どうもぅ夏羽目裕太です。きょう放送のNHKバリコレアフタートークをみましたー。

 

 バリコレは、今年六本木で行われた、障害者のファッションショーのようです。

障害やその人の特性に合わせて、たとえばトランスジェンダーのはるな愛さんが、半分は男、半分は女の衣装で登場していましたが、そういう感じというか。たとえばアルビノという人たちのことは僕ははじめて知ったのですが、生まれながら肌が白かったり髪が白かったり、そうした人に、「白」を強調したファッションをしてもらおうなどなど。

 

 僕は精神障害者ですが、ほかの障害に興味をもつのはまったくの異分野です。もちろん、共感できることもある。人と違うことや、どういうことが障害になっているか、そうしたことを気にする方が多い。それもけっこう気にするようです。たとえば僕の場合、精神。統合失調症というと、妄想や幻覚が目立っている。これは理解されるし、自分でも理解できる。でも、それ以上に、そういうものがなくなってから、たとえばアルバイトしようとしても、能力的になんとなくできない、とか、コミュニケーションがなんか違うだとか、そうした障害が出てきます。そこで障害者枠というのがあったりするようですが。

 

 そうした共感できることはありますが、でも障害者とはいえ、違う。みなさんそれぞれの障害特性で悩んでるし、もっといえば、一人一人問題は違う。

 

 障害というのはわかろうという気持ちがないとわからないとも思いました。

 

 今回の番組では、自分の居場所といったことも話していました。発達障害などを抱え、あと、自分の性がわからないという方、その方がバリコレにでて、自分の居場所がわかったというのです。

 

 そこで自分の居場所を僕も考えてみたのですが、いまはないです。僕はいままで、必死に健常者になろうとしてきました。たとえば普通にバイトしようとしてもうまくいかない障害ってなんでしょうか。自分にも見えない障害に、障害者というレッテルを貼られ、それを気にしてきました。

 

 強がり、自分はできると無理をし、悪化しました。

 

 そんな自分。それを今回のテレビを見て気がつきました。