一年間の延期を待ってのソロワンマン。
単純に『ゴールデンボンバー』の鬼龍院翔を観に来た方には大変つまらないものだったろう。
福岡も急激に気温の下がったこの日。
客席は一切立たず、鬼龍院翔の歌う、どちらかといえば『暗ぁい』バラード曲を延々聴く(笑)
彼の声を、きちんと聞いた方は分かると思うが。
彼はあの見た目と裏腹に大変に低い、セクシーな声を出すのだ。
ドロッと、ジメッと、生臭い彼の世界観は彼そのもの。それを含めて彼を可愛いと思えるのだから、私も大概、頭を打っているかもされない。
自伝を読み、ブログを読み…『これはあの時の…』と、生々しく感じる。綺麗じゃない彼の言葉は、彼しか歌えない。それが生臭さ。
端々にちりばめられたファンサービスは彼らしい心遣いではあったが、このプレミアチケット、どれだけの方々の満足しただろうか。
『濃縮還元鬼龍院翔』(笑)還元しちゃったよ。
歌に関しては、低音の発声は昔と大きな差はなく。頭蓋骨と口腔に響く丸く、体全体から出る心地よい音。
主として高音の発声をかえてあり、未だにゆれる部分はあるが、随分と違和感は消えた。しかし、4~5年前との違いは明らかで。慣れるまでもう少しかかりそう。背筋を使っての発声の為か、声が前に出づらいのか?また、少しキツイ(固い)印象にも思える。
と、ここまでは声の事。
鬼龍院翔の歌、本音。
綺麗事じゃないから大好きなんだな、と痛感。それは変わらず。
個人的に
咲いて咲いて切り裂いて
片思いでいい
夜汽車
片思いでいい、は、療養後に完成した曲で安定。
その他の曲の低温は、本当頭蓋から脊椎に響いた。
腐男子。涙が溢れた。
かれはゴールデンボンバーを大切にしているから、このソロは必要だったんだな…と。
立ち上がったり、踊ったりしなくたって、伝われば楽しめる。それを感じたライブだった。
物販も購入せず、彼の歌に十分充たされて帰路へ。
鬼龍院翔、まだだ。
目が離せない。