全社 ―松本山雅―
全社。
1日目を見て帰ってしまったけども、松本山雅はそれなりの戦いをしてくれてます。
10/19 第2回戦
松本山雅FC 2-1 tonan前橋
http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=927
前半99Wユースの準優勝メンバーの氏家英行に先制を許すも、後半に攻撃の飛車・角的存在でもある柿本倫明・今井昌太を投入。したら、後半7分に小沢、後半13分に竹内優の得点できっちりと逆転。
そのまま逃げ切り見事にベスト8進出。
10/20 準々決勝
松本山雅FC 2-1 JSC
http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=928
この試合も前半に元Jリーガーの宇野沢にFKを直接決められ先制を許します。その上後半5分にはボランチの斎藤智閣が2枚目のイエローカードで退場。ここで負けたら来シーズンのJFLへの道は潰えます。正に崖っぷち。しかし、ここからが凄かったようで。直後の後半10分にCBで主将の矢畑が同点ゴール。そして終了間際の後半37分(全社は40分ハーフ)にまたしても矢畑のゴールで逆転。一人少なく、更に1点ビハインドの崖っぷちな状況から見事に生還し、来期のJFL昇格への可能性を残しました。これでベスト4。
格下相手にサブメンバー中心での完勝。
格下相手にリードを許した状況から、エース投入での逆転。
同等クラスに一人少なく1点リードされた状況からの逆転。
本当に力のあるチームにしか出来ない勝ち方での3連勝じゃないでしょうか。
しかも特筆すべきは、ベルマーレ湘南戦・tonan前橋戦・JSC戦と決して手を抜けない3試合においてスタメンに総勢16名が名を連ねている事。
ちなみに以下の16名。
原裕晃(湘南・tonan・JSC)
金澤慶一(tonan・JSC)
矢畑智裕(湘南・tonan・JSC)
三本菅崇(湘南・tonan)
坂本史生(湘南・JSC)
阿部琢久哉(湘南・tonan・JSC)
川田和宏(湘南・tonan・JSC)
斎藤智閣(JSC)
高沢尚利(tonan)
鈴木亮平(湘南・tonan・JSC)
今井昌太(湘南・JSC)
小澤修一(tonan)
阿部 孝(tonan)
大西康平(湘南)
柿本倫明(湘南・JSC)
竹内 優(湘南・tonan・JSC)
とある方はJFLに上がる条件として「ターンオーバーするかしないかは別にして、ターンオーバー出来る戦力がなければ北信越リーグからJFLへ昇格出来ない」と言ってました。
そういう意味では今年のチームはそれに近い状態になってるのかなぁとね。
今のチームは本当に強いと思います。
そんな流れのでの準決勝。
10/21 準決勝
松本山雅 1-2(延長) NECトーキン
http://alwin.org/modules/news/article.php?storyid=931
準決勝1試合目に地域決勝出場の資格を持っているAC長野パルセイロが勝ち上がったので今大会の3位までが地域決勝に回れるシチュエーションに。つまりこの試合で負けても、3位決定戦に勝てばJFLへの道が繋がるわけです。
そんな試合ですが、柿本の今大会初ゴールで先制するも後半に追いつかれ延長へ。しかも後半終了間際には前日の殊勲者・矢畑が退場だとか。結局、延長終了間際にゴールを許し力尽き、1-2の逆転負け。
準々決勝までは相当に嬉しく、今日の試合は相当に悔しかったはず。
でも、幸運にも3位決定戦に勝てばまだOK。
明日は松本山雅にとって歴史的一戦になるはず。
そしてこの大会は10数年先、松本山雅がJ1リーグで戦う事になった時に伝説の大会となってるはず。
その為には10/22ホンダロック戦なにがなんでも勝たなくてはなりません。
延長でもPKでも相手のO・Gでも何人退場しようとも、なにがなんでも勝たなくてはなりません。
キックオフまであと10時間切ってますね。
笑うのが松本であることを祈ってやみません。