「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」を観た!!
「戦闘少女 血の鉄化面伝説」を観た!
つーか最近それしか観てないっ!!(笑)
折角なので感想を書いてみますよ。
今回の作品、「戦闘少女」は井口昇監督、西村喜廣監督、坂口拓監督の3人が
共同で一つの物語を監督する!という企画。
それを聞いて「んな事して一本の作品に纏まるの???」と
ありえない様なカオスっぷりを想像していたけれど
蓋を開けてみると
「3人の監督のやりたい事、好きな事がこれでもか!!と詰まった
『超ビジュアル系スプラッターガールズアクションムービー』」
でしたよ!!!!
今まで3人の監督作を追いかけてきたファンにとっては
「とても贅沢なフルコースでもう最高!!素晴らしいっ!!! :
と絶賛してしまう出来。
全体を3章に分けてそれぞれの監督が各章を担当しているのですが
坂口監督演出の商店街を舞台にしたアクションシークエンスは何度観ても面白いし
井口監督が大好きな「ドジっ子」キャラ、その歴代最強のキャラクター、佳恵を演じる
森田涼花さんの殺人的な可愛らしさも凄い。
・・・というか何故こんなに可愛らしくみえるのか????
森田さん本人の可愛さは当然として、それ以上の+αを感じる原因は
佳恵のキャラの動き、口調その他を演出した井口監督の乙女心にある!!と断言できる、つかしちゃう。
全ての女優を乙女キャラに演出できる男、井口昇監督、恐るべし!デスネ!
そしてトリを飾る西村監督担当の第3章!
日本を巻きこんだ歴代最大規模の惨劇の中、
ミュータント少女達が血まみれの戦いを繰り広げるわけですが
今回特に面白いと思ったのは
「人体を使って遊ぶ感覚」つーかその発想とイメージ。
これはどんな状態で、このシーンのアレが、と書くとネタバレになるので書けないのだけど
水井真紀さん演じるキャラの設定や動き、
泉カイさん演じるサチエと琴乃さん演じるシホvs佳恵のオチなど、
人体を材料にそれをバラバラに繋ぎ合わせて、動きもつけて想像を膨らませて作品として
みせるというか、人体で遊ぶ感覚がP・ジャクソンの「ブレインデッド」と同じベクトルではないか?
なんて思ったりしましたけど、俺だけですかね??
西村監督と言えばスプラッターなイメージですが
「独特の照明による色彩感覚」と「人体を使った誰も観た事の無いイメージ」を追加して
3本の柱を持った日本が誇れる「残酷描写アーティスト」である!!と改めて感じました。
(と!ここまででも十分長いから、携帯で見ている人はゴメンなさい!
まだいきます!)
「じゃあ、監督、作品のファンしか楽しめない映画なのかよ??」
といったら全くそんな事はないのがこの作品のバランス感覚というか面白いところで
主演の杉本有美、高山侑子、森田涼花以外のキャストは
ほぼ今までの井口、西村、坂口作品でお馴染みの オールスターキャストで固め適役、相手役で登場。
・・・・・・・・
で気が付いたのだけれど この作品は以前から井口監督が好きだ!自分の原点だ!と
言っている「遊園地のお化け屋敷、カーライド」の映画版なんだな。
主演のアイドルさん達と彼女達のファン=お客さん
監督や他のキャストさん達=お化け屋敷側のスタッフキャスト
で、作品全体をお化け屋敷(上手い例え、言葉が出てこないので
あれです、「マーダーライドショー」とかのアレ)と置き換えると
次々に見たことも無い世界にお客を誘い、最後には西村監督担当の
ブース、部屋が待っていると言う・・・・(笑)。
3人の監督の自分達の大好きな世界を楽しんでもらいたい!という
観客に対する「おもてなしの心」を感じます。
あと気付いたのが
「井口昇監督の決意、作品的な成長」みたいな事で
「片腕マシンガール」は弟の復讐のためだけに生きる少女
「ロボゲイシャ」は姉と大切な人々を守るために死を覚悟して戦う少女
が主人公だったのですが、今回の「戦闘少女」は前2作のヒロイン達と
同様の苦しみ、悲しみを経験しながらもキャッチコピーの様に
「死んでなんかいられない!」と困難と逆境に立ち向かっていく
主人公になった。
これは「片腕マシンガール」から始まり、今や日本発の
ジャパニーズエクストリーム作品を支え
沢山のスタッフさんや常連の役者さん、ファンの人達の
支持を得るようになった井口監督の決意の表れではないか???
・・・・なんて期待したりしていますよ。
・・・・・・長くてゴメン。坂口監督のパートの話も書きたいっ!
けど、まずは「戦闘少女」現時点で「7回」観ての感想でした。