知らない場所、店に単騎突入することは、わりと勇気がいりますよね。しかし、やらねばならぬ。そう決意し(大袈裟)、まず電話でアポを取り、とりあえず営業している、と。まあHP見りゃわかるんだけど(笑)、このご時世じゃないですか? 店が急に閉まってても、文句は言えないわけで。

ギターを担いで原付に乗るわけだけど、けっこう持ちづらい。そして重い。町中ではギター担いでる女子高生とかもいるけど、あれ、凄いね。

で、スマホの地図頼みで走り、到着。少し前に買った、スマホを固定するためのスタンドが、使い物にならないことに気付く。いや固定出来ないやんけ。てかこれ、自転車用じゃね……?(戦慄) 

とにかく、原付を停めていいことも確認しておいたんで、その辺は心配なし。

すいませーん

と入る。なんとかクリニックの2階の、本当に小さいメンテナンスショップ。多少販売しているギター用具もあるけど…。おっさんがやってきて、電話で説明しておいたけど、今一度見てもらう。

観察したあと、「これじゃ音でないね」と。あ、まじすか……。して、なに故? 

弦高の問題らしい。弦高が低すぎる、と。可能性の1つとしては検索で辿りついたけど、それをいじるには不安があって、ショップを探したわけで。間違ってはいなかった、ということか。なぜそうなったかというと、俺が弦を張り替えたときに、全部の弦を外してしまって、ブリッジもはずしてしまったからのようで……。たしかに、「あれ?取れちゃった」となりました。その間に、サムナットがグルグルとアホみたいに回り、弦高がずれてしまった、と。レスポールのこのタイプの弦の張り替えは、一気に全部やらないで、半分ずつやるといいよ、と。……学んだぜ……!!


で、颯爽とギターのメンテナンスに移るおっさん。その手付き、まさに職人……!!かっけえ……と目を奪われてました。あっという間に弦高を修正、チューニングまで終わらせて、「これで大丈夫ですね」と。ややビビりはあるかも知れないけど、それは仕方ないんだって。確かに、そういう説明をしている動画も見たわ。おっさん曰く、ビビりを完全に無くそうと思ったら、物凄く細かい調整が必要になるんだと。普通に弾くぶんには必要ないよ、とのこと。とりあえず、壊れてなくて良かった……。

他には

「もしかして俺の弦の張り方がおかしいから?」と最初の方に聞いたら、巻き方を見て、「よく巻けてますよ。1~3弦はちょっと怪しいけど、それは練習するしかない」と。特に3弦は一番固いんだって。たしかに、3弦が一番大変だった気がする。巻き方のコツとして、よく引っ張って、一点は押さえる、と。伸ばしながらやるのがポイント、と。あと、ストリングスワインダーを買ったといったら、「使わない方がいいかも(笑)」だって。ふむ……。

で、あとは「最近は弦の交換を依頼してくる人もいるんだけど、それは全部断ってるんだよ」と。確かに、弦の張り替えを店に頼むってのは、そもそもギターと向き合うのを避けている感があるから、上達しないわな……。おっさんも、「最初は上手く行かないけど、慣れて欲しい。ギターでまず自分でメンテナンス出来るのが、弦の張り替えだから」と。

高いギターではないんだけど、俺がこのギターへの思い入れを少し話したところ、「今、このクオリティのギターを買おうと思ったら、それなりの値段がするよ。売ってるギターも、正直昔よりクオリティが下がっている。いいギターだよ」と言ってくれて、感激。


そして、金払おうとしたら(相場がわからんので一応金は卸しておいた)、「ああ、いいよ」と。え? いやいや、普通にメンテナンスしていただいて、正直金払いたいくらいなんだけど、「いや、いいよ(笑)」と。これ以上は無粋かなと思ったんで、有り難くご好意に甘えることにしました。なんだかんだで時間取ってもらったのに、……いやー、なんだか申し訳ないっすわ。

最後にもう一度お礼を言って、退散。

最初はそこまで愛想良くない感じもして、ちょっと怖い人なのかななんて思ってたけど(笑)、本当にギターを愛する人って感じで、とにかく助かりましたとさ。

そして、帰りにアンプ用にイヤホンジャックを買う。てめーアンプ通さないって言ってたやんけ!と? 人は変わる生き物なのさ……
ではなく、どうやらアンプ通して練習した方がいいんだってね。細かいノイズだとか(ミュート出来てないとか)、特にピッキングの強度に明らかに違いが出てしまうんだって。強く弾く癖が出来ると、音は汚いわ、ピッキングが滑らかにならんわとか、修正が大変らしい。よって、今日からなるべくアンプを通します。人は過ちを認めてこそ、前進出来るのである。

行って良かったのです。