Chain Gang
土曜日
仕事後、池袋へ。
CASBAH、3回目の復活ライヴを観る。
復活が2回目とカウントされる事がしばしばあるけど、
数年前にひっそりと千葉ルックで一回ライヴをやってます。
85年位、所謂スラッシュメタルなる音楽が世に勃発した時、
年齢的に多感な時期だった事もあり、そのサウンドに完全に惹き付けられどっぷりとはまってしまった。
METALLICA、SLAYER、VENOM、EXODUS、KREATOR等々を聴きまくり、
今でも呪縛から逃れられないでいる。
日本のスラッシュメタルバンドにもかなり影響を受けた。
GENOA,VIETNAM,666,DEMENTIA、AIRRAID等のライヴに足を良く運んだ。
中でもこのCASBAHには多大な影響を与えられ、
自分の中でかなりの物を締めていると思う。
Russian Roulette EP、Infinite Pain Demo、
Hold Upオムニバス2、Heavy Metal Force3など、
とにかく音源を聴きライヴに行き頭を振りまくっていた。
メイク時代には神楽坂、鹿鳴館がメインで、
素顔になってからは旧新宿ロフトが主な活動拠点。
西新宿を歩くと、今でも自然にCASBAHの曲が頭を過る。
今回のメンバーは誰なのか?
様々な不確定情報が流れ、それがオレの中で様々な思いと変化する。
期待はしてはならない。そう自分に言い聞かせる。
そう、終わったバンドなのだ。
CASBAHは終わった。
METALLICA同様に、あれだけ一途に想い続けたにも関わらず、
オレの中では終わりを遂げたバンドの一つ。
理由はつまらない事だと、今になって冷静になり思う。
が、若さ故にそのつまらない事に拘り、
自分の愚かさに気付かないのだろう。
若い、という事は時に残酷であり、実に浅はかな物だ。
ライヴ開始。
あのバグパイプの旋律がスピーカーから流れると全身が総毛立ち、
体内に流れる血が逆流するのを感じた…
性なのか。
冷静にいよう、いようとする程に興奮が隠せない。
『ディスチャージ!!!!』
羽鳥さんのシャウト一発で何かが吹っ切れた様な気がした。
何時の間にかオレは15歳の頃に戻っていた。
気が付けば最前列でヘッドバンギングをしていた。
気が付けばあの頃の様に拳を振り上げ、
あの頃の様に叫んでいた。
ノスタルジー?
そうなのかもしれない。
実際にそうなのだろう。
否定は出来ない。
オレはあの頃から何も変わっていない。
嗜好や格好は多少なりとも変化はしているのだろうが、
根本的な部分では変わっていないつもりだ。
CASBAHだって何一つ変わっていなかった。
あの頃と全く同じ、あの姿のままだった。
賛否両論、色々あるだろう。
オレは支持するよ。
同じバンドマンとして、支持する。
今も昔も、CASBAHには変わりがないのだから。
