Surrender | Heavy Metal Is My Way

Surrender

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1月16日

Y&T来日公演@川崎


今回も凄かった…サンフランシスコから熱い風を吹き込んでくれた。

未だにライヴの余韻に浸っている日々。

デイブさんの暑苦しい程に熱い歌と、

これでもかと泣きまくり弾き倒す魂のギタープレイ。

聴き惚れ、数々の名曲に涙が出て来ました。

いい曲が多いバンドは強い。

とにかく名曲が多いこのバンド。

Surrenderは比較的後期の曲ですが個人的ベストソング。

ライヴの詳細は適当に検索して、観なかった人は後悔して下さい。

サンフランシスコの熱いシーンと言えば、
スラッシュメタルもその一つ。

80年代中期に勃発したその地獄の烈火の如き熱き炎は、

瞬く間に世界中へその火の粉を撒き散らしその炎は日本へも飛び火。

当時はヤングメンだったオレはその暴力性に完全に魅了されてしまいました。

寝ても覚めてもスラッシュメタル。

BATHORYで朝目覚め、家を出るまでステレオの前で買った音源を聴く。

ウォークマンにPOSSESSEDのアルバムをダビングしたカセットをぶちこみ、

友人達とそのカセットのトレードを毎日の様に行い、

寝る前にARTILLERYを聴き悪夢に悩まされていた…

そんな青春を過ごした上、高校でバンドを組むものの、

文化祭ではEXODUSだのSLAYERだのを演奏するもんだから散々嫌われるし、

サボってMETALLICA、MEGADETH、ANTHRAXの初来日公演を観に行くも、

サボりがバレて教師に叱られ、VENOMの初来日では客の少なさに愕然とし、

SLAYER初来日では会場で喧嘩をした後に荒谷勉ことトム・アラヤによる、

ラッシャー木村さん張りのこんばんは事件にズッコけ、

今は亡きMZA有明でNUCLEAR ASSAULTの初来日では、

日本初のモッシュを経験し、待ちに待ちわびたEXODUSのセカンドが入荷した、

とディスクランドから電話があった次の日、

学校が終わった後にダッシュで西新宿まで買いに行き、

次の日に教室で試聴会を開いたものの、余りのサウンドの変化に愕然とし、

クラスでも意見は真っ二つに分かれ、

ロフトやら鹿鳴館やらエクスプロージョン等のライヴハウスに通い出し、

悪い先輩達に騙され、下手の横好きで未だにバンドもやり、

たまに日本でも海外でライヴをやったり、

普段はうだつの上がらないサラリーマンをやったりして今現在に至る訳です。

そんなオレ自身の通って来たモノが、
この『GET THRASHED』に全て凝縮されてます。

勿論、スラッシュメタルを体験していない人でも十分に堪能出来ます。

HEADBANGERS JOURNEYやANVIL!、FLIGHT 666など、

メタルを題材にした映画が数多く撮影される様になった現在、

このGET THRASHEDはスラッシュメタル、

という余りにも今までのメタルの歴史上で、特化し過ぎていた音楽史の黎明期を、

当時の雰囲気と逸話をバンドメンバーは勿論、

ジョニーZ等のレーベル経営でシーンを支えた功労者等

(何とTORRIDのオーナーまで出てる!)、

当事者達のインタビュー、ライヴ映像等を取り上げ生々しく掘り下げた、

非常に貴重な映像であると思います。

個人的にはハードコアシーンからの視点が非常に興味深く、

血で血を争うスラッシュとハードコアの抗争等を大興奮して観ました。

日本もライヴハウスも当時は少なからずこんな感じだったよなあ。

パッチGジャンを着て消毒GIGなんか出向いた日には…

高校の時の話ですが、ハードコアバンドやっててもギターリフを刻んでたらメタル、

と言われた事があるし、スラッシュバンドを組んだらハードコア寄りだ、

とライヴハウスから出演を拒まれた事もありました。


あの頃から思えば今は平和だな。

それが良いとか悪い、とかの意味合いでは無くてね。

バンドも客も、こうしてネット上で言いたい事も言える訳だから。

人生に必要以上の便利さは求めてはならない。
結果的に不幸さえ生み出す事すらあるから。