「こんにちは!猫さん」 -4ページ目

「こんにちは!猫さん」

小さな命に優しい社会になりますように! 

キャットソシオン譲渡会ですが、次回7/2からは、名前も新たに、リブライフ(Live Life)譲渡会としてスタートします。

と言っても、会場もメンバーも雰囲気も変わりません😉

ピカピカになった子猫たち、人慣れ訓練バッチリ(訓練中も)の大人猫さん、どちらも参加しますよ。

暑くなってきましたが、可愛い盛りの猫さんたちにどうぞ会いにきてください🥰




【🌼新入り保護猫🐈‍⬛ご紹介】

3月に実施したTNR。捕獲した子の中に避妊手術済の猫がいました。

執刀前に獣医さんが気付いてくださり、「出産経験なく、発情を迎える前に手術されている様子、1〜2歳の若い猫さんです。」と。


ひと昔前は、避妊手術をしても、耳カットをせずにリターンされる場合もあったとか。でも、若い子です。チュールを手から舐めることができ、その手に、頭もスリーンとしてきました😍


・・・遺棄の可能性が浮上🥲


残念ながら、マイクロチップは入ってませんでした。リターン予定までの短いタイムリミット中に💦ワンニャンセンターや警察に問い合わせましたが、該当する届出はありませんでした。


あらら、遺棄された子じゃないかもしれない🥲


遺棄された子だったとしても、TNRでリターンしているケースもたくさんあると聞きました。


でも、もし遺棄された子だったら、リターンすることで2度も遺棄することになるのではないかと、私の場合は考えてしまい、保護に切替ました🏠

そして、ウイルス検査を依頼し、ひとまず、エイズも白血病もどちらも陰性でした(保護1ヶ月後の再検査でも、どちらも再度陰性🙌)


さて、この子のわが家での様子ですが、あまりご飯をガッツかず、最初からナデナデでき、わりとすぐにゴロゴロ音も出してくれました。

人慣れも楽ちんかしらと思いましたが、なかなかのビビりさん。チュールが大好きですが、口元に持っていかないと食べてくれません。チュールでそばにきてくれないモジモジ姫👸🏻

仮名は「モージー」です🥰

(譲渡会ブログ用のおめかし写真💕美人さんでしょう😉黒ちゃんはどんな首輪も似合う🙆‍♀️)


モージーを保護して約2ヶ月半、落ち着いてきたので、5/21(土)、キャットソシオン譲渡会に初参加✨デビューでしたが、顔を上げることもでき、チュールも舐めることができてホッとしました。



3番手のエントリーまでいただきましたが、次回頑張ろう組でしょう😉

新しい環境や里親さんに慣れるにはゆっくり時間が必要な子です。
急がない里親希望さん、いらっしゃいませんか😉


次回のキャットソシオン譲渡会には参加しませんが、6/18(土)には参加希望です(しかしこの時期は子猫祭😅子猫さんが優先されるので、大人猫さんは枠があれば参加になります🤗)

この春もやはりたくさんの子猫が生まれ、そして保護されてます。

ペットショップではなく、どうぞ保護猫の選択をお願いします🙇‍♀️お近くの譲渡会にぜひ気軽の足を運んでみてください🥰


キャットソシオン譲渡会の詳細はこちらから💁‍♀️



四十九日を迎えて、タルトの想い出を綴らせていただきます。

 

(タルト)


(カヌレ)


茶トラのタルトと長毛サビのカヌレ(兄妹)、黒のショコラを保護したのは、

2021年8月、夏真っ盛りの日でした暑い夏☀️

 

この子たちは、お寺を縄張りにしていたのですが、

ご飯ボラさんのマナーが悪かったせいか(投げ餌、トレーの散らかりなど)、

猫への印象が悪く、保護することにしました。

 

と、書けば保護する理由がそろった子たちだと思われましたか?
でも実は、仔猫ばかりを保護し、大人猫さんをリターンする辛さに耐えられない気持ちが大きかったです。

私自身が大人猫を保護したかったんです。

保護できる理由を探していました。

 

保護のための餌付けに通う中でとても慣れてくれたので、情もわいてしまいました。

ビジュアル系ですし、大人猫さんでも里親さんはきっと見つかるとポジティブシンキング💪

保護することに決めた後は、ワクワクする気持ちが大きかったです。

 

そして無事に保護し、手術をしました。

保護しますので、駆虫、ワクチン接種、そしてウイルス検査をしたのですが、

病院からの知らせにボーゼンとしました。

3ニャンとも白血病陽性、

タルトとカヌレはエイズも陽性、ダブルキャリアでした。

 

冷や水を背中に浴びせられたような気持ちになり、

安易だった自分に気が付きました。

 

家に迎えても、しばらくはオロオロとお世話をしていました。

餌付けで慣れてくれたといっても、家に迎えた当初は激しい威嚇、

もしくは、怖さで固まりまくる様子をみて、

白血病の子たちに、あまりにも強いストレスを与えていることに

申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

それでも、猫を慣らすことに長けた保護猫仲間の先輩に

方法や工夫などを教えていただき、

少しずつ人慣れも進み、3か月を過ぎたころには

やさぐれていた表情から家猫らしい顔つきに変わりました!

そして、この子たちはいつ白血病にかかったかわからないため、

もしかすると長生きできるかもと希望も湧き、

預かりさんか里親さんを募集しようと思うようになりました。



しかし、その矢先、

タルトは腸閉塞になるくらい大きな悪性腫瘍が腸にできていることがわかり、

また、がんは、腎臓にも転移していました。

腫瘍を取り除き、クリスマスとお正月をわが家で過ごし、

カヌレやショコラに囲まれ、毛づくろいをしてもらっているタルトを思い出すたびに、

この時期のタルトをもっともっと記憶しておきたかったと思います。

 

タルトは抗がん剤治療をしましたが、あまり効かず、

腎臓に転移したガンが悪さをしているのか、吐き気に苦しんでいました。

 

そして、昨日できたこと、昨日登れた場所、昨日は食べれたもの、

いろいろなことが少しずつできなくなりましたが、

それを哀しむのは人間だけで、

当のタルトはその日できることをやって、

それに満足していることが伝わってきました。

 

亡くなる前日まで、よろけながらも自力でトイレにいき、水を飲み、爪をとぎ、

お膝抱っこや添い寝もさせてくれたタルト。

私が後悔しないように、私がやりたいことをなんでも引き受けてくれた

心の優しいジェントルマン。

タルト、本当にありがとう。

虹のたもとで待っていてね。

 

最後に、【白血病の子を家に入れる理由】

●人慣れ訓練もストレスではあるが、

外の環境のほうがもっとストレスだから。

(縄張り争い、ご飯の有無、暑さ寒さ、交通事故 )

●お外の子に白血病を移さない。

※上記は猫ボラの先輩に教えていただきました。

 保護してよかったんだと思うことができました。

 

ここまで長文にお付き合いいただきありがとうありがとうございました。


世界から紛争が消え、小さなか弱い命に優しい社会になりますように🤲🤲🤲