大漁
昨年から千葉の山奥まで通勤を開始したのだが、職場の最寄り駅には本当に何もない。あるのは謎の弁当屋のみ。駅前のロータリーは野外ライヴが出来る位にスペースが空いている。最近駅の付近にようやくコンビニが出来たが、歩いて約10分位というズンドコなロケーション振りである。
そんな環境の中、唯一昼飯が食える店があるのだが、ここが本当に凄い。美味いとか不味いとか全て超越して逆の意味で、ですが。敢えて店名は伏せるけど、飯を食うのに困り、Googleサーチすると最近流行りの爆盛り、ってやつ?らしいのでこれは面白いかなと興味を持ち早速行くことに。若い頃みたいにラーメン二郎で大ブタダブル野菜増しとかはもう出来ませんが、未だにそれなりに食えるから一丁チャレンジしますか、Go for broke、の心境で出向いてみた。FORWARDの歌詞の様に動いてから決めろ!だ。
初入店は通勤を始めた昨年の年頭。店主のお勧めらしき、生姜焼き定食をオーダー。1000円位?EP1枚買える値段だ。値段は高いがそれ相当の物が出てくるのだろうな、そう思いジッと料理の登場を待つ事数分、出て来たのは…
真っ黒に焼かれた細切れの豚肉だった。
一口食べてみる。肉は無駄に硬い。ガムかよ。味は甘い。みりんさん入れ過ぎだろ。やはり量は多い。しかし不味い!なんだこりゃー!オレの方が美味く作れるわ!松田優作の殉職シーン張りに絶叫してしまいました、心の中で。
店構えも店内も店主もお客さんも凄い。バラックみたいな外観に、メニューの張り紙だらけの雑多な店内。怪しげな観葉植物の隙間からちらほら見える常連のオヤジ共は平日の昼間から酒をかっくらってる。しかも皆様、普通に車で来てるし。無法地帯だ。
成田空港が近い場所柄か、店の前の国道はパトカー、護送車が頻繁に通過しているのにこの有様。店から出て来た車をとっ捕まえたら余裕で免停なのだが、警察もオヤジ共を捕まえる気も無いんだろう。挙げ句の果てに店の裏には汚い犬小屋と雑種犬二匹。犬には罪は無いが、保健所の抜き打ち査察が入れば一発でアウトだろう。つーか保健所もワザとスルーしてるとしか思えない。何だかとんでもない所だなーと、変な物、変な者好きな血がメラメラと我が体内で炎上しているのが解った。バーニングスピリッツ!また来るか否か?そりゃ来るよ!
二回目の探訪。
普通に味噌ラーメンをオーダー。味もオーダーも普通過ぎた。マリワナ海溝より深く反省。この時は仕事が多忙で時間が無かったので、店員さんに早く出来る物は?と質問したのだが、全部同じ位だとやる気の無い回答。はー、ラーメン作るのもカツ丼作るのも同じなんすかね。 疑問符がDARK ANGELのリフ張りに我が頭の中を高速で過ぎったのだが、その謎は厨房を見渡した瞬間に解けたのだった…。
それは何故か?ええと、何故かと言うとですね…この店、厨房にテレビがあり、店主がテレビを観ながら料理を作ってるからです。厨房にテレビがある店なんか初めて見たわ!店主を観察してると、調理の合間にめちゃくちゃテレビを観てるし!手が止まってるし!そりゃ時間も掛かるわ…トホホ。
第3回目の探訪。
会社でイヤな事があり、憂さ晴らしに今日はいっぱい食べちゃうよ!と愛車のスーパーヘビーメタルモンスターマシーン(要約・原チャリ)をかっ飛ばして例の店へ向かう。
駐車場には一台の車、先客あり。ナンバーは都内、恐らく我が社の周りにある会社に来た営業マンだろう。入店すると2人のサラリーマンが視界に入った。会話をこっそりと聞いているとどうやら初入店らしい。リーマンの片割れはカツ丼をオーダーしていた…あーあ、やっちゃったよ、それは地雷だよ。とんでもない代物が出て来るよ、と悪魔の囁きをするもリーマンには残念ながら届かない。この後、リーマンの間抜け顔が驚愕の顔に変貌するのを連想しニヤニヤしながら、カツ丼の登場を今か今かと待ちわびた。私は牛肉丼をオーダー。
数分後、カツ丼が重々しく威厳に満ち溢れて登場。この時、私がテレビ番組の音響担当であればBGMには間違いなくCOUNT RAVENのStorm warningを使用するであろう、それ位重く陰鬱な雰囲気が何も知らずにこの変な店に入ってしまったら哀れなリーマン達を包んでいた。重箱の蓋が閉まらない程に詰め込まれたカツ丼は、既に米がこぼれていた。
リーマンはやはりギブアップ、カツ丼を残して這々の体で都内に逃げ帰って行った。しかしその数分後、そんな姿を見て心の中でほくそ笑んでいる私を悲劇が牙を剥いて襲いかかって来た…ジャガーの牙ならぬ、牛肉丼の牙が。
牛肉丼がウェイターのおばさんと共に颯爽と登場。やはり、予想通り先程のリーマン達が頼んだカツ丼同様に中身が重箱からこぼれ落ちている。Hello from the gutterならぬ重箱からこんにちは、である。味噌汁は適当に椀によそった感がありあり、ワカメが椀にベチャっと引っ付いてるし。この店、器もスプーンも料理を運ぶお盆も年季が入りすぎているので、洗えてはいるのだが見た目はイマイチだ。そんなお盆に引っ付いたワカメは流石に食べる気が起きない。きれいにしてから出せよ!なんて思いつつ重箱の蓋を開けたら…
牛肉丼とは偽りの、白滝だらけの白滝丼じゃねえか!!!牛肉1:白滝9の割合だ。蓋を開けた瞬時に私はジェラルド・ゴルドーにボコられた高見州張りに戦意喪失、半分以上残した。普段、私が食べ物を残す事は殆どない。どれだけ不味い物を食べてもよほどの事がないと残さない自負がある。しかし、これだけは諸手を挙げてギブアップの意思表示を全力で示した。
その後の仕事が全く捗らなかったのは、此処に書くまでもない。
四回目。
カツカレーをオーダーして暫し待つ。出て来ない。嫌な予感がする。トイレに行く振りをして厨房に近付いて行くと…オヤジがテレビに夢中になっていた。更に、後から入ってきたリーマンのカツ丼を先に作って出しやがった。ウエイターのオバハン、間違いにようやく気付いてオヤジに突っ込みを入れているのが聞こえて来た。あーあ、やられた。すぐにオバハンが私の元へ来たが、理由も述べずに『すいません、カツカレー時間がかかります』だと来たもんだから更にびっくり!お詫びの言葉は全く無し。
二度と行くか、こんな店!!!
…と、普通の人なら思うんだろうけどね。
この後何回か行ってカツカレーにありついてます。ネットではカツが大きい、となってますが殆ど衣だけどな。でも美味しいと思います。
色々と突っ込み所満点の店、
京成電車の最果て、
芝山千代田駅から車で約五分。
らーめん大漁
詳しくはウェブで。
あ、店名書いちゃった。
そんな環境の中、唯一昼飯が食える店があるのだが、ここが本当に凄い。美味いとか不味いとか全て超越して逆の意味で、ですが。敢えて店名は伏せるけど、飯を食うのに困り、Googleサーチすると最近流行りの爆盛り、ってやつ?らしいのでこれは面白いかなと興味を持ち早速行くことに。若い頃みたいにラーメン二郎で大ブタダブル野菜増しとかはもう出来ませんが、未だにそれなりに食えるから一丁チャレンジしますか、Go for broke、の心境で出向いてみた。FORWARDの歌詞の様に動いてから決めろ!だ。
初入店は通勤を始めた昨年の年頭。店主のお勧めらしき、生姜焼き定食をオーダー。1000円位?EP1枚買える値段だ。値段は高いがそれ相当の物が出てくるのだろうな、そう思いジッと料理の登場を待つ事数分、出て来たのは…
真っ黒に焼かれた細切れの豚肉だった。
一口食べてみる。肉は無駄に硬い。ガムかよ。味は甘い。みりんさん入れ過ぎだろ。やはり量は多い。しかし不味い!なんだこりゃー!オレの方が美味く作れるわ!松田優作の殉職シーン張りに絶叫してしまいました、心の中で。
店構えも店内も店主もお客さんも凄い。バラックみたいな外観に、メニューの張り紙だらけの雑多な店内。怪しげな観葉植物の隙間からちらほら見える常連のオヤジ共は平日の昼間から酒をかっくらってる。しかも皆様、普通に車で来てるし。無法地帯だ。
成田空港が近い場所柄か、店の前の国道はパトカー、護送車が頻繁に通過しているのにこの有様。店から出て来た車をとっ捕まえたら余裕で免停なのだが、警察もオヤジ共を捕まえる気も無いんだろう。挙げ句の果てに店の裏には汚い犬小屋と雑種犬二匹。犬には罪は無いが、保健所の抜き打ち査察が入れば一発でアウトだろう。つーか保健所もワザとスルーしてるとしか思えない。何だかとんでもない所だなーと、変な物、変な者好きな血がメラメラと我が体内で炎上しているのが解った。バーニングスピリッツ!また来るか否か?そりゃ来るよ!
二回目の探訪。
普通に味噌ラーメンをオーダー。味もオーダーも普通過ぎた。マリワナ海溝より深く反省。この時は仕事が多忙で時間が無かったので、店員さんに早く出来る物は?と質問したのだが、全部同じ位だとやる気の無い回答。はー、ラーメン作るのもカツ丼作るのも同じなんすかね。 疑問符がDARK ANGELのリフ張りに我が頭の中を高速で過ぎったのだが、その謎は厨房を見渡した瞬間に解けたのだった…。
それは何故か?ええと、何故かと言うとですね…この店、厨房にテレビがあり、店主がテレビを観ながら料理を作ってるからです。厨房にテレビがある店なんか初めて見たわ!店主を観察してると、調理の合間にめちゃくちゃテレビを観てるし!手が止まってるし!そりゃ時間も掛かるわ…トホホ。
第3回目の探訪。
会社でイヤな事があり、憂さ晴らしに今日はいっぱい食べちゃうよ!と愛車のスーパーヘビーメタルモンスターマシーン(要約・原チャリ)をかっ飛ばして例の店へ向かう。
駐車場には一台の車、先客あり。ナンバーは都内、恐らく我が社の周りにある会社に来た営業マンだろう。入店すると2人のサラリーマンが視界に入った。会話をこっそりと聞いているとどうやら初入店らしい。リーマンの片割れはカツ丼をオーダーしていた…あーあ、やっちゃったよ、それは地雷だよ。とんでもない代物が出て来るよ、と悪魔の囁きをするもリーマンには残念ながら届かない。この後、リーマンの間抜け顔が驚愕の顔に変貌するのを連想しニヤニヤしながら、カツ丼の登場を今か今かと待ちわびた。私は牛肉丼をオーダー。
数分後、カツ丼が重々しく威厳に満ち溢れて登場。この時、私がテレビ番組の音響担当であればBGMには間違いなくCOUNT RAVENのStorm warningを使用するであろう、それ位重く陰鬱な雰囲気が何も知らずにこの変な店に入ってしまったら哀れなリーマン達を包んでいた。重箱の蓋が閉まらない程に詰め込まれたカツ丼は、既に米がこぼれていた。
リーマンはやはりギブアップ、カツ丼を残して這々の体で都内に逃げ帰って行った。しかしその数分後、そんな姿を見て心の中でほくそ笑んでいる私を悲劇が牙を剥いて襲いかかって来た…ジャガーの牙ならぬ、牛肉丼の牙が。
牛肉丼がウェイターのおばさんと共に颯爽と登場。やはり、予想通り先程のリーマン達が頼んだカツ丼同様に中身が重箱からこぼれ落ちている。Hello from the gutterならぬ重箱からこんにちは、である。味噌汁は適当に椀によそった感がありあり、ワカメが椀にベチャっと引っ付いてるし。この店、器もスプーンも料理を運ぶお盆も年季が入りすぎているので、洗えてはいるのだが見た目はイマイチだ。そんなお盆に引っ付いたワカメは流石に食べる気が起きない。きれいにしてから出せよ!なんて思いつつ重箱の蓋を開けたら…
牛肉丼とは偽りの、白滝だらけの白滝丼じゃねえか!!!牛肉1:白滝9の割合だ。蓋を開けた瞬時に私はジェラルド・ゴルドーにボコられた高見州張りに戦意喪失、半分以上残した。普段、私が食べ物を残す事は殆どない。どれだけ不味い物を食べてもよほどの事がないと残さない自負がある。しかし、これだけは諸手を挙げてギブアップの意思表示を全力で示した。
その後の仕事が全く捗らなかったのは、此処に書くまでもない。
四回目。
カツカレーをオーダーして暫し待つ。出て来ない。嫌な予感がする。トイレに行く振りをして厨房に近付いて行くと…オヤジがテレビに夢中になっていた。更に、後から入ってきたリーマンのカツ丼を先に作って出しやがった。ウエイターのオバハン、間違いにようやく気付いてオヤジに突っ込みを入れているのが聞こえて来た。あーあ、やられた。すぐにオバハンが私の元へ来たが、理由も述べずに『すいません、カツカレー時間がかかります』だと来たもんだから更にびっくり!お詫びの言葉は全く無し。
二度と行くか、こんな店!!!
…と、普通の人なら思うんだろうけどね。
この後何回か行ってカツカレーにありついてます。ネットではカツが大きい、となってますが殆ど衣だけどな。でも美味しいと思います。
色々と突っ込み所満点の店、
京成電車の最果て、
芝山千代田駅から車で約五分。
らーめん大漁
詳しくはウェブで。
あ、店名書いちゃった。