O「では、一時間目の授業、まずはこの先生です!」



モニターにニノの姿。なんか分からんけど超イケメてたぞ…w


N「よろしくお願いしまーす。 えー、これからですね、みなさんに見てほしいVTRがございます」

M「なになにー?」

N「今から、白いTシャツを着た人たちが何回パスをしてるかをねっ、数えて、先生に教えて頂きたい」





これ、わたしVTRにひっそりニノがうつってることを予め知ってしまってたので…まったく数えずにニノ探してました。すぐ見つかりました(笑)



N「相葉くん」

A「16回!」

N「ほおー。じゃあ櫻井くんは?」

S「えっとねぇ、おれも16回だと思ってたんだけどぉ…ひとつ聞いていいですか?」

N「はい?」

S「白いTシャツの人から黒いTシャツの人にパスするっていうのは…数えるんですか?」

N「ぶふっ…(笑)数えなくていいです、それは」

S「じゃ、15?」

N「大野くん」

O「俺が見てたのは16回だったけど…これからさ、投げる人もいるかもしれない」

N「はいっ?」

O「だから、VTRが止まってる時点では16回だったけどお」

N「そんなの数えなくていいです」

M「どうもでいいんだけどさあ、リーダーの、鍵のかかった部屋のリーダーに超似てる」

N「あぁ、すごいV(ネック)の人ねっ?でも違います、そんなところ気にしなくていいです」



N「これ、正解を言っちゃうと、まぁみんな大体合ってんだけど、16回です。でもね、先生そんなことどうでもいいんだ。見てほしかったのはね、実はこのVTR,先生出てました」


S「えっ?」

M「俺、気付いた…」



VTRまきもどし



N[ほら、ここの…左上のとこに。座ってます」

S「ほんとだ、全然気付かなかった」

N「ということでね、みんなはバスケのパスの回数を数えているから、先生が出てることに気付かないんです。この授業では、そういった思いこみ、先入観について授業をしたいと思います。今から先生が、カチカチのみなさんの頭を柔らかくしたいと思います」



スクリーンに、「二宮先生のカチカチの授業」





N「…相葉くん、笑って下さいよ」

M[どうしたどうした?」

A「いやっ、なんか…ドアが出てきてる」


スタッフさんがドアを運んでるのを凝視してたようです(笑)




N「今から相葉さん、このドアをあけて、向こうに置いてある消火器をとってきて下さい。できないと爆発しちゃいます。こわいこわいこわい!!」



A[俺できちゃいそうなんだけど」

S「確かに相葉くん、頭やわやわそう(笑)」

N「10秒で開けて下さいよ?よーい、すたーとっ!」


A「あれっ?うそだろうそだろうそだろ?」



おしてもひいても横にスライドしても開かず。

なんでか分かります?



N「ぃやったーーー!」



S「えっなんであかないの?」

M「もう触っちゃだめでーす」

N「はいだめー」

(まだガチャガチャやってる相葉さんに対して)



A「あれえ、東京では開けられたんだけど…」

N「それもね、東京では開けられたっていう先入観なんですよ。実はこのドア、上にあくんです」



ドアを持ち上げて蹴り上げるニノ



N「東京ではスライドでしたもんね?」

A「……先生すごいっすね!」

N「そしたら消火器がね、とれます」

A「やったーーーーー!」

N「やったーじゃないから」



N「これもね、もしかしたら下にがんって落ちるやつもあるかもしれない。ドアノブがあったら引く、そういう思い込みや先入観がはじまりといいますか、先に持ってる知識を使ってこうなるだろうと予想してしまうんですね。これを心理学用語でアフォーダンスといいます。アフォーダンスというのは、もともとは英語のafford、与える、提供するっていう意味からきてます。



たとえばトイレ。男性は青色、女性は赤色っていうのは一般ですが、今日はドーム内で一か所だけ、マークの色を逆にしてみました。



<スクリーンに色が逆のトイレがうつる→終わった後写メってる人がたくさんいました>



今日もずっと入れ替わってました。これ逆にしたら戸惑う人もたくさんいるんじゃないかなあって思うんですけど。先入観って言うのは、すべてが悪いわけじゃないんです。先入観を持つことによって暮らしを快適で便利にしてくれる。その一方で、先入観に慣れ過ぎると大きなデメリットがうまれてきます。



さあ!みんな!元気に走ろう!」



S「…先生、あのそれ…去年もやったんですけど」



ハードルがたくさん運ばれてきます


S「はいっ」

N「へいっ」

S「はいっ」

N「へいっ」



この間磁界。かわいい。



N「今から生徒のみなさんに、リレーをしていただきます。4人にくじをひいてもらって。ちなみに今日はですね、」

M「先生っ、あのっ、これ…なんかある」

N「4番目のところにだけ障害物を用意しております」



それを見て翔さんがくじへ走る。



翔→雅→智→潤の順番。



S「大野さん場所間違ってるよ(笑)」

O「あっ俺場所ミスってる」





N「このコースをみなさんでね、一分以内に走り切って、ゴールしてもらいたいなと」

M「先生!」

N「はい」

M「ちなみに平均は?」

N「平均っ?笑 スタッフで走りますと一分かからなかったです、」

M「これ、何か気付けるんですか?」

N「もちろんですよ」

O「一分…」

M[結構あるなあ」

N「先生はかるからね?じゃいくよ?ちゃんとゴールを切って下さいよ?」





よーいスタート。

相葉さんはやっぱり早いですねー。

翔さんから相葉さんへバトンを渡すとき、めっちゃ笑ってました(笑)

松本さんのコースのハードルは10こ。



そしてゴール。



N「45秒経過ー」



M「えっ?ゴールしたよっ?」



N「先入観の授業ですよー?残り10秒」



S「えっ、何々?なんかあるの?」

M「ゴールしたよ?俺」



N「はいしゅーりょー!失敗です!」



BANG!


O「なんで?!」

N「それ、なんですか?」

M「これ、ゴールテープ…」

N[違いますね、松本さんが切ったのは白いテープです」

「「「「………?」」」」

N「先生はゴールを切ってっていいました。松本くんが切ったの、それ、白いテープです」



絶句。



N「くやしーなー」

M「いやいや、悔しいのは俺らだろっ?」



M「待って待って待って、自分たちで気付こう!」



しばしゴールを捜索



この間、走って疲れたのか翔さんは4人と反対側でぐったり。

まったく動かずでした。こっち側来てほしかった…!





O「あった!」←Mだったかな



結局は松潤が飛んだハードルの真ん中にゴールって書いてありました。



S「それはわかんねーだろぉー!!」

N「あはははは!」



反対側から大声で声のみ参加な翔さん(笑)


M「そもそも切れんの?これ」

N「切れますよ、これ。こんな風に。発泡スチロールですから」



ハードルをそのまま歩くと、真ん中が次々切れていきます。

だから飛ばなくても、そのまま走ってればふつうに切れたんですね。





N「これもねっひとつの先入観ってことで」

M「ちょっと待って、ひとつ言っていい? ふざけんなよ!!!」

S「これはわかんねーだろおー」

N「んはははっ!」



N「だからね、ハードルだから痛い、とか。飛ばなきゃいけないとか。だからねっ避けてもよかったんですよ」

S「難しいぜ!」

N「んははっ!みんなもわーっつって。Jおめでとーって」

M「一生懸命飛んだ自分が恥ずかしいです」



N「みんなに走ってもらったのは、別に先生意地悪したかったわけじゃなくて。先生はねっカチカチの頭をやわらかくして可能性を広げたかったんです。心理学用語に、現状維持バイアスっていう言葉があります。人は何かをするときに現状維持をしようとする。冒険をしないんですね。たとえばパーカーが好きな人はパーカーばっかり買ってしまったり、いつもとは違うものを買って、後悔したらどうしよう?って思っちゃうんです。似合わないかもしれない、そういう先入観から現状維持をしてしまうんです。



たとえば、ニワトリは空を飛べるのか、考えて思いだしてみて下さい。恐らく、飛んでるところを見た人はいないと思うんです。でも実は、ニワトリっていうのは10m…いや、15mほど飛ぶ能力があるんですよ。でもそれを発見しないまま死んでしまう。ところがグループで一羽、飛ぶことが出来たらそのグループ全部飛べるようになるんですよ。



人が空を飛ぶことは、昔は想像もできなかったですよね。でも昔の偉人たちは、空を飛びたいと思って研究したから、やがて人は空を飛べるようになったんですね。つまりどんなことでも可能性が秘められているんです。



今回の授業で、これだけは覚えてほしいこと。



「先入観を取り払い 可能性のドアを開けよう 和也」





ありがとうございました。





続いてはこの先生ですっ!」