頼みの綱のブロック注射が効かず、失望しつつ、再度病院へ。翌週にもう一回、今度は神経根ブロックというのを打つことに。これは患部の神経に直接打つ注射らしい。仕方なく来週までは痛み止でガマン。痛い痛い痛い…。

上司に連絡、翌週の出張は外してくれたそうだ。感謝の言葉も無い…。引き続き一週間休むことに。

一週間後、神経根ブロックを打ちに行く。透明な台の上でレントゲン映像を見ながら打つらしい。…なんかものすごぉぉぉくものものしい雰囲気なんですけど?

なるべく注射は見ず、心を無にして横になる。先生が見透かしたように、

「怖い?」

はい。怖いです。つか神経に針刺すとか怖くないわけないっちゅうねん!

「行くよ~(明るく)」

ああああキタキタキタいやここまでは注射の痛みだ。大丈夫だ。

先生「左足に来た?」

私「太ももにピリピリ…来てます。」

先生「はい、終了」

…まじすか。あんまり痛くない。なんだびびって損したぜ…。

先生「じゃ、しばらく寝ていてね」

…あとで他の方の話を聞いて思いました。この先生、かなり腕がよい方みたいです。ブロック注射もそんなに軽くさくさくできるものでは無いらしく。ここに辿り着いたのはラッキーだったかもしれません。

さて、当日は痛くないのですっきり帰宅。さて翌朝の結果は…
硬膜外ブロック注射を打ち、久しぶりにほっとした気持で眠りにつく。やっと眠れる…。

…が、その夜ふと目が覚める。何でかって?痛いからさ!腰から足にかけて今まででもMAXの痛みが襲う。絶え間なく鈍器で殴られてるみたいだ。痛みで訳がわからなく、気がついたら壁を殴り、タンスに頭をぶつけている。とめどなく涙が出てどうしようもない。明け方まで数時間、のたうちまわる。しないといけない仕事のこと、楽しみにしていた予定、いろんなことが頭をぐるぐる回る。
都立病院の診療でMRI2週間待ち(絶句)の事実に、どこか他で取れないかと病院検索…。渋谷の慶友整形外科がヒット。隣にメディカルスキャンクリニックがあるらしい。しかも、この病院名からして医者は慶應卒に違いない。なんかよくわかんないけど、良さそうだ。
既に痛みで朦朧とした頭で病院へ。母に連れていってもらう。よかった一人暮らしじゃなくて…!診察→MRI→診察の結果、「椎間板ヘルニアだね~。痛みも長いし、ブロック注射が効かなかったら手術考えたほうが良いかも。でもまだ若いからね…」と色々説明してくれたあとに、

「今日注射打ってく?」

…ス、スピーディーっすね…。ヒビリつつも、はい。打ちます。だって仕事あるし。

親切な看護婦さんの介添えで半ケツになる。心なしかみんな気の毒そうだ。聞くとかなり痛いらしい。なるべく先生の顔を見ず、心頭滅却して備える。

「は~い、行くよ~」痛い…痛いけどこれは普通の注射の痛みだ。

先生「ドーンって来た?」
私「う~ん…まだ…です………ぐはぁっ」

腰が異様に重くなった所で液を入れて終了。その後しばらく横になり、立ち上がると

「…痛くない!」
奇跡だ。医療バンザイ!慶應バンザイ!…と思ったのもつかの間…これは局所麻酔のためで、麻酔が切れて初めて状況が解るらしい。
でも久しぶりに痛くない!すげー幸せだ!空ってこんなに青かったんだ…と意気揚々帰宅。久しぶりに座って食事をする。