を押さえてないんでスタメンのみで。
ちなみに藤本大(大津)、村田俊介・井林章・松岡祐介・谷本泰基(広島皆実)、大迫勇也・大迫希(鹿児島城西)の7人は卒業式の為に不参加でした。
そのための人数不足を補う為に八千代高校から助っ人が来てたみたいです。
清水ユースで大榎監督が見たかったとか言ってもなんだかんだでメインはこの試合ですよ。
磐田ユースの岬くんが見たかったと言ってもなんだかんだでメインはこの試合ですよ。
と言うのも、最近はこの年代もすっかり疎くなってちょっと勉強しようかなぁと思いましてね。
その中でも最大の目的はミーハーにも風間八宏氏の長男の風間宏希選手です。
少年サッカーではちょっと名を馳せてたみたいだけど、最近どうしてんのかなぁと思った頃にちょうどU-18日本代表への選出。
消えてるわけじゃなかったんだなぁとか思って暮らしてたら、ふとこの大会の存在を知って観戦へ、みたいな感じです。
そして実際に風間宏希を見てみた訳です。
とにかく凄かった。
この日見た50人近い選手の中で一番でしたね。
高校2年生と言うことで、線は細くてフィジカル的にはまだまだなんですがその世代を代表する高校選抜の選手相手にもボールを失わないし、前を向いた時には必ず決定的な仕事をやってのけてました。
風間Jrって言う話題先行な選手なのかもとか思ってたけど、なんとも申し訳ないですね。
これはU-18日本代表候補に入るわけです。
ただトップギアに入る事が少ないのと、一つ一つのプレイが断続的なのが気になりました。
蹴ったら見ちゃうシーンが結構あったかなぁとね。
とにもかくにもこれからの日本サッカーを背負えるだけのポテンシャルはあると思うので頑張ってほしいですね。
あとは気になったの選手は静岡選抜の右バック・鈴木隆太郎選手と日本選抜の左MF・登里享平ですね。
まず鈴木隆太郎選手はタイトなDEが非常に目立ってました。
全体的にスマートな選手が多い中、彼のファイトは非常に印象に残ってます。
一方の登里享平選手はドリブルがかなり凄かった。
まず緩急の使い方が上手かったってのがあります。
そんな中でもギアを入れた時の加速もいいし、抜ききる時のフィジカルとかその際の視野の広さとかサイドアタッカーの資質は現時点でかなり高いなぁと感じました。
攻撃陣がかなり豪華な川崎フロンターレでも、終盤にリズムを変える役割で序盤から重宝されそうな感じがします。
Jリーグにとって今シーズンの発見になる選手かもしれません。
なんだかこのブログは若い選手を褒めすぎな気がしないでもありませんね。
これでもわりと選んでるつもりだし、差をつけてるつもりなんです。
まぁ後々見たときに楽しめればいいかなぁとね。
にしても、この日2試合見た印象だとセンターバックの身長が全体的に低いですね。
ほとんどの選手が170cm台後半でした。
最近の世代別代表を見ても180cmあれば珍しい感じだし。
凄い不思議でした。
でも、この日2試合見てそれでも差支えがないんだなぁと思いました。
最近の高校生はとにかく綺麗に繋ぐから、高校サッカーにあって空中戦の強さってのはCBにとってそこまで重視するポイントじゃないのかとね。
それよりドリブルとかのスピード系に対応する能力が重視されてるんだなぁと思いました。
かつては国見高校って絶対的なキングがあって、全国で勝つためにはCBにヘディングの強さは必須だったんで、それに伴ってヘディンガーがわりといたものです。
なんで最近はヘディング好きの自分にはなんだか物足りない感じがしないでもありません。
でも、国内はともかく外国とやる時にはある程度の身長はなくては厳しいですよね。
日本の弱点は高さとか言われて久しいし。
日本の若い世代はひと昔前より上手くなってるんだろうなぁとか思うけど、実際のところなかなか結果が出てきてないのを見るとこの辺に原因があるのかもしれないですね。
攻撃面の人とボールが良く動くという良い意味での「日本化」の進歩が、守備面では空中戦に弱いと言う悪い意味での「日本化」を招いちゃってるのではないでしょうか?
実際にU-19とかの負け試合とか見てないから完全な妄想ですがね。
ただDFに関しては185cmを超える選手がもっと中心になっていって欲しいなぁという思いはあります。
まぁ注目ですね。
以下はこの試合の写真。
奥にいる静岡9番は玉置(清水東)
マッチアップは西澤。
さっきから西澤が写りまくりですね。
俳優の六平直政 さんの息子さんだとか。
ちなみにマッチアップは風間八宏さんの息子さんの風間宏希。