プロの見方 | CZOブログ

プロの見方

http://ohtani.laff.jp/blog/2008/10/post-7a73.html
上記のURLはダイノジの大谷さんのブログのキングオブコントについて語ってる記事です。
先日知人に薦められてから、ちょいちょい読んでるんだけどプロの見方って深いなぁと思わず唸らされてしまいました。

あらびき団に出てる大谷さんとか結構どうしようもない感じだけど、何はともあれプロはプロなんですよね。
最近芸人ってカッコイイなぁと強く思わされています。


で、記事の内容なんだけど先日視聴者の間で物議を醸し出したキングオブコントの審査方法の是否について。

芸人が審査するのってどうなの?みたいな感じ。
興味がある方は長文ですが読んでみてはいかがでしょうか?



その中でも印象的だったのはこの言葉。
「(一般審査だと)ボケの数で決まりそうなイメージがあるんですね。」
これってプロならではの視点だなぁって思ったわけですよ。
コントってのは一つの物語だから、最後は物語自体にオチがあるべきなんですね。
そういう意味では先日の2700さんなんかは一般人と芸人さんで感じ方が違うんでしょうね。
第一印象のわりに思ったほど点数が伸びなかったなぁと思ったんだけど、あとで見返してみると大オチが「邪魔してんのお前だよ!」的な部分。
やっぱり大オチとしては意外性もなく、芸人にしては物足りなかったんでしょう。
それに対してみるとバッファロー吾郎さん(1本目)の大オチ「裁判員制度」だったりロバートさんの「ムリ」だったりは結構綺麗にオチてる様に感じるし点数も出てるんですよね。
いやぁ深い深い。




で、キングオブコントの審査方法について。
キングオブコントの場合、芸人の審査が八百長臭いとか言われてるけど、実際のところ参加芸人目線だと一般審査より芸人審査で優勝する方が嬉しいんでしょうね。
まぁお笑いに限らず何でも一般人の方より経験者に褒められる方が嬉しいってのは当然ですが。
個人的にはM-1とかのネタもさることながら審査員の言葉を聞くのが好きだったりします。
そういう見方あるのかぁとね。



そういえばサッカー選手のインタビューも同様に好きです。
と言っておきながらインタビューの話じゃなくて、知り合いの某FW選手と実際に話してた時の話。
その話が面白いなぁと思いましてね。
CKの混戦の中で倒れながらで不可抗力っぽくハンドしたシーンについてなんだけど「ああやって倒れながらハンドするとPKになるかと思ってさ。」
実際にはPKになってなかったんだけど(ハンドもとられてなかったはず)そういう意図もあるんだなぁと感じたものです。

と言う訳で、年末のM-1が楽しみです。