仲間を求めて~砂漠の聖女と伝染病~ | ハローワークのブログ

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ドラゴンクエスト10にてサーバー23で主に活動しています。


魔導士じゃむの大冒険第一話

魔導士じゃむの大冒険第二話


「くそ•••どこにいやがるッ!」

「残り時間後5分でーす」

「出てきやがれミネアァァァッ!トルネクォォォッ!」
「はーい時間切れでーす。また使ってねぇ~」

「うぉぉぉぉ!はッ!」
間も無くドルワーム王国~ドルワーム王国」

「随分うなされていたね。大丈夫かい?」
どうやら夢をみていたようだ。
「あぁ、ちょっと昔を思い出しちまってな」
汗を拭いじゃむは答えた。

~ドルワーム王国~
豊富な鉱物資源とアストルティア一の機会技術を有す。アストルティア一豊かな国。。。だった。

「よっこいしょ。たしか右のテレポーターだよな」
じゃむは、まっすぐ右手に見えるテレポーターに向かった。すると・・・

お客様ドルワーム王国入国前にこちらで予防接種をお済ませください」
小柄なエルフが後ろから声をかけてきた。

「予防接種?ガキじゃねーんだぜ。犬でもないしな」

「失礼致しました。今ドルワーム王国では、伝染病が流行っておりまして、入国される方には予防接種をお願いしているのです。」

「知らなかったぜ。これでも世界を回ってるんだがな。」

「無理もありません。病気が広がったのは、つい最近で、国民のほぼ全員が感染しているため、外に情報が広がっていないのです。」

「なるほどな。」
そういってじゃむは右腕を差し出した。

「ちゃんハナもはやくしろよ」

「ぼ、僕はいいやぁ。ここでスマホふくびきでもして待ってるよ」

「おいおい、まさか注射が嫌とかってオチじゃねーよな」

「じ、実は・・・・・」

「おいおい勘弁してくれよ。」

「とにかく迎えにいくだけだろ。ぼ、僕が行く必要もないよ。」

ちゃんハナは動きそうもない。
仕方なく一人でテレポーターへ入った。

不思議な感覚だ。
目の前の景色が一瞬で変わる。

「いらっしゃい」
緑色の何かが、じゃむに声を掛けた。

「ゴブリン!!町の中にモンスターかよ!うおおお覚醒ッ!」
じゃむは戦闘体制に入った。

「待ちなさい!そこまでよッ!」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
振り返ると、小柄な女性エルフが立っていた。

僧侶つなな。かつてじゃむや、ちゃんハナと魔王を倒した4戦士の一人。

「お、つなさんじゃないか。」

「久しぶりねじゃむ」

「おいおい、それよりどうなってんだ。なんで街中にゴブリンがいんだよ。」

「じゃむ・・・彼らはドワーフよ。伝染病で緑色になってしまったのwwwwwwwwwwwwwww

「wwwwwwwwwwww。あの緑色のがドワーフだってのかよ。いったいどんな病気なんだ?

「そう、あれは1ヶ月前のことよ。ドルワーム王国がレンダーシアに派遣した調査隊の一人が帰ってきたの。ただ、彼の皮膚は緑色に変色していたわ。そしてその3日後、彼はグールになって死んだわ。それからよ。町の住民が次々と緑色になっていったのは。 なぜかエルフには効かないみたいで、私は病気の治療法を探すためにここに研究員として滞在していたの

「またレンダーシアか。じつは・・・」
じゃむはピラミッドの依頼の件を説明した。

「不死の軍団。何か引っかかるわね。もしかしたらピラミッドに行けば、ゴブリンを助ける手がかりがみつかるかも」

「一緒にきてくれるのか?」

「もともとそのつもりだったんでしょ 。それに不死の軍団に未知の病。私の力が必要でしょ」

「さんきゅッ!これで3人だな」

「3人?ふふふ。そういえば彼注射が苦手だったわね。いきましょう」

「なんでもお見通しだな。最後は、あいつか・・・・・一番厄介なんだよな」

新たな仲間を加えた一行は、ドルワーム王国を後にした。

次回「仲間を求めて~脳筋戦士とコロシアム~」


Fin