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入院81日目
そろそろ退院が見えてきたので、
ここらで一発自分に気合いを入れるために妊娠糖尿病についてまとめたいと思います。
はじめにお断りしておきますが
妊娠糖尿病には個人差があります。
同じような数値だからといってわたしと同じ治療法や経過になるとは限りません。
それをふまえた上でお読みいただけたら幸いです。
妊娠糖尿病と診断されるまで
わたしが妊娠糖尿病と診断されたのは妊娠15週のこと。
これまでの健康診断や人間ドックでは
一度も糖尿の可能性を指摘されたことがなかったのでまさに寝耳に水の出来事でした。
OGTTによる血糖値の診断基準
上記のうち、空腹時・1時間後・2時間後の1つでもひっかかると妊娠糖尿病と診断されます。
わたしは空腹時血糖が95でアウト
産科で妊娠糖尿病のリスクについて説明されたあと、代謝内科で血糖測定器の使い方の指導を受けて自己管理の日々がスタートしました。
自己管理① 〜血糖測定〜
まずは次の受診日に「血糖測定」の習慣をつけることから始まりました。
1日のうち朝昼晩のどこでもいいので、食前と食後の血糖値を測り、それを自己管理ノートに記入していくこと。
朝昼晩ランダムに測定する「階段式」という方法でした。
私はデスクワークだったので割と自由に測定できていましたが、いそがしいと時間がずれてしまうこともしばしば。
それでもあまり気にせず、とにかく食前と食後に血糖値を測る習慣をつけていきます。
自己管理② 〜栄養指導〜
血糖値の適切なコントロールのためには食事が大切です。
特に妊婦さんは運動がたくさんできないので、普通の糖尿病よりもさらに食事が重要になります。
食事管理については以前こちらの記事でも書きましたが
・1日1,600kcal(+補食240kcal)
・野菜は1食120g以上
・野菜を先に食べる
・お米は1食150g
・芋や南瓜を食べるなら米は減らす
などなど、細かなルールがあります。
一方のわたしは料理するのも献立考えるのも苦手。しかも働きながら育児しながらこのストイックな食事を続けるのはものすごい神経を使いました。
しかも毎日同じものを食べていても血糖値は変動する…
妊娠糖尿病の人にとって一番辛いのは
食事管理そのものよりも「がんばっているのに結果が出ない」ということだと実感しました。
自己管理③ 〜インスリン注射の開始〜
妊娠16週からはついにインスリン注射の投与がスタート。
こちらの記事でも紹介した通り、ペン型注射器で自己注射をします。
わたしは自己注射に慣れていたので何の抵抗もありませんでしたが、看護師さんが「大丈夫?」「やれそう?」としきりに心配してくれたのを覚えています。
初めて自己注射を経験する妊婦さんの中には抵抗が大きい人もいると聞いて、そのときは「慣れれば平気なのにな〜」とか思っていたのですが…
注射が嫌というよりも「がんばって食事管理していたのにインスリンを打つことになってしまった」というショックのほうが大きいのかもしれません。
あくまでも目的はインスリンを打たないことではなく、元気な赤ちゃんを産むこと。
分かっていても、思い通りにならない悔しさや焦りは妊婦さんを追いつめていきます。
わたしは妊娠後期に入ってからコントロールが乱れて大きく動揺しました。
わたしが実際に記録してきた血糖値とインスリン量の変化をご紹介したいと思います。