四月の雪夜中に霙か雹か、そんなものが降ったのは知っていた。 帰り際にもパタパタと何か降ってきて 慌てて軒のあるところを使い、電車に乗り帰宅した。 雨に流され、雪道は崩れていたが、その姿は痛々しかった。 寒い。腰を超えて膝下ぐらいまで長い黒皮のコートが欲しくなった。 この屋根に乗った雪ももうしばらくで溶けてしまうのだろう。 頑張れ…