四十九日を過ぎて・Wキャリアのカヌレのこと | 「こんにちは!猫さん」

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小さな命に優しい社会になりますように! 

四十九日が過ぎて、
Wキャリアだったカヌレのことを綴ります🙇‍♀️
 
今年2022年は、
保護していた白血病の兄妹の看取りが
続きました。

兄タルト:2022年3月9日、
妹カヌレ:5月29日、
虹の橋のたもとへ。


出会う前の小さかった2ニャンズ(2019年ごろ)


2ニャンとも保護した時は(2021年8月)、
やさぐれて、やせて骨張っていて、
カヌレはお腹にハゲもありましたが、
栄養価の高いご飯を出せば完食するという、
まるでワンちゃんのような食べっぷりで、
どんどんふっくらし、毛並みもピカピカの
美人さんとカッコいい兄ちゃんになりました。

(ビフォー)


(アフター)


発症前の期間だけでも
里親さんを見つけてあげたかったけど、
そう思った矢先に順々に発症しました。
 
カヌレは、食欲が落ちていきました。
主な症状は貧血でした。
ステロイドもあまり効果なく、
病院では黄疸が出ているとも。
 
タルトの経験から、
延命はしないと決めていましたが、
点滴の辞め時など、今から振り返ると
カヌレの気持ちを感じようとせず、
自分勝手に決めてしまったなと後悔が残ります。
何もしない決断のほうが難しく、
つらい気持ちが残りやすいのでしょうか。
タルトの時よりも
これでよかったのかという自責の思いが
強く長く残っています。
でも、カヌレのことを想うことができるので、
つらい気持ちもありがたいとも感じます。
 
タルト、カヌレの看取りの間に、
預かりさんのお家で暮らしていた
白血病のたまちゃんも
4月16日に旅立ちました。
たまちゃんは預かりさんがもう本当の家族で、
胸に水が溜まってしまう症状がでましたが、
水を抜いてもらい、ステロイドで食欲が戻り、
亡くなる前日夜のご飯も食べて、
翌朝、お母さんに挨拶したのちに、
コテッと倒れて息を引き取りました。
先天的に心臓に穴も開いていた子でしたので、
心臓のほうが先に寿命がきたのかもしれません。



わが家でピカピカ✨になったばかりの
たまちゃん💕
 
タルトとカヌレは里親さんを探せずに、
わが家で保護っ子のままで看取りましたので、
譲渡会に出られる猫さんは
奇跡の存在だと感じました。
 
そんなとき、いつもお世話になっている
キャットソシオン譲渡会の名前を
変更することになりました。
新しい名前はリブライフ譲渡会。
リブ=Live=生きる
ライフ=Life=暮らす
 
お外で生きてきた猫さんが
人と出会い譲渡会に参加する奇跡
里親さんと出会い一緒に暮らす奇跡
ふたつの奇跡が叶うのが譲渡会だと感じます。

譲渡会には気軽に来ていただきたいです。
でももし、本気だけど、迷うならば、
最初から自信満々の里親さんなんていません、
保護主がフォローしますので、どうぞ!
猫さんと暮らす世界に飛び込んでほしいです。
迷っている時間がもったいない😉
 
猫さんは里親さんとの暮らしの中に
たくさんの奇跡を運んでくれますよ。

(経験者より🤗)