続いてはこちらの先生の授業ですっ!


大野先生の

 モシモシ  

 の授業


最初のほう、細かい会話が全然メモれてません、すみません。

突然携帯電話で、どこかに掛け出す大野先生。

実は、事前にスタッフさんが会場4万5000人のなかからラッキーガールを1人選んでいて、スタッフがその人に特製携帯電話を持って行って、大野さんと、直接。電話で話せるという演出でした。
当たった女の子は大野君ファンだったらしく、感動でうまく話せなくなってました。





「いまから僕とお喋りしましょう!」

「お、まじで?まじで?」
「どこ?…もしもし、もしもし!?あ、そこ?!
あなた、当たりましたよ~!」

「いましゃべってんだからそれくらい分かるでしょ」



Qどこから来ましたか?お名前は?

Qなにか僕に質問したいことありますか?

Q嵐の中で一番好きなのはだれですか?


そこでにのちゃん、かかさず…


「二宮くんは何番目ですかって聞いて!」

で、

「二宮くんは何番目ですか?」


って大野さんが聞いてました(笑)


こんな感じでと質問攻め。

そんで、その当たった子は大野さんのファンだし。

そりゃ喋れんわ(笑)

すごいどもった感じでした。失神しそうな。

んで、そろそろ電話も切るころに大野さん。太っ腹大野参上。


「その電話、記念に差し上げます!
ちゃんとね、嵐學校のシールが貼ってあるしね、
待ち受け画面も嵐學校マークになってるんです。」

いいな、いいな、うらやまし(笑)

「一生の思い出になるな。きっと。やっぱすげえな、やっぱり大野さんってスターなんだな。
俺らにとっては普通に話す、たかが大野さんなんだけどな(笑)」


で、電話が終わって…5分も喋ってないかな?

3分くらい?けど、きっと本人にはすごい長い時間だったと思う。…うらやま!←


ここからはちゃんとメモりました!



「みんな、電話に出るときなんて言う?」


「えー、そりゃ、「もしもし」とかじゃない?」

「気付いたときから「もしもし」だったよね」


「そう。その「もしもし」って言うのは明治時代に…

最初は「(電話したほうが)おいおい」「(電話とったほうが)はい、ようござんす」

だったんですよ。

その、「ようござんす」から、目上の人とか、丁寧に話すときは「もうしあげます」ってなって

それが「もうしもうし」になって、いまの「もしもし」となってるわけなんです。」


へえ~、もうしもうし…(と口々に)



「いまは簡単に携帯とかでも喋れる時代でしょ?

直接のコミュニケーションってのがなくなってきてると思う。

から、コミュニケーションってすごい楽しいもんだって分かってもらうために、いまから会場全体、みんなで繋がりましょう!もちろん僕たちとも繋がります!」



まずは、会場全員で握手をしてみよう!という計画。

見ず知らずの人も、全員含めて、隣の人と全員握手をしてください、と。

4万5千人全員と嵐さん5人が手をつないで…


その手を高く上げます。WAVEみたいに。



「うわ~、すげーいい風景!こんなの滅多に見られるもんじゃないよね」

「なんか4万5000人で『俺らの名前は?』『アラシー!』やった感じ!」

で、WAVEみたいに手をあげていったんですが…

大野先生、「上げて」とは言っても「下げて」とは言ってくれず。

二宮先生が「おろしてあげて」って言うまで手あげっぱなしでした(笑)


「次は噂の大野光線!」
「え…大野光線、ですか?それはいったい…?」

「あ、ご存知なかったですか」

「はい」

「俺が大野光線!というんで、会場のみなさんは手を繋いだまま上に上げてください」

「ちなみにその大野光線、…人体に影響は及ぼさないんですか…?」

「もちろんです」

「効能は?」

「はぁーっ!ってなる(手をあげる)」

「なにそれ、はぁーってなんの?笑」

「それは自然になるもんなんすか?」

「はい、光線を浴びたら自然になります。」


もう、この大野光線を発する大野先生の面白さとかは残念ながら文字だけでは伝えられません…


生徒4人を一列に立たせて、大野光線を感じたら手が上にあがるから、と。自然に。
1回目は生徒たち、ノーリアクションでザワザワ。
けど2回目はしっかり手が上にあがってましたよ(笑)


で、それを見本に今度は客席に大野光線を送るから…ってなりました。


大野光線発動!

~~~~~




「先生、今世紀最大のイベントでしたね。WAVE的なね?手をあげる」
「要はウェーブがやりたかったってことね(笑)」

「すごい肌色…(笑)」

「え?」

「や、みんな手繋いであげてくから一気に肌色になんの(笑)」

「…結局なにがしたかったの?WAVEがしたかったの?」

「違います、コミュニケーションですよ。」



「心を通じあわせるためには面と向かって、思ったことを言うことが必要です。

最近面と向かって「ありがとう」って、身近なひとに言えてますか?

ついつい後回しにしたりすることがありませんか?


というわけで今から、嵐のメンバーに身近なひとへありがとうを言ってもらいます。」


───

わたし、幸運なことに2回参戦させて頂きました。

けど、二日分のレポを書く元気はわたしにはありません(ごめんなさい)

ので、二日目の朝の分。24日は松潤、25日(朝)はニノ。

それぞれに送られた言葉だけ、ふたりぶん書かせてもらいます。

───



◎いちにちめ、松潤へ



「これは思ったより気まずい空気だな~」


「じゃ、最初は翔くんから行きましょう!」

「えぇっ、俺からあ?!えっ、これどんなテンションで言えばいいの?ふざけていいの?」

「ふざけたらだめですよ」

「まじめに言うの?俺が空気作るんだよな…」

「まじめに言ってくださ~い」


ぶつぶつうろうろ、恥ずかしいのか照れてるのか櫻井さん、松潤のほうは嬉しそう。



『えー…僕が松潤に感謝してること。

 初主演ドラマ「よい子の味方」のときの撮影が冬だったの。

 ちょうど誕生日を迎えるタイミングで。もちろんほかの3人にももらったけど、

 松潤からは耳あて、手袋と寒さ対策グッズをプレゼントしてくれました。

 試験もせまってギリギリのときに、実際のあたたかさと気持ちのあたたかさをくれました。

 そんな松潤に、ありがとう』


『えー、潤くん、これは。まぁ何事件といいますか。何故僕が「潤くん」と呼ぶかというと、

 僕より一ヶ月まえに事務所にはいったということで。 もう15年くらい一緒にいるけど。

 そこで、一度もこう…下から。いや、上から。

 見下げたことが僕には一回もありません。ずっと尊敬しています。

 コンサートのこととかを率先してやる潤くんに僕は尊敬して感謝しています。

 ありがとう』



『えー、松本潤くん。僕があなたに感謝することは、コンサートの本番の事件。

 脱いじゃいけないところで着てたり…


まで喋って会場から「?」と「笑」が…

「大丈夫ですよそれは」

そんな僕をお客さんと一緒のように見ててくれて。

コンサート中よく目が合うなあ。僕のこと好きなのかなあ?

とか思ったりしたけど。

そんな松本くんに心から感謝しています。これからも僕の衣装事情、よろしくお願いします』



『えー、松潤。確か5年くらい前の舞台。僕、ちょっと喉を壊してしまいまして。

 嵐の番組収録もあったりして。わざわざ家から喉の薬を持ってきてくれて。

 何も言ってないのに気付いてくれて、そのおかげで千秋楽、無事に終われました。

 あのときは今でも本当に感謝しています、ありがとう』



すると、潤くんをそのままにして授業を続けようとする大野先生。



「先生、松本くん戻してあげて。」


廊下にひとり立たされた子みたいになっちゃった潤さんが戻ってきて再開しました。


「松潤。どうだった?」

「なんかね。なんだかんだ長いんだね。いろんなことがありすぎて。

時間が経ったなあって。あの時かーって思い出したり。
これからも嵐5人でやってこうよ。」


「よろしくぴーす!」




◎ふつかめ、二宮さん


『えー、僕がニノに感謝していること。

 それは…バラエティーでものにのの立ち振る舞いです。

 あんまり…んー…難しい場面でも、コソコソコソコソ小さい声で指令を出し、

 それが結果、ぐっと面白くしてくれています。

 にの、どうもありがとう』


『二宮和也君へ

 かれこれ16年くらいの付き合いになりますでしょうか。

 Jr.のころから電車が一緒で、そのせいで一緒に遊ぶことが多くなりましたね。

 お正月、ふたりでタイにムエタイを見に行こうって誘ったのに、一度だけ断りましたね。

 ぜひ今度一緒にムエタイを見に行きましょう。どうもありがとう』


「なんのありがとうなの?!笑」


『えー、二宮和也さん。あなたは非常にいろんなものを普段からよく見ているな、と。

 ゲームをしながらでも、話しながらでも、周りをみて自分がどうすればいいのかなって考えて。

 俺がコンサートとか重い話をしてるときでも、一瞬で笑いの空気にしてくれる。

 えー、これからも変わらず、にのらしくいて下さい。

 いつもありがとう』



『ジャニーズに入ってから僕へのスキンシップ。

 正直、一時期、嫌なときがありました。

 でも、いまもしそのスキンシップがなくなったら、僕は寂しいと思います。

 いろんなスキンシップをありがとうございます』



翔ちゃんと潤くんはぐっときたね

俺もちゃんと言ったよ

なんだったの?

ムエタイ見に行こうなってこと

これありがとうを伝えるんだよ?この企画の意思が伝わってない(笑)

じゃもう一回やる?…あ、撤退されてる(ニノが乗っていた台が)



───

一日目に戻ります



「いまは電話やメールや手紙、いろんなツールが発達しています。

でも、本当につながれるのはやっぱり「言葉」


人が一生のうちに出逢える数っていうのは

1日2人なら、この会場にいる4万5000人程度。

そのうち名前を覚えるのは3000人、顔と名前が一致するのが500人。

そのなかで友達になれるのは30人。

そして、64億人ひとがいる中で親友と呼べるのは嵐と同じ5人だけなんです。

だからこうやって、みんなで集まってこうしていることはまさに「奇跡的」なんです。


伝えたい相手に、きちんと伝えたいことが言えてますか?

最後に僕が伝えたかったことは…


大切な人に

   ありがとうを

たくさん伝えよう

          智


これで、今日の授業は終了です!」