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クレジットカード会社からご利用明細のお知らせが届いた。点検したところ、ヤマハのぷりんと楽譜の代金が引き落とされることになっている。確か最初の一か月は楽譜ブリントは5曲まで無料だと理解していたので、代金が引き落とされる前にクレームを申し入れなければと思い、ヤマハに連絡する前に念のため、サービス内容を確認した。
しっかりと最初の一か月間は、楽譜の閲覧は5曲まで無料、楽譜ダウンロードは、一カ月経過後から半額になると書いてある。クレジット請求を受けた後に、この文章を読むと、ハタと気が付いた。そうか、楽譜を見るだけならば、5曲まで無料で出来るのだが、私は楽譜をプリントするために、ダウンロードした。ダウンロードは最初間一か月と言えども無料ではなく、正規料金が課金されるというわけだ。但し、一カ月待てば、正規料金ではなく、その半額でプリントできるようになるという訳だ。
どうして5曲まではプリントも無料だ、と早とちりしてしまったのだろう。楽譜の「閲覧」という言葉が曲者だった。その後の「ダウンロード」という言葉と関連付けて冷静に説明文を読めば、閲覧は、文字通り画面に表示された楽譜を目視するだけであり、プリントするためにダウンロードした時点で、「閲覧」とは別の正規料金の課金対象になるという訳だ。
まあ、楽譜は入手しているので、あながちヤマハに騙されてしまったということは酷だろう。だが、まんまと無料と勘違いさせられてしまったとの思いも残る。
あえて誤解を意図したかどうかは定かではないが、「閲覧」は無料だが、「『ダウンロード』すれば、正規料金が発生する」と明記するのが親切というものだろう。それを「ダウンロードは半額になる」と文脈が飛躍しているところに、私のようなそそっかしい人間が誤解する要因がある。小学生か中学生だった頃、正答したと思っていた国語の答案用紙が×で返されて、採点間違いではないかと疑って答え合わせをしてみると、自分がとんだ勘違いをしていたことに気付かされ、臍を噛んだ経験をふと思い出した。答えを知って読み返せば、何の変哲もない文章にしか見えないことに、自嘲を禁じ得ない。
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