「それでは続いての授業は…この先生です!」


LoveRainbowで相葉先生がスクリーンに。

当然会場はきゃぁああ!笑



「さぁ。ということで相葉先生の授業ですよ!」
「先生メシ作れよ!」

「二宮くん口悪いですよ!あとで職員室に来て下さい」

「やめて下さい。それはほんとに来るからやめて下さい(笑)」


「では、みなさん!そろそろお腹がすいてきたんじゃありませんか?」

「そうだね、さっきリレーもしたしね」

「でしょ? ということで僕が担当する授業は…パクパクの授業です!」


相葉先生の

 パクパク

の授業


「今日は皆さんiに“おいしいしょうが焼き”を作りたいと思います!」


ここで、みなさんメモってね、と相葉くんからの念押し。


「あの、…僕たち、一回被害が出るマーボー豆腐を食べたんですけど……大丈夫っすか?」

「俺は中華屋の息子ですよ?」


「今日の給食当番は…二宮くん!」


ここで不服そうな二宮さんの顔(笑)

渋々といった感じでキッチンに移動。


そして給食係の二宮さんは、ご飯と味噌汁をよそう係に任命(笑)

ちなみにこれは元から作ってあったものです。



ここで相葉氏、フライパンに大量にごま油を。


「先生、油入れすぎじゃないですか?!」


「えー、皆さん!どんどんメモって下さいね!家でも簡単に作れますから」


「別にメモんなくても分かるんじゃないの」


「相葉流のポイントがあるんです!」



「まず油に玉ねぎを入れて。野菜を入れます。ここはサッサって感じで」


「そしてこの野菜たちを端によけて豚肉を入れます」


「1、2、3、ダーッ!!」

(豚肉投入)


「…相葉先生、全然ウケてませんよ?大丈夫ですか?」

「大丈夫です(笑)」



「ここ!ポイント! 豚肉は炒めずに焼き付ける!焼肉みたいにねー!」


「みんなにポイントメモしろって言ったのになんでそんな早口なの」



「あんまり肉動かさないほうがいいよ」


大丈夫ですか相葉先生(笑)


「そして…ジャーン!相葉流ポイントです!

 砂糖とみりんのかわりにこれ、ハチミツを入れます!」



コクが出るのと、肉の表面にツヤを出すために入れるんだそうで。



えー、ここまでの材料を、フライパンに入れる順にまとめます。



玉ねぎ  野菜  豚肉

日本酒 大さじ2  しょうゆ 大さじ2

しょうが 大さじ1  にんにく 小さじ4分の1

ハチミツ



こんな感じですね。


そして相葉くんがはちみつをいじってると。


「はちみつ食べたいな」


「どなたですか?(笑)」

「くまのプーさんです」

「えっ…」

「くまのプーさんです」

「「「(笑)」」」

「くまのプーさんです」

「それしか答えないんです(笑)すみません(笑)」


松本さんはプーさんの付添い人ですか?笑



まぁそんな感じで出来上がりまして。

相葉先生がお皿に盛り付け、給食係の二宮さんと一緒に机に運びます。


机の座る位置は、


松本 櫻井

───━━━

二宮 大野


相葉さんは先生なので立ってます。





「はい、手と手を合わせて!」


「「「「なぁ~むぅ~」」」」(お辞儀) (なむあみだぶつ的な?←)


たぶん打ち合わせもしてなんだろうけど

あんなにピッタリあうの、すごいと思う。


さすが嵐さん!翔ちゃんのオトノハでも言ってたけどね(笑)


「違うでしょそれじゃお陀仏になっちゃうでしょ!」

「いや、俺らな~む~世代なんで…言ってくれないと分かんないんすよ」

「もう、いただきますね!もう一回!」


「手と手を合わせて!」


「「「「いただきます」」」」



「どう?!おいしい?ねぇどうなの?なんか反応してよ!」


特にリアクションもなく、黙々と食べる中、


「なんかしょうがのかたまりみたいなのがある」


みなさん「えっ…」という感じで相葉さんを見る中、相葉さんは。


「あっそれはアタリです!うひゃひゃ、すごいですねー」



「ねぇおいしいとかないの?」


「いや、うまいよ!普通にうまい」

「美味しいですよ」

「うん。普通に食べられる」


でもそれだけじゃ満足いかないご様子。


「ねぇもっとうまい、おいしい以外になんかないの?

 なんとかの宝石箱やぁ~みたいなリアクションないの?!」


口々に「おいしい」というメンバー。

それでもご不満だそうで。

「まとめると、みんな感想が足りないー!」

「「「「(笑)」」」」


「ちゃんと五感で味わってください!」

「あーうまい!」

「櫻井くん聞いてますか?!」

「聞いてます聞いてます」



皆さんが普段何気なく食べている豚はどのように育てられているのか?

相葉くんが帯広の、「平林牧場」へ行って、1日いろいろなお手伝いしたVTRでした。

<VTR>

ナレーションも相葉くんです。(ナレの場合は<>です)


「というわけでやって参りました!

北海道の帯広十勝!ん?十勝帯広…?やってまいりました!」



相葉くんがやって来たのは北海道。

平林さんという方を訪ねて養豚場へ。



平林さんは、元はハムやソーセージを作っていたそうなんです。

が、空気も綺麗で水も綺麗な北海道がよくてここに来たそう。

牧場の大きさは東京ドームの5.5倍。



すいません、見入っちゃって、あまりメモが取れませんでした。

それくらいすごい、感動するものでした。

だからこそ、記憶の限り書きたいと思います…


平林さんの文字の色は●●●これです


VTRには豚が大事に育てられてる様子が流れます。
そこで子ブタとご対面。(の前に赤ちゃん豚もありました)


「うわ~可愛い!すげぇ~ちょっと…抱っこしてみる?」

「してみる?」


(子豚が少し暴れる)


「分かった分かった、ほ~らよしよし」


この辺は志村動物園みたいな感じです。
そしたら急に、いままで寝ていたお母さん豚が立ち上がり柵に近付いてきます。


「うわ、ほら、ほらほら…(子豚を母豚のもとにかえす)

…すごいね、愛情がね!」


<今までは温厚だったお母さん豚が、子豚のことになるとこんなに怒ります。

 人でも豚でも、母親の愛情は一緒なんですね>


そして平泉さんのお手伝い。


「相葉くん!ちょっと手伝ってくれる?」

「…はい!」


「これって一日どれくらいやるんですか?」

「12時間!」

「何時起きですか?」

「んー…7時に起きて8時に出る、かな」
「うわあ、大変ですね…」


<動物の世話に休みはありません。

 愛情と根気が必要なんですね>



牧場の仕事は、育てるのももちろんですが、出荷もしないといけません。
美味しいお肉になるために屠殺場へ送らないといけないんです。



いろんなお手伝いをした最後、



「相葉くん!出荷、してみようか。」

「…はい。」


<出荷とは、豚が肉になるために屠殺場へ豚を送り出すことです>


「じゃあ相葉くん、大きそうな豚を…じゃあ、10匹。

10匹選んで、この赤いスプレーで印つけて。 」


いまのいままで、普通に生きていた豚たち。
それが自分の選択ひとつで、今日までの命になってしまうという。
その責任感に怯えた表情の相葉くんですが、
「はい」と答えます。

選ぶ豚がはなされた場所へ移動。


「いや~…なんか…すげぇ…あれだね。」

そんなことを言いつつ、苦しそうな表情で豚たちを見つめます。


<印をつけられたら今日までの命だというのに、なついてくる豚もいます>


「うわ、こうやってくると…余計つけられないよ…」

そう言って悩む中、まずは最初に一頭。

印をつけた後の相葉くんの顔。


「うん…。オッケー。」


苦しそうな顔で。でもしょうがないから。

仕事だから、割り切らないとだめだから。


そんな苦悩の表情に見えました。


最後の方は平泉さんに指定されて、ようやく10匹に赤い印をつけて、


「っ…終わりました!」

トラックに乗せるまで、豚もきっと察してるんでしょうね。
逃げようとする豚をトラックに追い立てて。

トラックに手を振りながら、静かに見送る相葉さん。


トラックが見えなくなった後、相葉くんが平泉さんにおそるおそると言った感じで聞きます。


「平泉さん、…どんな気持ちで、いま、見送ってるんですか?」

「んー…今日もいい仕事したな!って感じかな」

「そうなんですか…」

「だから、成長するまで、育ててる間に愛を捧げるのよ。

だから、食べる人は無駄にしないでほしいかな」



これでVTRは終わりです。

ほんと、リアルな…すごく感動というか、

「食べることのできる」今の環境の大切さを改めて感じました。




「さて、VTRを見てもらったんですが…

 実は、いまの豚。…さっき食べた豚なんです」


「えっ?さっきの?」

「いまVにうつってた豚?」

「そうです。僕が印をつけた豚です」


「これを知って食べるのと知らないで食べるのと、僕は大きく違うと思います」



そして最後のまとめ。

この辺り、相葉くんの目が潤んでました。



さて、僕の授業で、改めて「食べる」ということがどういうことなのか、分かって頂けたでしょうか。

朝、昼、晩。当たり前にご飯が食べられているけど、それが当たり前じゃなくなるときがきます。


いま、世界の人口は増え続けています。

そして○年後(すいません分かりません;)には食糧の生産が追いつかなくなり、食糧不足となると予想されています。


専門家の方にお聞きすると、それを防ぐ方法がひとつだけありました。

それはとても簡単なことです。


ご飯を食べ残さないこと。

いま日本では1900万トンの残飯があるそうです。


そして僕はこうも思います。


(標語風に)

美味しいものを食べるのではなく

食べ物を美味しく食べるようにする事


食べ物を美味しく食べるようにするっていうのは、

例えば誰か大切な人と食べること、楽しく食べること。あたためて食べること。

それこそ、こういう風に考えて感謝しながら食べるのもひとつの手です。


食材を作ってくれる人、そして料理を作ってくれるお母さんに。

みんなに感謝をして。


そして今日、僕が伝えたかったことは。



ごちそうさま(の後に)

ありがとう(を)

       雅紀


()は相葉くんが読むときに言った言葉です。



以上で僕の授業は終わりです!