魔導士じゃむの大冒険第一話
魔導士じゃむの大冒険第二話
「くそ•••どこにいやがるッ!」
「残り時間後5分でーす」
「出てきやがれミネアァァァッ!トルネクォォォッ!」
「はーい時間切れでーす。また使ってねぇ~」
「うぉぉぉぉ!はッ!」
間も無くドルワーム王国~ドルワーム王国」
「随分うなされていたね。大丈夫かい?」
どうやら夢をみていたようだ。
「あぁ、ちょっと昔を思い出しちまってな」
汗を拭いじゃむは答えた。
~ドルワーム王国~
豊富な鉱物資源とアストルティア一の機会技術を有す。
「よっこいしょ。たしか右のテレポーターだよな」
じゃむは、まっすぐ右手に見えるテレポーターに向かった。すると・
「
小柄なエルフが後ろから声をかけてきた。
「予防接種?ガキじゃねーんだぜ。犬でもないしな」
「失礼致しました。今ドルワーム王国では、
「知らなかったぜ。これでも世界を回ってるんだがな。」
「無理もありません。病気が広がったのは、つい最近で、
「なるほどな。」
そういってじゃむは右腕を差し出した。
「ちゃんハナもはやくしろよ」
「ぼ、僕はいいやぁ。ここでスマホふくびきでもして待ってるよ」
「おいおい、まさか注射が嫌とかってオチじゃねーよな」
「じ、実は・・・・・」
「おいおい勘弁してくれよ。」
「とにかく迎えにいくだけだろ。ぼ、僕が行く必要もないよ。」
ちゃんハナは動きそうもない。
仕方なく一人でテレポーターへ入った。
不思議な感覚だ。
目の前の景色が一瞬で変わる。
「いらっしゃい」
緑色の何かが、じゃむに声を掛けた。
「ゴブリン!!町の中にモンスターかよ!うおおお覚醒ッ!」
じゃむは戦闘体制に入った。
「待ちなさい!そこまでよッ!」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
振り返ると、小柄な女性エルフが立っていた。
僧侶つなな。かつてじゃむや、
「お、つなさんじゃないか。」
「久しぶりねじゃむ」
「おいおい、それよりどうなってんだ。
「じゃむ・・・彼らはドワーフよ。
「wwwwwwwwwwww。
「そう、あれは1ヶ月前のことよ。
「またレンダーシアか。じつは・・・」
じゃむはピラミッドの依頼の件を説明した。
「不死の軍団。何か引っかかるわね。
「一緒にきてくれるのか?」
「もともとそのつもりだったんでしょ 。それに不死の軍団に未知の病。私の力が必要でしょ」
「さんきゅッ!これで3人だな」
「3人?ふふふ。そういえば彼注射が苦手だったわね。
「なんでもお見通しだな。最後は、あいつか・・・・・
新たな仲間を加えた一行は、ドルワーム王国を後にした。
次回「仲間を求めて~脳筋戦士とコロシアム~」
Fin