齋藤つうりさんの今日のブログを読んで、私も午後１０時から３．１１で被災された方々へ
健やかな祈りを送らせていただきました。
つうりさんはその記事で
裁きを持たない健やかさの祈りは震災の痛ましさを生きる力に変えるのだと思う
と、つづっていました。
健やかさ・・・私なりに考えました。
辞書を引くと・・・いや、ネットで調べると
（つい、辞書を引くと、と、使いたくなる。）
生き生きと強いこと
素直である事
明るく開けていること
善的なことに向かっていること
自然と調和していること
丈夫なさま
健康であるさま
しっかりしているさま
と、続いて出てまいりました。
健康、体だけではなく精神的な心の健全さもいっているような。
私なりの健やかさを表現してみようと思いました。
健やかさ・・・と、思ったときに一番に感じたのは
雨ニモマケズ 風ニモマケズ でした。
何？と、思って宮沢賢治の詩集を取り出し、読みました。
以前私は宮沢賢治の雨ニモマケズ 風ニモマケズがどうしても気になって、この詩集を買ったのですが、
あまりにも難しく、ここだけ読んで閉じてしまっています。
そこで目に止まったのは
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシズカニワラッテイル
・・・
まだまだ続くのですが
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
なんだろう、こう最後まで読むと、
自分を出さず、人に寄り添い、必要な分だけ食べ、慾を書かない。
人の評価は気にしない
最後は
ソウイウモノニ
ワタシナナリタイ
と、終わるのですが、
その気持ち、態度、在り様が健やかさに通じているのかなと、思いました。
支配するのではなく、何かに従わせようとすることもなく
何事にも驕らない在り様。
人に寄り添う心。
私的な健やかさは健康も大切だけれども、それ以上に
在り方、心の在り方、自分の在り方が大切なのだと感じました。
ここでは上手く表現できないけれど、私は自分の在り方として表現していきます。
弥勒力ガーデン 田中園子
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被災された方々、大地にヒーリングを送ります。