辛い思い出で
よく辛い時、苦しい時にかく「脂汗」「冷や汗」
これを同時に全身から吹き出すようにかいた事がある…
何があったのかは話すつもりはないが、着ていたシャツはもちろん
履いていたパンツやインナーまでもが、汗で重くなりゴワゴワしたぐらい
その時の精神的な苦労や疲労を考えると、このぐらいの量は出てもおかしくないと
とにかくこんなにも短時間で、こんなにも濃い汗をかくものかと我ながら関心した。
ただ問題はその後である。
この類いの汗 匂いが独特である。 いわゆる汗臭さとは違う
「自分の体液」身体の中の何処かから溢れ出したのか
「血」の匂いではない、なまめかしい匂いがした
俗に言う「労廃物」とも違う、ある意味で非常に人間らしい匂い
死や絶望などがこころから溢れ 体液に混ざり放出されると
あんな匂いになるんだろう。
今朝方、そんな類いの汗をかいた 理由は自分の魂の行き先を見誤ってからか。
その匂い
屠殺された後に内臓などを取られ、水などでキレイに洗われた精肉前の豚の腹の内側の匂いに似ている。