自分用メモ!

①二宮さん:初夏

お米の「米」という字は八十八という字から。

八十八というのは、お米ができるまでの手間の数。

88の手間をかけてお米はつくられます。


現在の日本の人口は1億2700万人ほど。

しかし、50年後には8000万人となると予想されています。

そしてそのほとんどが高齢者。

10人いたとして、そのうちの3人が7人を養っていく状態……。


現在日本は食料を輸入に頼っておりますが、輸入困難となる未来がそう遠くはないかも。

そのとき、自作自給することが大切に。

食料自給率100%を目指しましょう。


日本は江戸時代に300年間鎖国をしてきました。

その間はずっと100%自給自足で暮らしていたのです。

日本は自給自足ができていたのだから、今でもきっとできるはず。

江戸時代の鎖国を支えたのは、お米でした。


山田、大野、松本……こういった「みょうじ」は「苗字」と書きます。

苗の字。これは同じ仲間として稲作をする血縁集団のグループの名前でした。

また、「宝」という字。

これは「田から」という字から発展したもの。

お米は田からできる。お米は宝だ。そういう由来だそうです。


【お米は日本のたからもの 和也】


②松本さん:盛夏


夏といえばお祭り。お祭りといえば浴衣。

伝統的な浴衣、「長板中形」

模様にはいろいろな意味がある。

松本さんが着ていた浴衣は「川」の模様。

川の流れは終わらないという理由で縁起がいいのだとか。

他にも、唐草は「繁栄、長寿」、カブは「出世」

たくさんの意味があります。


また、夏といえばお盆

お盆は旧暦の7月13日~16日の4日間。

お盆という伝統はなんと飛鳥時代の657年からずっと続いているのだそう。

きゅうりとナスを使った精霊馬。ご先祖様のための乗り物です。

きゅうりはご先祖様が早く帰ってこれるように馬に見立て、

ナスは帰るのが少しでも遅くなるように牛に見立てて作られました。


そして盆踊り

これはご先祖様を見送るための踊りで、室町時代の念仏踊りから始まったのだとか。

今から100年後。

100年後の未来を想像してみてください。

そのとき、きっとこの会場の中で生きている人はいないでしょう。

ですが100年後、そのときに私たちは何を受け継いでいくのか


比叡山延暦寺にある最澄が灯した火。

1200年もの間燃え続けていました。

その火を消さないようにするために油を守り続けていました。

火が消えるときは油を断ったとき。

そこから、「油断」という言葉が生まれたのです。

私たちはご先祖様から残された伝統を、油断して絶やすことなく受け継いでいかなければなりません。


【伝統は 世の中を明るくする 先祖からの贈り物 潤】


③大野さん:秋


昔、豊臣秀吉は北野天満宮に客を招き、北野大茶会を開きました。

九州平定を祝ってのことです。

この茶会では秀吉自らお茶を立て、客にふるまいました。


「安分以養福」と書かれた掛け軸。

自分自身をわきまえるという意味だそう。

お茶会を招く亭主は招いた客に向けてメッセージ(掛け軸)を考えるのだと。

先生に茶道を習った大野さん。

進行を櫻井くんに任せて、静かな空気の中、茶を立てます。

大野さんが相葉さんに宛てた言葉は「主人公」

相葉「おそらく、ですけど……いまドラマやってて、リーダーはよく見てくれてるみたいで、『犯人だれ?犯人だれ?』ってすごい聞いてくるんですよ。まぁそういう関係もあってこの言葉にしたのかな、と」

大野「その通りです(笑)」

なんて会話をしつつ。

主人公にはこんな意味があるのだそうです。

①ドラマの主役

②私の中にいる

③純粋な本来の私

瑞巌は毎日、「主人公!」「はい!」とひとりで会話をしていたそう。

自分は自分のまま生きているのか?嘘をついて、偽って生きていないか?

そんな問いかけを、「主人公!」「はい!」というひとり会話を通して続けていたのです。


茶道を大成させた人物、千利休にはこんな話があります。

京都の今日庵でお茶を立てていた利休。

500年前、千利休とその弟子は、上林竹庵にお茶会に招かれました。

千利休に会えて感激した上林竹庵。緊張でうまく茶を立てられず、利休の弟子たちに笑われてしまいます。

しかしそこで利休は、「あなたのお手前は天下一です」と褒めちぎりました。

後ほど、弟子たちが「どうしてあのようにお褒めになったのですか?」と聞いたところ、利休はこう答えたそうです。

「竹庵は、自分の腕の良さを見せたかったわけではない。ただお茶をふるまおうとして、一心に茶を立てた。わたしはその心に感心したのだ」と。

これがまさに茶道の精神なのです。


【おもてなしは "形"より"心"が大事 智】


④相葉さん:冬


年末にすること。それは「餅つき」

12月に餅をつき、元旦にやってくる年神様にお供えをします。

年神様は「良運・年齢」を授ける神様。

そして鏡餅も年神様へのお供え物。

年神様の魂が宿ると言われているそのお餅。

それを「年魂」といい、そこから現在の「お年玉」に発展したのだとか。


また、年末には除夜の鐘を108回鳴らします。

108回というのは、人間には108の煩悩があるとされているので、その煩悩を消すために108回金を鳴らすのです。


そして年末に欠かせない行事、「年忘れ」

二宮くんの忘れたいことは、「興味の持てない自分」だそうで。笑

大阪にルームシューズで来ていたり、今日の私服がジーンズはもらいもの、ネルシャツは翔さん相葉さんからのクリスマスプレゼント、などなど、もらいものばかり。

流行やファッションに興味が持てない、そろそろ迷惑がかかる……ということを忘れたいそう。笑


室町時代から続く日本独特の文化、「餅つき」と「年忘れ」

年忘れは、自分の後悔や失敗などを忘れるというよりもむしろ、人の失敗を忘れてあげるということなのではないでしょうか。

古来から西洋の"裁く文化"とは違い"許す文化"と言われている日本。

最近「許せない」という言葉をよく耳にしますが、それは憎しみを生むだけの言葉。

許せないと思ったことも、忘れて、捨てて、許す。そうすると笑顔が増えるかもしれません。


【忘れて許して 笑顔が生まれる! 雅紀】


⑤櫻井さん:元旦


西宮神社で年初めに230mの距離を走ってその年の「一番福」を決める行事。

大勢の人が参加し、一番福を狙います。

今年の一番福の方が登場し、全員で学校内の一番福を決めました。

もちろん勝者はその方です。笑


年初めには新年の抱負を立てることも大事。

2002年の嵐の抱負は……

5人で日本海に温泉旅行にいくこと。

M:シングルをどんどん出す!

S:2~3ヵ月に1回

O:中途半端なものはよくない

AとNは……月イチと週イチだったかな?忘れました(聞き返す気はない笑)


過去のトークを聞いて恥ずかしがる面々。

N「無料じゃないでしょ?有料コンテンツでこのクオリティはちょっとひどいね。笑」

などなど。


有岡くんの抱負は、「嵐先生みたいに新国立競技場でライブをやりたい」

いのおくんの抱負は、「イノさんという番組をやりたい」


【一年の計は元旦にあり 一月の計は朔にあり 一日の計は鶏鳴にあり 翔】


これは毛利元就の有名な言葉です。

今日は2015年6月6日です。まだ半分も残ってます。

抱負を立てるのは今からでも遅くないし、挫折しちゃっても毎月、毎日やり直せるチャンスがあるんです。


山田「国民的嵐にもゆるいときがあったんですね」

S「今でも変わってないよ。ゆるいんだよ俺ら。笑」

などなど、感想を各々。


日本の行事、伝統は、ご先祖様が残してくれたプレゼントです。


そして最後に校歌を歌いました。